<<<「OLS2007出張」報告>>>

これは、 Linux の国際会議 Ottawa Linux Symposium 2007 の場で TOMOYO Linux を紹介するためにカナダのオタワへ出張したときのレポートです。

===========準備編(当日までの出来事)===========

5月9日(水) TOMOYO Linux の紹介をするためのデモを作成できないか検討していたところ、 TOMOYO Linux の開発者mlに参加している田中さんから VMware のムービーキャプチャー機能による動画があれば説明文を付けられるよと教えてもらったので、動画の作成を検討する。

6月1日(金) 4月の出張では無線 LAN にアクセスできずに苦労したので、今回は無線 LAN を使うための外付け機器を検討していたが、電源アダプタの電圧が100Vにしか対応していないため海外では使えそうにないことが判明。
そんな中、無線 LAN のドライバとして MadWifi を使えばいいという情報を見つけたのでインストールするが、アクセスポイントが無いため動作確認ができない。

6月6日(水) ThinkIT さんから、今月はサーバOSについて特集しているので TOMOYO Linux についても Web 連載をしないかとの誘いを受ける。
今から引き受けたら BoF の資料作成ができなくなるのは明白だったが、せっかくの機会だからということで引き受ける。

6月13日(水) TOMOYO Linux について Linux kernel の開発者mlと LSM の開発者mlにアナウンスを投稿する。 SELinux vs AppArmor のような論争にならないように、説明内容には気を使った。

6月14日(木) URLを示すだけではソースをレビューしてくれないよとアドバイスを貰ったので、 TOMOYO Linux 2.0 をパッチ形式にして再度mlに投稿する。

6月15日(金)ノキアでセキュアOSの技術を研究している人から TOMOYO Linux に興味を持っており、今度の Linux Symposium の時に会って話がしたいというメールが届く。

6月16日(土) 田中さんから音声ファイルがあれば動画と合成できるよと教えてもらったので、動画にはテロップではなく音声を付ける方針に変更する。以後、夜間や早朝などの静かな時間に録音を試みる。しかし、たった数分間なのに車やバイクの騒音が割り込まないような時間が無い。何度と無く最初から録音しなおしを繰り返す。あぁ、録音スタジオがあれば良いのになぁ。

6月22日(金) アクセスポイントを借りることができたので、無線 LAN の設定を確認する。 CELF の時は WPA や WEP の設定をする必要はなかったが、念のため WPA の使いかたを確認しておく。
田中さんが動画編集で大活躍してくれたおかげで、出発前に説明用の動画を完成させることができた。さらには、フライヤーも作っていただいた。きついスケジュールにも拘らず一生懸命作成してくれたことに心から感謝したい。

6月23日(土) 会場では無線 LAN を使うのに WPA の設定が必要だというメールが届く。 WPA の使いかたを調査しておいたのは無駄にはならなかった。

6月25日(月) Web 連載の原稿をチェックするために現地でも日本語入力環境が必要になりそうだったので、 Fedora 7 の環境を潰して Ubuntu 7.04 をインストールする。日本語入力も( MadWifi をソースからインストールする必要があったものの)無線 LAN も普通に動作するのに感激。ただし、 VMware だけはなぜか動かせなかった。そのため、インターネット接続は Ubuntu 7.04 で、デモは CentOS 5 で行うことにした。

===========2007年6月26日(火)===========

(5:00)起床する。今回の出張はフライトの時間が早い。

(6:00)家を出発する。何かの試験を受ける日や自分がプレゼンテーション発表を行う日のような普段とは違う日には、家を出発する前に「カードキャプターさくら」の音楽を聴くことにしている。元気と勇気と自信を貰うために「プラチナ」「見えない地図」などを聴くのが私のお約束だ。しかし、今回は時間が無くてできなかった。

(6:16)仙川駅発。笹塚駅からは各駅停車本八幡行きに乗り換える。通勤時間帯にかかってきて、途中から混雑してきた。
前回と同じ経路なので、ドキドキはしない。ただ1つ、本八幡駅での乗換えが間に合わないと約束の時間に遅れてしまうことだけが心配だった。
本八幡駅はターミナル駅なので混雑している。急いで乗り換えた。
通勤時間帯に突入してしまい、特急成田空港行きも混んでいた。

(8:23)成田空港駅に到着。第1ターミナルまで来たのは初めてである。駅の広さに驚いた。

(8:33)今回の出張で同行する原田さんと武田さんと合流した。8:30に第1ターミナルのチェックインカウンターの前という約束だったが、初めての場所なのでどこにあるのかが判らない。たくさん並んでいるチェックインカウンターの中から、ANAのエコノミークラス用のを見つけるのに苦労した。集合場所はカウンターのアルファベット番号で指定しておくべきなのだろう。

