駐車場を真の地場産業に

 この夏、ギョーザを食いに宇都宮/浜松に行った。
 宇都宮は味がよく、浜松は後味が特に良い。
 宇都宮のライトレール、低床式でちょっと興味がわいた。
 モーターはどこにあるのだろう。全面にわたって床が低いので入れる場所がない。
 ひょっとして天井?
 今度行く機会があったら乗ってみたいものだ。

 宇都宮市街を歩いて印象的だったのは駐車場の多さ。
 ライトレールを導入したといってもやはり自家用車必須の地方都市、なのだろうか。中心街を歩いただけだが(中心街だからこそ?)いたるところに駐車場がある。  しかし地方経済振興の観点からは残念な点がある。管理の問題からだろうその大半は「コイン駐車場」となっている。つまり、本来その土地に落ちるはずの駐車場収益が、コイン駐車場のチェーンを持つ全国的な(?)大都市資本の(??)大企業(???)に吸い上げられているという構造が見て取れるのだ。  これでは地方経済は疲弊するだけである。
 「地方の時代をこの宇都宮から」とでもいいそうな政治家?いるよねえ~は、この対策を実施するべきである。さすがにひとつの自治体では厳しいので、いくつかの自治体が共同して、現行のコイン駐車場に代わる低コスト駐車場管理インフラを開発し、積極的に導入することによって、地方のものとしてカウントされる売り上げからくる利益をその地方に留めることを考えなければならない。 駐車場管理は、各自治体がそれぞれ外郭団体(第三セクター)を作ってそこに任せることになるだろうか。・・・利権料が上乗せされて駐車料金は高くなるかもしれないなあ。

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