共通テストの東大会場での切りつけ騒ぎ。名古屋の、はっきりいって落ちこぼれが(東海高校の偏差値が高いから「エリート」という報道もあるが、実態はこっち)わざわざ上京しているところ、迷惑な話である。え?生徒会長までやったって?更に迷惑だな。来年、その高校への推薦枠、絞るところが増えそうだ。学校を代表する生徒がそれなのだ。校内がいかに荒れているか、想像は容易である。社会問題ネタ、目次へしかしそういう高校にいいニュース。これは個人の凶行ではあるが、凶行に見せかけた陰謀なのだ。陰謀であれば高校に責任はない。
切りつけられた男女に対して、当然「救済措置を」という声は上がる。でもどうする? 公平に判断する方法がない。新型コロナで受けられない生徒に救済措置を、なら、目立たないし、数も少ないから言っちゃ悪いが「適当に」流すことも可能であったろうが、今回はチェックの目が厳しいぞ。
私が考えられる手法は「直近の共通テスト模試の成績を基準に、実際の得点との相関を洗い出して、みなし点を算出する」くらいである。ある程度納得してもらえるやり方であろう。候補としては11/3の「ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試」、同月20日の「全統プレ共通テスト模試」あたりか。私がこの3「業者」に関連していたら早速データ提供を申し出る。算出のプログラム程度共通テストが終わるまでに書き終わる。
「共通テスト」いまでこそセンター試験とどう違うの?になっているが、元々は大学入試に民間業者を関与させ利権を拡大するという側面があったことを思い出そう。それは容認できないということで、もとに戻ったのだが「ようするに民間業者は公的入試への参入を狙っている」ということ。このタイミングで「うちがスコアを算出します」、救済策を打ち出せば反対はできまい。「二次試験のみで」よりもよほど公平感がある。
だからこの切りつけ事件は利権を拡大しようとする政治家と業者が結託した陰謀、ということにしよう。すくなくとも共通テストが終わるまでは。
というのは、落ちこぼれが妬んで起こした事件であれば、どこで起こってもおかしくないが、「陰謀」であれば、初日に東大でしか起こらない、ということで受験生が安心できるからだ。東大では直接の被害者ではなくても、目の前で事件を目撃してショックを受け、泣きじゃくって試験が受けられず、追試を受けることにした子もいるという。ほんとに救済措置が必要なのはこっちじゃないか?