(8:50)チェックインを済ませる。今回乗るのは全日空便である。満席のようで別便への変更を提案されたが、3人とも同じ便に乗る方が好都合なので断った。

(9:10)今回は滞在期間が長めなので前回より多い4万円を最寄のカウンターだった京葉銀行でカナダドルに交換してもらう。前日の終値がおよそ1カナダドル=115円60銭だったのに対し、交換レートが124円48銭。ちょっと手数料が高すぎる気がする。しかも、20ドル札と100ドル札しか扱っていなかった。武田さんは他の銀行のカウンターで交換してもらったが、他の額面のお札も扱っていたそうだ。

(9:20)海外旅行保険を申し込む。最寄のカウンターで申し込んでみたら、前回の出張で利用した会社のカウンターで示されたのとはだいぶ契約内容が異なっている。怪我をした場合の保険ではなく、風邪をひいた場合の保険を探しているのだが、割高なプランしか無かった。
やっぱり今日は仏滅なだけあって、良くないことが続いている。

(9:40)出国審査を済ませる。前回は出国審査の後に、腕時計を止めるベルトの留金部分が落っこちていることに気がついた。帰国後、4/24に渋谷のビックカメラに寄り、同じ型番を探したが見つからず、同じ機能を持つ1480円のものを購入した。今回はセキュリティチェック通過直後に腕時計が壊れていないことを確認した。

(10:20) NH12 便に搭乗。エコノミークラスの 17A 席。通路側の席を予約した筈だったけど、実際には窓側の席になっていた。前が仕切り壁の席なので足を伸ばせる。1列が2+4+2の8人掛けなので前回乗ったのよりは小型のようだ。(前回の出張で乗った JL2 便と JL1 便は1列が3+4+3の10人掛けだったと思う。)

(10:37)離陸。

客席用テレビの操作方法は違うけど、前回と同じくリバーシゲームがあったのでプレイする。
中級で強さを確認する。まぁまぁ勝てる。
前回は勝てそうに無かったので上級にはチャレンジしなかったが、今回は時間も長いので上級にもチャレンジしてみた。・・・コンピュータの思考ルーチン、めちゃ弱いんですけど?あっさりと角を諦めてくれた。62:2で楽勝だった。本当に上級なんだろうか?
もう一度試してみるも、やっぱり角をあっさりと諦めてくれる。

機内食の昼食はシーフードライスにした。

食事のためにテレビを格納したら取り出せなくなってしまった。何度も取り出そうとしたが、堅くて動かない。

ペットボトルの水を飲み切った所に夜食のパンが配られ始めたので水をお願いした。
その直後にジュースが配られ始めたのでオレンジジュースを受け取ったら、その直後にお願いしていた水も届いてしまった。
ほぇ〜。何だかタイミング悪いよ〜。

夜、アメリカ大陸の上空に入ってからは、地上に光の線が所々に見えた。滑走路だろうか?道路だけでなく大型の建物も照明が眩しい。寝ないと時差ボケになってしまうけど、初めて見る景色に興奮してちっとも眠れない。

明け方になっておしぼりを配りにきたときにテレビの件をお願いしたら、客室乗務員さんは片手で簡単にテレビを取り出した。何かコツがあるのだろう。

朝食はホットケーキ。前回もホットケーキだったなぁ。機内食の朝食はホットケーキがお約束なのかな?

この席は翼の隣に位置しているので、翼の伸び縮みが良く見える。

着陸前には、減速するために翼が伸びてきた。翼が伸びるところまでは想像していた通りだが、その伸び方は想像を超えていた。こんなに長い翼が格納されていたなんて。
上空にいる間に付着した氷が解けたからなのか、それとも意図的なものなのかは判らないが、翼の接合部分から水がどんどん溢れてくるのが見える。

着陸直後には急ブレーキのために翼のパネルも一斉に捲れ上がる。翼の中の構造が見える。

(シカゴ現地時間8:04)シカゴのオヘア国際空港に到着。

(8:25)アメリカへの入国審査を済ませる。今回はさほど待たされなかった。

(8:40)手荷物を受け取る。前回は入国審査で待たされたため、手荷物受け取り場所へ着いたときには既にベルトコンベアーから降ろされてポツンと残されていた。今回は待たされなかったので、検査を終えた荷物がスロープを滑り落ちてベルトコンベアーの上に載っていくのが見える。なんだか豪快というか乱暴だなぁ。
前回の旅行では普通のケースだったのでロックを掛けることができず、間違ってケースが開かないようにベルトを巻くようにしていた。今回は TSA 錠を採用したケースなので、ベルトを巻かず、ロックを掛けた状態でチェックインした。ベルトコンベアーの上を流れてくる荷物の列を見ながら、(多くの人がベルトなどの目印を使っているから)何も目印が無いケースの方が見つけやすいかもと思った。

