壁がMix!! コマンドリファレンス
かなり見にくいかと思いますが、暫定版です。
そのうち見やすくすると思います。
【実行書式】
WallMix <パラメータファイル名>
※後述するパラメータファイルを引数に指定します。
【デスクトップ定義ファイル】
パラメータスクリプトファイルとも呼びます。
使用する画像ファイルやテキストファイルの情報などを
記述したファイルが『デスクトップ定義ファイル』となります。
基本的にスクリプト的なCSV形式のテキストファイルであり、
ファイル名は任意です。
内容は、1行1コマンドで、コマンド部+パラメータ部から成ります。
【スクリプトコマンドの概要】
基本形式:
<コマンド名>, <パラメータ1>, <パラメータ2>, <パラメータ3>, ・・・
※コマンドの記述形式は上記のようなCSV式になっており、
改行までが1コマンドの内容です。
1番目のセルがコマンドをあらわす文字列で、2番目以降のセルがそのコマンド
の引数になります。
引数の個数や意味はコマンドにより異なります。(引数が無いコマンドもあります)
※コマンド名には、大文字小文字の区別がありません。
※各セルのセパレータはカンマ(,)ですが、そのカンマの前後に空白があっても
かまいません。タブコードも同様です。
※コメントヘッダとしてセミコロン(;)が使用できます。
セミコロン〜改行までは無視されます。
また改行のみの行(空行)も同様に無視されます。
【コマンドリファレンス】
@Bitmap
機能: 壁紙にビットマップを上書きする。
書式: Bitmap, x, y, FileName, [Width], [Height], [ShadowLevel]
引数:
x: 表示座標X(負値指定でセンタリング)
y: 表示座標Y(負値指定でセンタリング)
FileName: ビットマップファイル名
Width: 表示サイズ幅 (省略でオリジナルサイズ)
Height: 表示サイズ高さ(省略でオリジナルサイズ)
ShadowLevel: 影の濃さ(省略で影なし)
※Imageコマンドを使用して下さい。
Bitmapコマンドは、将来、廃止される可能性があります。
画像ファイルの描画は、Imageコマンドに統一します。
AString
機能: 壁紙に文字列を上書きする。
書式: String, x, y, Characters, [ShadowLevel]
引数:
x: 表示座標X
y: 表示座標Y
Characters: 表示文字列
ShadowLevel: 影の濃さ(省略で影なし)
BSetColor
機能: 表示文字の色を設定する。
書式: SetColor, R, G, B, [SR, SG, SB]
引数:
R: 文字色 赤色素レベル(0〜255)
G: 文字色 緑色素レベル(0〜255)
B: 文字色 青色素レベル(0〜255)
SR: 影色 赤色素レベル(0〜255)
SG: 影色 緑色素レベル(0〜255)
SB: 影色 青色素レベル(0〜255)
※影色は省略すると黒になります。
CSetFont
機能: 表示文字のフォントを設定する。
書式: SetFont, FontName, FontSize, FontStyle
引数:
FontName: フォント名(ex. "MS ゴシック")
FontSize: フォントサイズ(1pt単位)
FontStyle: フォントスタイル(0:なし 1:太文字 2:斜体 4:アンダーライン 8:取消線)
※FontStyleは組み合わせ可能(数値の和を指定する)
DSleep
機能: 指定秒数だけ処理を停止する
書式: Sleep, Interval
引数:
Interval: 停止間隔(秒)
ETextFile
機能: テキストファイルの内容を壁紙上に描画する
書式: TextFile, x, y, FileName, [ShadowLevel]
引数:
x: 表示開始座標X
y: 表示開始座標Y
FileName: テキストファイル名
ShadowLevel: 影の濃さ(省略で影なし)
FUpdateOption
機能: 作成した壁紙イメージを保存するファイル名などを指定する
書式: UpdateOption, FileName, [RegUpdate], [NoWallChange]
引数:
FileName: 出力ファイル名(フルパス、拡張子BMP)
RegUpdate: 壁紙設定をこのBMPファイルにする場合、1を指定
NoWallChange: デスクトップ壁紙の切替を実施しない場合、1を指定
GExit
機能: スクリプトをそこで終了する。(以降のコマンドは実行されない)
引数: なし
HWallClear
機能: 壁紙をクリアする。(「なし」の状態にする)
引数: なし
IDateStamp
機能: 今日の日付を描画する
書式: DateStamp, x, y, [ShadowLevel], [FormatString]
引数:
x: 表示座標X
y: 表示座標Y
ShadowLevel: 影の濃さ(省略で影なし)
FormatString: 日付表示フォーマット定義(省略でオリジナルフォーマット)
※指定要素 (1)y : 西暦
(2)Y : 西暦 (1)と全く同じ
(3)m : 月(2桁表示)
(4)M : 月(英語表示)
(5)d : 日(2桁表示)
(6)D : 日 (5)と全く同じ
(7)w : 曜日(日本語1字)
(8)W : 曜日(英語略語表示)
※例
FormatString = y年m月d日(w曜日) → 1999年01月16日(土曜日)
FormatString = d M y W → 16 January 1999 Sat
FormatString = (省略) → 1月16日(土)
JView
機能: 描画途中の画像を表示する
引数: なし
KTransparentBitmap
機能: ビットマップを透過的に描画する。
書式: TransparentBitmap, x, y, FileName, R, G, B
引数:
x: 表示座標X(負値指定でセンタリング)
y: 表示座標Y(負値指定でセンタリング)
FileName: ビットマップファイル名
R, G, B: 透明表示する領域の色
例) 白 = 255, 255, 255
黒 = 0, 0, 0
赤 = 255, 0, 0
緑 = 0, 255, 0
青 = 0, 0, 255
※TransparentImageコマンドを使用して下さい。
TransparentBitmapコマンドは、将来、廃止される可能性があります。
画像ファイルの透過描画は、TransparentImageコマンドに統一します。
LImage
機能: 画像データを描画する。(Bitmap/JPEG)
書式: Image, x, y, FileName, [Width], [Height], [ShadowLevel]
引数:
x: 表示座標X(負値指定でセンタリング)
y: 表示座標Y(負値指定でセンタリング)
FileName: 画像ファイル名
Width: 表示サイズ幅 (省略でオリジナルサイズ)
Height: 表示サイズ高さ(省略でオリジナルサイズ)
ShadowLevel: 影の濃さ(省略で影なし)
MTransparentImage
機能: 画像データを透過的に描画する。(Bitmap/JPEG)
書式: TransparentImage, x, y, FileName, R, G, B
引数:
x: 表示座標X(負値指定でセンタリング)
y: 表示座標Y(負値指定でセンタリング)
FileName: 画像ファイル名
R, G, B: 透明表示する領域の色
例) 白 = 255, 255, 255
黒 = 0, 0, 0
赤 = 255, 0, 0
緑 = 0, 255, 0
青 = 0, 0, 255
黄 = 255, 255, 0
紫 = 255, 0, 255
空 = 0, 255, 255