バーチャル土地開拓物語

第1話

 

タケコ 「アナタ、素敵な景色ね、アゥアゥ。」

ふぢ夫 「そうだね、広大な自然に囲まれて僕たち幸せだね!」

タケコ 「そうね、アゥアゥ。」

 

自然は広大である。

夕焼けまでもが

二人を祝福しているかのように見えた。

少なくともここまでは。

 

タケコ 「アナタ、暗くなってきたわ、何か薄気味悪い。

まるで何かのペイントツールで塗ったみたいな景色だわ。

太陽も雲もなんか全然動いてないし。」

ふぢ夫 「うーん.....そうだ!僕が楽しい歌を歌ってあげるよ!

そうすれば、怖くなんかないよ!」

タケコ 「まあ、嬉しいわ。何の曲?」

ふぢ夫 「こんばんはー!光ゲ○ジでーす!

♪壊れそうーなー物ばかーりー愛ーしてしまうよー」

タケコ 「まあ、光ゲ○ジね、懐かしいわ。♪」

ふぢ夫 「○ッチでーす!ギンギラギンにさりげなくうー♪」

タケコ 「まあ、私○ッチのファンだったのよっ。嬉しいわっ。」

ふぢ夫 「♪悔しいけれどおーお前に夢中うーギャラン○ゥー」

ふぢ夫 「♪さらばー地球よおー旅立つんだーヤマトおー」

ふぢ夫 「♪赤い夕日に校舎を染めてえーああー高校3年生いー」

タケコ 「.....ねえ、なんか段々古い歌になってない?

密かにアニメソング入ってて、しかも歌詞まちがってるし。」

ふぢ夫 「やだやだ!後20曲歌うんだい!

♪こんな事いいなっ、できたらいいなっ

アンアンアン とっても大好きド○えもんー」

(以下エンドレス)

 

 

.....はたしてこの夫婦に未来はあるのか?

 

 

第2話

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