大阪万博、資金捻出法

 大阪万博、例によって経費が見積もりを大きく超える!をやっている。
 経団連が「是非!」と言っているが、そんなに大事なものなら一千億円くらい「投資」すればよいのに、と普通は思うだろう。それでもチケットを二千億円分くらい買って、貧しい子供に配るくらいの計画は立てているだろうが、半額であってもチケット市場を圧迫しない分、現金出資のほうが良い。統一教会でさえ百億円の「寄付」を申し出たのだ。
 せっかくの浄財を「法律的な位置づけがない」で断ったそうだが、まったくぅ、私が当初提案していたように(法律的な位置づけがない)安倍首相の国葬で香典としてわたしときゃよかったのに。

 とりあえず経団連には一千億円出資してもらうとして、これで「リング」くらいは完成するだろう。他に必要な資金を捻出する方法はないだろうか。
 大阪府庁、大阪市役所、各区の庁舎を売却するというのはどうだろう。バブル崩壊後、各都市銀行は本店ビルを売却したのだ。そのくらいやってもいいだろう。都市銀行の本店売却も(必要がなかったのに)金融庁が「指導」した結果なのだから、同じように指導すれば従うはず。(しかし維新はどうして困ると国のせいにするのだろう。橋下も豚インフルのときステージで大声を上げて国に泣きついていた。)

 住民サービスを考えて窓口は今の地に残すとして、オフィスは万博会場のパビリオンを解体せず、そこに移転すればよい。夢のある職場として人気になるだろう。延伸した地下鉄も恒久的な利用者が見込めて十分採算は取れる。

 とてもいい発想と思うがどうだろう。
 逆にどこか悪いのかしら???
 強いて言うなら、その地にカジノを誘致するつもりなだが、公務員の目が光るとお客さんが寄ってこなくなるのでは?という懸念があるかも、くらいだ。 (接待に使いにくい、はあるだろうなあ。誰への接待かを追求しないのは武士の情け。)

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