「東京」オリンピックのマラソン代表、最後の1枚の切符をかけた勝負。その1回目。大阪国際女子マラソン。2時間22分22秒を切れば代表候補に、という大会。松田選手が自己ベストを大幅に更新してこの条件をクリアした。(途中じゃりン子チエが歩道を走っていたような気がする。つい応援したのは私だけではあるまい。)スポーツネタ、目次へ
中継でアナウンサー、解説者その他は「東京」「東京」と連呼していたが、「それ札幌でしょう」と心の中で突っ込みを入れていたことは言うまでもない。
ワールドカップは「国」だが、オリンピックはやっぱり「都市」なのだなあ。確かに札幌で行われるとはいえ「東京オリンピック」だから間違いではないのだが。
まあバッハ会長も「東京オリンピックメモリアルマラソン」をやるとか言っているので、じゃあと勝手に商標を登録して既成事実を作り、現行の東京マラソンを「東京オリンピックメモリアルマラソン」に改称し、毎年やるというのはどうかしら。言い出しっぺはバッハさんだからよほど面の皮が厚くない限りなんか文句は言えないような。(でもテレビ放映権がどうのこうのと言うだろうなあ。)もちろん解説では「東京オリンピックマラソン」程度には略すのよ。「東京オリンピックの札幌マラソン」を略したように。これでも大阪市民だったこともあるので、もちろん大阪出身でもある松田選手を応援していた。しかしながら代表決定は名古屋女子マラソンの優勝者との競争になる。にもかかわらず持ち前の平等精神からあちらも応援しようかという気にもなっている。
沿道で大声で叫びたい「この道は札幌につながっているぞ!目指せ札幌!!」
一つも間違ったことは言っていないのだがひんしゅくを買いそうな気がするのはなぜだろう。中継のマイクが拾ったりしたら解説席が真っ白になりそうだ。バッハ会長やJOCの皆さんは「その通りだ」とドヤ顔で支持してくれるはずなのだが。ところで2030札幌冬季オリンピックが来るとして、マラソンをあげた代わりにフィギュアスケートを東京に持ってくるという案を勝手に考えている。スピードスケートだと橋本聖子が大反対しそうだが、フィギュアなら他人事だろう。東京は交通の便もいいし宿泊場所も多い。設備も整っておりトータルの費用も節約できそう。いいことばかりだ。これが決まったとして、オリンピックの出場権をかけた勝負で「東京でのオリンピック出場を目指して」と言っても、「札幌を目指して」というほど違和感を感じないような気がするのは私だけだろうか。
ところで!TOKYO2020は商標登録されているが、SAPPORO2020はまだされてないぞ!(SAPPORO2030もまだです。誘致する気がなくなったのだろうか。)