共通テストで試験中に撮影した問題用紙を外部に送信し、回答を得る、という不正行為が「また」あったそうだ。回答を作った人たちは「共通テストの問題とは知らなかった」と言っている。あたりまえだ。分かったらそっちが危ない。社会問題ネタ、目次へ
当然のように「試験はスマホの電波が届かないところでやらないといけない」という人が出てくる。ワタシ的にはこういう提言をしたつもりの人、嫌いである。「じゃあ具体的にどうすんの?」「それはそっちで考えて」。・・・いいんだよ、別に。あとで「自分の言ったようになった」と思わなければね。
(ひどい例があった。Linuxが出た時「OSをアセンブラで書けば速度があがるという自分の主張が裏付けられた」なんて書いてるやつ。そんなの当たり前だっていうの。自分もLinux開発に協力したなら言ってもいいけど。)なんでそういう事をわざわざ言うかというと「不可能じゃなさそうだからだ」。今から各会場に電波を遮断する設備を作ったらいくらかかるかわからない。また大学で電波を遮断したら無線LANが使えない、休講情報がスマホに飛ばせない、ということで逆に問題になろう。ならば予め電波が届かないところで行えば良い。
いくらか案を出してみよう。山梨県のどこだったか「電波の届かない地点」に全受験生を集める。ダイヤモンド・プリンセス号を無償徴用し、洋上で試験を受けさせる。この調子で20個も案を出せば一つくらいヒットするだろう。
いくらかでも実現性がありそうなのは「自衛隊駐屯地」というセキュリティの高い空間で受けさせる、である。まずはそんなに数があるのだろうか。北海道でいうと、札幌、旭川、帯広、東千歳・・・27箇所ある。一方共通テスト会場の数は25箇所。数だけであれば対応できる。問題は試験を受けるキャパシティだが、いざとなればテント張るかな。演習、ということにして自衛隊員にご協力願おう。
(大手町の新型コロナ予防接種会場の運営、感心したのだ。やるなあ。会場最寄駅は竹橋だが、大手町駅にも人を配置して勘違いした人を誘導していたのだ。)まずはテストケースとして、かの切りつけ生徒を擁する東海高校の受験生を対象とすべきだろう。自衛隊駐屯地だと何かあっても取り押さえることができそうで安全性の面からもプラスである。
高校側も弁明として、そういうのが出てくるのを予測できなかったけど、起こってみれば学校のケアが不足していたかもしれない、なんて言うから「じゃあ他に出てくるかもしれないわけだよね。実際いたし」と言われても言葉を濁すしかないわけだ。
もう一つのケースは、かの問題漏洩犯罪者の出身校ということで。地方の駐屯地ではどうなるか、確認するというケースも必要だからね。