飛行機ってよく燃える!?

 正月の(海保機と)日航機の事故。NHKのアナウンサーさえ戸惑っていたいきなりの映像からリアルタイムで見ているが、実に疑問な事があった。「航空機ってあんなに火の回りが速いのか?」(燃料のケロシンはそんなに燃えやすいものだっけ。ガソリンじゃないんだし。)

 VOAでそれを取り上げたニュースがあって納得。新素材を使っていて、どうやらそれは意外と燃えやすいものだったそうな。同じような素材で作られたボーイング787が2013年にロンドンで事故を起こし、消すのに手間取ったとか。なるほど、海外から調査のために来日するはずだよ。でも前例がないわけではないのだから、この辺の情報はきちんと各航空会社や空港には説明しておかないと。(したのかな?)
 例によって「なぜこんなに燃える?」と疑問を挟まなかったマスコミやなんとか評論家に対する不審というかなんか(あんたら注意力、思考力不自由すぎない?)はまたもや堆積するのでありました。

 というわけで、「早く出してください、(ドアを)開ければいいじゃないですか」と叫んでいた女の子は、これが一生の黒歴史になるであろう。「うちの子はちゃんと脱出方法をわかっていた」なんて思っているような親だと、ろくな子にならないね。ドアを開けたら火が吹き込んで皆さんお陀仏である。親はちゃんと説明したのだろうか。
ドアを開ければいい、くらいのこと、プロだから百も承知で、その上でリスクを考えているのだよ、と教えないと。まあ、こういうパニック時は口を閉じること。平時に尋ねるとしても「ドアを開けられない理由はなんですか?」と冷静に聞こう。向こうもその辺はわかっていて・・・なんかしどろもどろになるやつ多かったなあ。

 もっとも「ドアを開ければいいじゃないか」と口を挟むおえらいさんが多いのも実情である。
 現場が苦労して開けたら「自分の指示が良かった」「もっと早くできなかったのか」としたり顔。
 そんなことしていると、ある日説明するのがめんどくさくなって「指示通りドアを開けました」の結果、大惨事が起きたとしても仕方がないね。命がかかってなければやっちゃっていいんじゃないか、と思いたくなるものだ。
(だからその子にはきちんと説明する必要があるのよ。)

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