Last update:2005/02/01 / コンデンサを交換してマザーボードを修理する |
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■ コンデンサを交換してマザーボードを修理する ■ | ||
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交換前: AGPスロット周辺の電解コンデンサの頭部が膨らんでいます。うち1つはあからさまに液漏れしています。 どうも日本メーカ製の電解コンデンサではない様子。 一方CPU周辺の電解コンデンサは三洋製で、全く異常は見られません。 交換中: 電解コンデンサの足の部分を基板の裏からハンダゴテで暖めつつ、表の電解コンデンサを左右交互に傾けていくと、少しずつ抜けていきます。 基本的なことですが、コンデンサの足にあるハンダをそのまま暖めようとはせずに、一度新しいハンダを足してヤニを供給してやると作業がしやすいです。フラックスを使っても可。 電解コンデンサを外し終わってからハンダ吸い取り線で洗浄した後の図。 もとのコンデンサを左右に傾けて抜いたので、抜いた直後は片方が埋まってました。 交換するコンデンサには、ニチコンHNを選択しました。 HNを使用したのはAGPスロット周辺だけで、その他の場所にはもう少し安いコンデンサを使用(^^; コンデンサは秋葉原ガード下の三栄電波で入手しました。 交換後です。問題なく動作します。ひと安心。 取り外した電解コンデンサ。 AGPスロット周辺以外のものは異常はないですが予防交換しました。 NRSYというメーカ?のものです。日本メーカでないことは確かです。 |
実のところ、鷹(鷲?)のマークでお馴染みのSUPERMICROが何故? と、ついつい気になって買ってしまったというのが真相だったりしますが(^^; <それ病気(^^; 同じSUPERMICRO P6DGEでも、初期のものはオール国内メーカ製電解コンデンサのようなのですが、後期、というより末期のロットだと、どこぞの質の悪いコンデンサが使われているようで、エアフローが悪いとこのように劣化してしまうのではないかと思います。信頼性が売りのSUPERMICROなのに、情けないことです。 最近は、少し前に他メーカ製マザーで大問題になった教訓が生かされているのか、問題ないみたいですが。 安易なコストダウンには走ったりせずに、MADE IN USAの貫禄を見せてもらいたいものです。 |