バーチャル土地開拓物語

第3話

 

そして、時は流れた。ふぢ夫とタケコも

すっかり立派なじいさんとばあさんになっていた。

いいんか、こんな展開で(笑)

 

ふぢ夫 「おおう、タケコさーんやあ。」

タケコ 「なんですかのおー、ふぢ夫さーん。」

ふぢ夫 「今日はいい天気じゃのおー。」

タケコ 「そうですねーええ。」

ふぢ夫 「しかし、この辺も昔の面影が全くなくなってしまったのおー。」

タケコ 「そうですねーええ。」

 

えっ、こんなのになっちゃったの?どうやって?

ふぢ夫 「昔は良かったのおー。」

タケコ 「そうですねーええ。」

ふぢ夫 「どれ、ポテトチップでも食うか。ポリポリポリ.....

ウッ!!」

タケコ 「ふぢ夫さんどうしたのおー?」

ふぢ夫 「ポテトチップが入れ歯と歯グキの間にはさまって.....

......................

痛い.....」

タケコ 「しょうがないわねーえ、ハイお水。」

ふぢ夫 「おお、ありがとう.....。」

ミケ 「にゃー。」

ふぢ夫 「お?」

ミケ 「にゃんにゃん。」

ふぢ夫 「おお、ネコのミケちゃんか。」

ミケ 「にゃん。」

ふぢ夫 「どれ、ポテトチップ食うか?」

ミケ 「むーうぅぅ。」(←イヤそう)

ふぢ夫 「むーう、ワガママなヤツめー。」

タケコ 「ふぢ夫さん、ネコはそんなもの食べませんよーお。

もう、ふぢ夫さんったら若い時から全然変わってないんだからー。」

えっ、全然変わってないの?そりゃヒドイ。

ふぢ夫 「そうそう、ポテトチップにマヨネーズを付けると

これが結構イケるんじゃ。どれ、マヨネーズを.....。

お?フタが開かない。

どうしてだ、開かないぞ。よーし、気合だ!

ふぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬー!!!」

 

ビュー!!

 

ふぢ夫 「うわあああああ!!」

タケコ 「イヤあああ!お部屋がマヨマヨしてるうー!!」

ふぢ夫 「うわあああ!!」

タケコ 「マヨマヨはイヤあああ!!」

ふぢ夫 「うわあああ!!」

タケコ 「ネコちゃんもマヨマヨー!!」

ミケ 「にゃあああああ!!」

 

.....

 

ふぢ夫 「ハアハア。」(フキフキ)

タケコ 「ハアハア。」(フキフキ)

ふぢ夫 「ハアハア。」

タケコ 「もおーぅ、ふぢ夫さんヘンな事しないでねー。」

ふぢ夫 「ゴメンちゃい。」

タケコ 「まあ、ふぢ夫さん昔っからこんな人だし、

そうそう、昔といえば.....。」

ふぢ夫 「お?」

タケコ 「昔といえば、ふぢ夫さん覚えてますー?

私たちが結婚した時の頃.....。」

ふぢ夫 「おお、あのテントに住んでいた時の頃か。

懐かしいのおー。」

タケコ 「そうですねーええ。」

 

 

おお、次回からは通常の話に戻れそうだ(笑)

 

第4話

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