Last update:2005/05/26 / VIPOWERのリムーバブルHDDケースのワンポイントメモ |
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■ VIPOWERのリムーバブルHDDケースのワンポイントメモ ■ |
PCの便利グッズのひとつとして、HDDリムーバブルケースというのがあります。 これがあると内蔵HDDをカセット式に交換できるので、スペースの面からも使い勝手の面からも なかなか便利なので、最近よく使用しています。 このリムーバブルケースなのですが、まともなメーカ製のものだとチト値段が高いため、 パーツショップの店頭を覗くとよく並んでいるVIPOWERという怪しい台湾メーカのケースを 使っています。 要するに、ほぼ値段が決め手で判断してVIPOWERのケースを使用しているのですが、 せっかく安いのでちょこっと手を加えてみようと言う悪い癖が(また)・・・。(^^; そこでせっかくですので、メモとして残しておきたいと思います。
・とりあえず何となくコンデンサを足してみる こちらは本体側に取り付けるマウンター側に付いている基板なのですが、 私のパーツボックスになぜか三洋のOS-CONが転がっていたので、取り付けてみました。 このOS-CONは25V 47uFで、以前に知り合いに貰ったものなのですが、いつか使おう と思ってとっておいたものなのです。
結果はというと、HDDの電源ON時のスピンアップの所要時間が短縮(したような気が)します。 普通なら「気のせい」で済ませてしまうのですが、加工後初めて電源を入れたとき、 「あれ?」と実感できたくらいなので、わりと効果はあるのかもしれません。 OS-CONはノイズ吸収に優れていると言われており、モータ始動時の電源ラインの 電圧変動を効果的に吸収できているのではないかと思われ、またモータ始動時の ノイズを低減できるということはHDDの延命にも繋がるのではないかと思います。
・Serial-ATA変換基板+電源スイッチ連動させてみる 現在使用しているリムーバブルケースはU-ATA133用のものなのですが、 これにSerial-ATA変換基板を付けています。
変換基板にはSerialATAの信号線とは別に電源ケーブルを接続しなければならないのですが、 リムーバブルケースからケーブルを引き出して、リムーバブルケース前面のスイッチと 電源を連動させています。基板を良く見るとシルク印刷があるのでわりと簡単です。 上の写真だとコネクタが1つ余分に出てますが、要らないATX電源からケーブルを切り取った時に 長さに余裕を持たせたかっただけで、特に意味は無いです(^^;
写真には撮ってませんが、ハンダ付けした後、念のため付近をホットボンドで止めてます。 これと、SilliconImage製のSerial-ATAホストコントローラを組み合わせ、専用のソフト(Swap Manager)を使用するとホットスワップすることが出来て便利です。今のところ、GIGABYTE GA-7VT600L + 玄人志向 SERIALATA1.5-PCI + SYBA製SATA-IDE変換アダプタ の組み合わせでホットプラグ出来ました。
・ファン寿命対策
VIPOWERのリムーバブルケースのうちアルミ製の物は、フロント部、つまり交換される
カセットのほうと、本体側の取り付け枠との、両方にファンが付いており、
HDDの放熱を考えると良さそうなのですが、どうにもファンが安物らしく、
放っておくとすぐに劣化して爆音を撒き散らすようになってしまいます。
ここは、使い始めてから壊れる前に、ファンの内部に
裏の説明書きによると、OA機器やオーディオの可動部やプラスチック・ゴム製パーツにも使用可能と書かれています。 本当は、訳の分からない怪しいファンではなく国産メーカ性のファンに交換して みたいのですが、そうするとケースの値段よりファンの値段が高くなってしまう(笑) ので、こんな感じにしています。 なお、CR-556はCR-556でも「CR-556無香性」なら樹脂を侵さないそうです。いや、調べてみるまで知りませんでした。
ちなみに、また同じ写真でアレですが、ファンのネジ止め位置を変えました。ネジ穴は2箇所あるのですが、もともと左上の1箇所しか止まっていません。以前微妙に外枠のプラスチックと共振していたのですが、下方向はカベが無いので固定性を考えるとこちらのほうが良い気がします。
と、こんな感じです。 実際のところ、結局アルミの塊なので、もう少し安くてもいいんじゃないかと 思うのですが、難しいところです。HDDの方が安すぎるだけの気もしますが(^^; なお、本ページのネタは「SATA Removable Drive」様を参考にさせて頂きました。
初出:2005/05/26 コレ書き始めたの去年の9月(^^; 長い間ディスクの肥やし(^^;
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