なでしこリーグ、オールスター戦を何とか実現できないかと今、関係者はいろいろ手を回しているだろう。スポーツネタ、目次へ
もちろん、海外で活躍している日本人選手もゲストとして呼ぶのだ。
女子サッカー人気を継続するには必要なことだと思うがどうだろう。これで男子サッカーが当初の予定通りコパアメリカに呼ばれていれば「予選敗退なんてみっともないことは出来ない」とがんばって相乗効果が凄かった、と思いたいが、
あれ、ここで「実力の差はいかんともしがたい」と続けようと思ったが書けないぞ。
女子サッカーが跳ね返しちゃったからなあ。それにアルゼンチンに勝ったんだ、そんなに弱くはないんだ。
でも勝てる気がしないのは何故だろう。なんかシュートを守れる気がしないんだ。至近距離でシュートを打たれると選手がよけるのはおなじみのシーンだが、今の日本ではそれがかなり極端に出るんじゃないかと思う。
「だって、自分に当たってコースが変わって入るかもしれないじゃないか。僕のせいで点取られるなんてやだよ。」まあ、この傾向はコパアメリカでも出た。フリーキックで壁が飛び上がらない。まあ下手に当たって自殺点を提供すると本国に帰ったら射殺されるからなあ、と同情の余地はあるにせよ「勝ちたい」という気持ちよりも「責任を取りたくない」という気持ちが強いようで、見ていて応援しようという気にはなれない。(ウルグアイが優勝してよかった。)
そのうち、ゴール前でフリーキックを与えられたら壁を作るのもそっちのけで各人が「これでゴールを決められても自分に責任は無い」という報告書を書き始めるんではないかと思う。問題なのは「敵前逃亡」ですらないことだ。だからおおっぴらに処罰も出来ない。そんなわけでサラリーマン社会では、体を張ってディフェンスしている奴よりも、問題が起こっているのに報告書を書いている奴の方が「個人の失点」は少ないんだなあ。
いまの東京電力、そうでしょ。おちついたら福島第一の所長を社長に据えて、老い先短い役員を冷温停止のメンテに当たらせるのが筋だと思うが違うかなあ。役員は「メンテは簡単」だと思っているだろうから、別に断る理由も無いだろう。というわけで、東京電力役員としては保身のために「東電ホールディングス」という持ち株会社を起こし、役員の任命権を株主総会から分離することになろう。こうすると、今の経営陣が東京電力に居座っても、株主総会はあくまで持ち株会社の総会になるので直接罷免されることは無くなるのだ。持ち株会社設立の口実は「発電事業と送電事業を分離して電力を自由化せよという世論を聞き入れて東京電力内の発電事業と送電事業を分離することを考えている。そのための準備だ」とする。どっからも文句は出まい。
この辺、私の人格が疑われるところなのだが、倫理観を持って一貫、するよりも問題があったら親身になって考えて見事に解決策を出すほうが好きなのである。このひらめくときの快感を覚えてしまうと、問題の外部で市民運動みたいなことをやって自己満足に浸るのが馬鹿らしくなるからね。
そうか、市民運動上がりの菅首相は、自分で問題を解決するときの高揚感を知らないから、思いつきでポツポツ言って満足しちゃうわけか。納得。