そもそも、そのランチャーっていうのは何だろう?
ちょっと言い替えると、ランチャーーというアプリケーションはどういった問題を克服するのに具合が良くて活躍しているものだろう。
それは、多数のアプリケーションの中から目的のアプリケーションを選び起動するまでのギャップを減らすために発生してきたアプリケーションのためのアプリケーションと位置付けることが出来ると思う。人間が直接お願いするには複雑なOSの世界を少しでも緩和しようという適応の結果として産まれた「シェル」のサブセットが「ランチャー」とも言えるだろう。
ログインすると当然のように規定のシェルが立ち上がるということ自体が凄く便利なことだよなぁ、と UNIX を使い始めた当初は感動したものだけど、それもつかの間、いろいろと不満も出てくる・・・・
UNIX ユーザーなら bsh → csh → tcsh/bash...etc 等へと移るにしたがって、DOS/Windows ユーザなら DOS → Windows 3.1/NT3.51 → Windows95/NT4.0 という道筋で、アプリケーション起動の依頼の仕方が多機能になってきたということが実感できると思う。