Rekisa 取扱説明書

Subversionとの連携

RekisaはSubversionのコマンドラインクライアントsvn.exeを利用する事で、 Subversionリポジトリから直接ファイルを開く事が可能です。

準備

あらかじめ、以下のような手順でsvn.exeのパスを設定しておく必要があります。

スクリーンショット
  1. メニューの「設定」-「設定」を選択し、設定画面を開く。
  2. 外部ツール」タブに移動し、 外部ツール一覧から "Subversion" を選択する。
  3. 「パス」にsvn.exeのパスを設定する。

これで準備は完了です。

なお、svn.exe のパスは 名前が "Subversion" である外部ツールのパスを使用します。 その為、名前を他の名前に変えると設定は無効になってしまいます。 名前を変更したり、"Subversion" の項目を削除してしまった場合は、 名前を "Subversion" に戻すか、改めて新しい項目を作成してください。

また、"Subversion" のパスの規定値は "svn" となっており、 "svn.exe" にパスが通っている場合は既定の設定でも動作します。 しかし、この設定ではパスの設定を変更するタイプのアプリケーション(Visual Studio等)から起動した際に "svn.exe" が呼び出せない事があります。 確実に動作させたい場合は "svn.exe" の絶対パスを指定した方がよいでしょう。

リポジトリからファイルを開く

リポジトリからファイルを開くには、コマンドラインでファイル名の代わりに

Subversion:パス[リビジョン]

又は

Subversion:パス[開始リビジョン:終了リビジョン]

と指定します。

最初の "Subversion:" は大文字小文字を区別します。 "subversion:" では動作しません。

パスには "svn cat" で使用可能なURL(リポジトリのURL、又はワーキングディレクトリのパス)を指定します。

一番目の構文では、指定したリビジョンのファイルを開きます。

二番目の構文では、指定したリビジョン間にある全てのリビジョンのファイルを開きます。

例:
Subversion:C:\WorkDir\File.txt[HEAD:1]
Subversion:C:/Repository/trunk/File.txt[HEAD:1]
Subversion:http://localhost/trunk/File.txt[150:1]
Subversion:svn://localhost/trunk/File.txt[150]

注意事項

"svn.exe" の version 1.2.6 で動作確認をしています。他のバージョンでは動作しないかもしれません。

この機能はリポジトリに多大な負荷をかけます。負荷をかけてはならないリポジトリには使用しないでください。