昨今のインターネットブームで急速に知名度を増してきたわりに、 それがいったいどのようなものなのかということを 正確に知っている方は少ないのではないでしょうか。 ここから先は、ゲーム「PHILIC」の内容には直接関係ありませんが コンピュータウイルスに興味のある方はぜひお読みください。 コンピュータウイルスはどうやって生まれるの? コンピュータウイルスとは、自然界に存在する「インフルエンザウイルス」などと同様に、人間にとって(少なくともまともな神経の持ち主にとっては…)単なる厄介ものにすぎません。 コンピュータウイルスが、自然界のそれともっとも異なる点は、それを創りだした人物が必ず居ると言う事。 何処かで誰かが、悪意を持って(もしくは興味半分で…)創りだしたものであるということなのです。 では実際、コンピュータウイルスの症状とはどのようなものなのでしょうか? 例をまじえて説明します。 1.非難中傷系のメッセージを突然表示! Ex:「クリントンにガツンと言ってやれ!」というようなもんですね。 2.コンピュータが愉快に喋りだす? Ex:自分が留守の間に、友達が勝手にパソコンを声優バージョンに改造していくようなもんです…それも恐いですな。 3.プログラムファイルが破壊された!! Ex:ウイルスがプログラムに付着し内容を書きかえるため、正常な動作ができなくなる。 4.コンピュータが起動しなくなった! Ex:コンセントが差しこまれていないとか、そぉいうオチではなくて 起動に必要なファイルが破壊されるとこうなります。 5.作成したはずのデータファイルがない! Ex:ウイルスはプログラム内容の書きかえたりするものが多いので、 悪質になれば最終的に全てのデータを破壊してくれちゃったりします。 6.処理速度が遅くなった。 Ex:ワーム系のウイルスが単純に増殖し続けると、CPUに負担がかかってしまうため。 7.意味不明のファイルが存在していた。 Ex:突然女子高生が脱ぎ出すプログラムがあったりしたら要注意(笑)。 ぼぉっと見ていると破壊されるらしいぞ! 8.直感。 Ex:直感がヤバイよっていっている。 9.メールがこなくなった。 Ex:ウイルスなどがパスワードを盗んでいる場合もあるので要注意。 |
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雑談→私(Kr)自身もこのシナリオを書いているとき、なんとなく自分のパソコンがウイルス感染しているような気がしてしょうがなかったものです。 用心するにこしたことはないのですが…現状においては、コンピュータウイルスがファイルを破壊する可能性よりも、HDクラッシュ等、ハード面がポシャってデータがおじゃんになる危険性のほうが高いと思います。 ふつうにパソコンを使っていてウイルスに感染してしまったという人は、 それはおみくじで大凶を引くぐらい運が強いのだと思って諦めるしかないのでは…。 このように書くと「無責任な!」と思われるかもしれませんが、実際問題、ほとんどウイルス感染の実例はなく、実際に日本でウイルスに感染したという報告は、ワクチンの売れゆきからすれば驚くほど少なく年間数百件程度だそうですし…。 もっとも、最近はメールボム(同内容のメールがくりかえし大量に送られてくる)や、チェーンメール(いわゆる不幸の手紙系メール、デマメール)、マクロウイルス(添付ファイルに組みこまれた簡易ウイルス)などの被害のほうが多発しているようです。これらはキャリア(感染していると気がつかずに他の人に染してしまう)から感染するのとは異なり、受取る側に直接悪意がぶつけられた形になるので、匿名制を訴えるインターネット社会においては、こちらの問題の方が深刻なのではないでしょうか。 特に、チェーンメールの類には『病気の〜〜君に励ましのお手紙を!』などと、人の善意につけこんだものなども多数あります。 なかには、本当に慈善活動でおこなっている場合もあるかもしれませんが「原文のまま直接コピーして、できるだけ多くの方へ送ってください」と書いてあるメールを素直に大量コピーしてバラまいてしまったなると、最終的に誰の元にその情報が届いたのかまったくわからなくなってしまいます。 このような「情報源の釈然としないメール」は自分の所でとめておくべきだと私は思います。 いずれの事象にせよ、最終的に問題なのはディスプレイのこちら側にいる人間のモラルなのではないでしょうか。 −−−−−−−−−−−−−−−Krでした | |||||||||
1984 F・コーヘン博士ウイルス命名。 |
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