オリンピックに「入国税」賦課を

 オリンピックで選手以外に9万人ほどやってくるらしい。
 これ、利用できないかね。
 外国からの人に「入国税」はもらってもいいんでしょ。お客さんじゃないから「お・も・て・な・し」は不要。これをコロナ対策費用の財源にしよう。
 一般の観光客ではなく、営利目的のため、あるいはスポンサーとしてお金を持っている人だから、ひとり10万円くらい出してもらっても大丈夫だろう。すると合計900億。  あれ、国立競技場の建設費が1500億円。全然ペイしない。
 仕方ない、ひとり100万円だ。(つまりそんだけ費用がかかっているのだ。)

 しかしできるだけ早く帰っていただきたい。というわけで「滞在税」を作ろう。1日10万円。そのかわり14日間のホテル隔離の費用は無料という大サービス。成田に降りた人は実績のあるホテル三日月。関西空港に下りた人は和歌山かな。GoToトラベルの仕掛け人、自民党の二階幹事長の地元だ。全面協力してくれるだろう。

 ただし入国した人、ちゃんと帰ってくれるのかぁ?ビザを出すときに支払い能力があるかは確認しているだろうが、スポンサー系の資産家はいいとしてジャーナリストは踏み倒す気まんまんという可能性もある。

 結局は雇い主のマスコミが支払うのだろうけど、支払わず出国しようとした人がいれば入金が確認されるまでは収監することもかんがえておかないとね。その間「懲役」とまでは行かなくてもある程度仕事をしてもらわないわけにはいくまい。ここでジャーナリストたちには美味しい職場を提供しよう。福島第一原発のお仕事である。ただし問題は「よしこれを記事にしよう」として放射線量の高いところに勝手に行きそうなこと。現場監督は呼び戻すだろうが言うことを聞いてくれるだろうか。日本に取材に来る以上日本語は堪能なはずなので、注意されていることはわかっているはずだが「ワタシニホンゴワッカリマセーン」としらばっくられると嫌だなあ。

 ほとんどの人は放射線に斃れるかもしれないが、ジャーナリスト魂とはそういうものなのかもしれない。

社会問題ネタ、目次
ホーム