『壁がMix!!』

〜 NAMED BY 蒼い彗星 〜

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【改版履歴】
   Ver 0.0.0.1  1998/12/31  新規作成

   Ver 0.0.0.2  1999/01/16 ・名称変更(旧称『WallMix』→正式名称『壁がMix!!』)
                           ・ビットマップ表示で指定BMPファイルが無いと落ちるバグ修正
                           ・テキストファイル表示で指定TXTファイルが無いと落ちるバグ修正
                           ・ビットマップ表示で影をつける機能追加
                           ・日付表示で日付フォーマットをユーザ定義できるように改修

   Ver 0.0.0.3  1999/03/17
                  ・ランダムデスクトップ機能 追加
                                 引数であるパラメータファイルパスをワイルドカード対応とした。
                                 それにより、複数のファイルが獲得できる場合は、そのうちの1つを
                                 ランダムに抽出して使用することにして、この機能を実現させた。

                  ・スプラッシュウィンドウ表示中(描画処理中)に、タスクバー上の
                    タスクボタンからシステムメニューが選択できてしまうバグを修正
                                 メインウィンドウが表示されたり、強制終了させられたりしていた。
                                 いまでも選択可能だが、無効化させたため誤動作しない。

                  ・パラメータファイルの位置するディレクトリをカレントディレクトリ化
                                 よって、パラメータファイル内に指定された相対パスは、ズバリその
                                 ディレクトリが基準になるため、感覚的に分かりやすくなった。

                  ・日付表示の英語月名が1ヶ月ずれるバグ修正
                                 1ヶ月後の月になっていた。イージーミスでした。すみません...

                  ・引数無しで起動された場合に、ファイル選択ダイアログを表示
                                 以前は引数無しはエラーとしていたが、この点を改善した。

   Ver 0.0.0.4  1999/03/21
                  ・透過式ビットマップ描画機能 追加(TransparentBitmapコマンド)
                  ・タスクバー上のタスクボタン表示を廃止

   Ver 0.0.0.5  1999/03/27
                ・JPEGファイル対応
                  (画像データ表示コマンド:"Image" / "TransparentImage")

プロフィール
名称 『壁がMix!!』<β>
ファイル名 WallMix.exe
機能概要 複数枚の画像ファイルを壁紙として指定可能な、壁紙ジェネレータです。
また、任意の文字列やテキストファイルの内容、今日の日付などを同時表示可能にしてあります。
(※既に指定している壁紙に対し、上書き描画します。)

非常駐タイプのプログラムであるため、起動させたときに、デスクトップ定義ファイル(パラメータファイル)の情報に従ったデスクトップ壁紙を生成し、デスクトップに貼り付けます。
貼り付け処理が終了すると自滅しますので、スタートアップ登録に最適のデスクトップツールです。

ランダムデスクトップ機能もあります。
よって、Windowsを起動するたびに、毎日違ったデスクトップを楽しむことが可能です。
描画可能
外部ファイル
形式
(1)テキストファイル
(2)ビットマップ画像ファイル
(3)JPEG画像ファイル
特徴 非常駐モノであること
I/F 現状、GUIが無くコンソールアプリイメージです。
テキスト形式のスクリプトファイルを用意し、引数渡しします。
(将来的にはGUI部を用意したい。)
開発環境 Microsoft Visual C++ 5.0
動作環境 Windows95/NT4.0 で動作確認をしてあります。
ただし、VC5のランタイムが無いと動かないかと思います。
複数のビットマップを同時表示するので、256色環境には非対応です。
障害 開発途上ですのでバグはたくさんあると思います。
自分で把握している障害もありますが、不具合を発見した場合は その詳細レポートを通知していただくよう、協力願います。
逆に、正常動作した場合も、その動作環境などを連絡願います。
備考 シェアウェアの「デスクトップカレンダー」との共存は、 基本的に出来ません。 これは同一の手段でデスクトップを描画しているためで、競合してるような 動きを見せます。(あとから描画したほうが有効になる)
レジストリアクセスは一切しません。
INIファイル等の設定ファイルも使用しません。パラメータスクリプトだけです。
従って、インストールの手続きは不要です。 但し、前述のようにランタイムは無いとダメだと思います。


動作概要


図のように指定された画像をデスクトップに描画し、終わったら自滅します。


使用方法
(1)まず、新規フォルダを作成します。
(2)作成した新規フォルダに対し、 ダウンロード を実施します。
(3)自己解凍式の圧縮ファイルですので、ダブルクリックしてください。
(4)以下の7つのファイルが展開されます。
WallMix.exeEXE本体
Readme.txt壁がMix!! 説明書
Command.txtコマンドリファレンス
script.txtスクリプトサンプル
Reka132.bmpビットマップサンプル
森.jpgJPEGサンプル1
jex-logo.jpgJPEGサンプル2

(5)エクスプローラ上で、"script.txt"を"WallMix.exe"にドラッグドロップしてみて下さい。 たぶん動くと思います。
※基本的にはこのように、WallMix.exeにスクリプトファイルを渡すことにより動作させます。


スクリプトコマンド仕様
コマンドリファレンス


不具合が発生したときは
もしかしたら、 いきなり動かないかもしれません。
ベータ版ですので、笑って許してあげてください。
バグレポートは大歓迎です。出来るだけ詳細な実行環境などを明記の上、私に送りつけてください。
また逆に「動いたよ!」という連絡も欲しいです。是非ご一報ください。

※ちなみに、このプログラムの実行によって、動作PCに問題が発生した場合でも、私は責任を取れませんので、 それなりに覚悟して使用してください。
多分、大丈夫だと思うけど...


