挨拶は手話で行うコロナ仲

 筒井康隆の短編に「関節話法」というのがある。
「間接」でなくて「関節」。関節をポキポキ言わせる音で会話をするというもので、どの関節を鳴らせているかがわかるように視覚的にも訴えるものらしい。

 いまぞこの関節話法に注目すべきではなかろうか。
 新型コロナで「できるだけ話さないように」と言われている、しかし挨拶も省略してしまえばギスギス感がある。なので声を出さない会話をしたいところである。まさにうってつけ。
 なので提案
「挨拶を手話で交わしたらどうだろう。」

 我ながら当たり前のことを考えたなと思った。どこかの手話普及団体が旗を振っているのではないかと探した。

 ない。
 ならば自分で動くか。(受け取ってくれる人がいないと挨拶のしがいがない。)

 前の部署に聴覚障害の人がいたな、頼んで講師になってもらえないかな。その人にしかできない仕事。やりがいを持ってくれそうだ。。。あっそう。そういえば社内システムのID、昨日チェックしたところだった。

net group /domain
net group (グループ名) /domain
net user (ユーザーID) /domain
の出力結果と名簿を使ってID別に所属セキュリティグループのリストを作るツールだ。

 とりあえず、最初に普及しそうなのは、「魁!男塾」死天王のひとり、羅刹の「兜指愧破」、ではなくて”I love you”かもしれないな。(手の形が酷似)

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