各種募集
●GUI部を作ってくれる人を募集
このソフトのGUI部を作成してくれる人を募集中です。
開発言語は問いません。ただし、16ビットはやめてください。
わたくし的には、GUI部の仕様は一切考えてないので、UI設計からやって欲しいです。
ただ、基本的には「Visual Basic の フォームデザインイメージ」になると思います。
あんな感じで、ビットマップやテキストなどを画面上に配置させ、「実行」のキックにより スクリプトファイルを自動生成、WallMix.exeを起動する... といった感じでしょうか。

●素敵な名前を付けてください
かっちょい〜名前を、誰か考えてください。
●名前の募集は終了いたしました。(平成11年1月16日)
たくさんのご応募、ありがとうございました。
どれも素晴らしいモノばかりで非常に悩みましたが、
幾度にも渡る選定会議の結果、“蒼い彗星”さんご考案の
『壁がMix!!』に確定いたしました。
日本語と英語を融合させるという斬新なアイデア!!
にもかかわらず、旧称『WallMix』というネーミングをしっかりと
継承しているというところが高く評価されたようです!
蒼い彗星さん、素敵な名前をありがとうございます!!

●見栄えの良いアイコンを作ってください
オリジナリティーに溢れ、ソフトの内容を完全に表現したすばらしいアイコンを募集中です。


実行イメージ

実行前

実行後



ランダムデスクトップ機能 (Ver 0.0.0.3 1999/03/17 以降)
 起動するたびに違ったデスクトップを演出することができます。
 
 Ver 0.0.0.3 以降に追加された、『ランダムデスクトップ機能』です。
 
 ただし、デスクトップ定義ファイルを、複数用意する必要があります。
 『壁がMix!!』は、その用意された複数の定義ファイルの中から、ランダムに
 1つを選び出して描画処理をしますので、毎日違った壁紙が表示されます。
 
 引数指定するパラメータファイルパスには、ワイルドカードを指定できます。
 それによって、複数のファイルが摘出される場合には、ランダムにそのうちの
 1つを選ぶようになっています。
 
 よって、パラメータファイル(デスクトップ定義ファイル)として、
      D:\Data\Script1.txt
      D:\Data\Script2.txt
      D:\Data\Script3.txt
 の3つを用意した場合、この3つをランダムに表示させるには、
 パラメータファイルパスの指定を、
      D:\Data\*.txt
 というようにすればOKです。
 このようにすれば、起動時にどのデスクトップ状態になるかはランダムになります。
 
 ※ワイルドカードとは、ファイルパス中に“*”や“?”を含ませることです。
   “*”は任意の複数文字を、“?”は任意の1文字を意味しますので、
   それにパターンマッチしたファイルパスを得ることが出来ます。
   
 (例)D:\Data\*.*
       D:\Data\Script?.txt
       D:\Data\S*.txt
   というような使い方をします。


透過式イメージ描画機能 (旧称:「透過式ビットマップ描画機能」)
 画像データを透過的に描画することができます。
 
 通常、画像データは完全な四角形画像であるため、それを描画しようとする場合、
 描画先の矩形領域が100%上書きされます。(Imageコマンド)
 それに対し、この透過式イメージ描画機能では、画像データ中の指定した
 色の部分を透明にすることが出来ます。(TransparentImageコマンド)
 すなわち、白い部分だけを透明にしたり、黒い部分だけを透明にしたりして、
 その下に描画されている画像などが上書きされずに残る形になります。
 
 ※透過式イメージ描画(TransparentImage)は
   通常のイメージ描画(Image)に比べて処理が複雑なだけ時間がかかります。
   また、その画像サイズにも比例して時間がかかりますので
   あらかじめご了承ください。


今後の展望
処理部・GUI部ともに、まともなものが出来上がったら、フリーウェアとして一般公開してみたいです。
一般公開の結果、意外にも好評だったなら、次のステップに進みたいと思います。
全面的な機能アップをはかり、今度は“シェアウェア”としてぼったくり...、あ、いや、使用料をユーザ様より頂戴します。 その資金を基に、バージョンアップループに突入して行きます。

狙っている機能アップ

● 各種画像ファイルに対応(GIF、JPGなど) ※VER 0.0.0.5 JPEG対応
● HTMLフォーマット読み込み
● スケジュール表示&管理
● カレンダー機能(パクリ?)
● 壁紙タイムスケジューリング機能(常駐プロセス部)
● GUI部にお絵描き機能追加

※無理だろー。 ってゆーか、たいていIE4でサポートされてそうな気がする...