(9:00)税関を通過して出口へ。出口のすぐ右側にユナイテッド航空のチェックインカウンターがあり、そこでチェックインを済ませる。

空港内トレインで第5ターミナルから第2ターミナルへ移動する。

(9:20)乗り継ぎの便までまだ時間があるが、することもないので出国審査を済ませる。
ターミナル内は油菓子の匂いが充満している。長時間いると気分が悪くなる。
無線 LAN サービスはあるが、有料だった。無線 LAN の設定を変更してみて、とりあえずアクセスポイントを認識できることを確認した。

(13:00) UA6670 便に搭乗。定員80人程度のとても小さな機体。1列は2+2の4人掛けである。

(13:15)上空の天候が良くないらしく、出発できない。中枢空港で離着陸のダイヤは過密であり、30分に一度しか離陸のチャンスが無いようだ。

(16:00)出発できそうにないので一度降機。
アメリカドルは用意していなかったので(食欲もないけど)買いものもできない。前回の出張で残っていたアメリカドルを少し持ってくればよかったなぁ。

(16:15)再度搭乗するが、まだ離陸できそうにない。
時差ボケで眠くなってきたので3〜4時間くらいウトウトしていた。

(17:56)ようやく離陸できた。シカゴに着陸してから離陸するまでに10時間近くも待たされたことになる。はぅ〜〜〜。

(オタワ現地時間20:25)オタワ空港に到着。小型機の割にはあまり揺れなかった。予定では16:12に到着することになっていた。

(20:45)カナダへの入国審査を済ませる。入国目的の質問には、明日から始まる LinuxSymposium に参加すると答えたら、係官はそのイベントのことを知っていたようだ。万一に備えてイベントのホームページを印刷したものを武田さんが用意してくれていたが、出番は無かった。

(20:55)手荷物を受け取る。

(21:03)タクシーに乗りホテルへ向かう。もう夜の9時(サマータイムを考慮しても夜の8時)だというのに、緯度が高いのでまだ明るい。

(21:20)ホテルに到着し、チェックインを済ませる。今回宿泊するのは Les Suites ホテル。私の部屋は307号室。このイベント用に割引価格で宿泊できるようになっていた。

(21:35)部屋に到着。早速無線 LAN に接続してメールをチェックする。 AppArmor 陣営がパッチを再投稿していた。やっぱりこのイベントに合わせて投稿してきたのね。

集合時間直前になったので自分の部屋を出てフロント前へ向かおうとする。部屋を出てまっすぐ進み、プレートとかが貼られていない白いドアを開けようとしたら開かなかった。よく見ると、ドアのノブが壊れていて、まわそうとしても動かない。なんと、そのドアは無関係で、そのドアの左側に地味に存在している茶色いドアが本当の出口だった。しかし、パニック状態になっていたので茶色いドアに気がつかず、フロントに電話して助けを求めてしまった。(笑)

(22:00)フロント前に集合する。

(22:20)会場を下見する。会場の入り口が見つからず、しばらく迷子状態になる。前夜祭に参加する予定だったのだが、飛行機が大幅に遅れてしまったためか誰も居ない。(というか、前夜祭の会場は別の場所だったようで、定刻どおり到着しても誰も居なかったのかも?)

(22:40)ホテル内の売店で夕食のサンドイッチを買う。お昼を食べ損ねた。

(22:45)解散。

部屋に戻ってから Web 連載の ThinkIT の原稿のチェックを行う。しかし、眠くて効率が悪い。

(24:55)就寝。

===========2007年6月27日(水)===========

(5:00)起床。 ThinkIT の原稿をチェックし、修正内容を伝える。

(7:00)開始の1時間前に集合ということでフロント前に行ったが誰もいない。どうやら受付開始の1時間前ではなく、セッション開始の1時間前という意味だったようだ。仕方がないので会場までの最短経路を探しにいく。

(8:30)9:00集合の予定だったが時間が半端なのでもう出発することになり、フロント前に集合する。

会場までは徒歩で10分以内。前回は徒歩で30分かかったのに比べると、いかに会場に近いホテルであるかが判る。
朝食はモール内の売店でチョコクロワッサンとツナポテトサラダを買う。ポテトがえらい大きなブツ切りで、ちょっとビックリした。

(9:00)イベントの受付を済ませる。

WPA の設定を行い、無線 LAN が使えることを確認する。暗号化処理のために CPU パワーを消耗しているため、バッテリー残量がどんどん減っていく。コンセントの無い場所で長時間使うのは無理そうだ。

CELF の会場にあったマフィンやコーヒーのようなサービスは無い。今回は水だけのようだ。ということは、朝食は毎日どこかで買うことになるわけね。

(10:00) Jonathan Corbet 氏によるスピーチを聞く。どんな発表がどの部屋で行われるかをお知らせするという目的もあるようだ。 CELF の時には セキュリティの話題があったのだが、今回は無かったのが残念。

(11:00) TOMOYO Linux の BoF 会場であるフンボルトという部屋の隣へ移動する。部屋の名前は全部ペンギンさんの名前だ。( CELF の時は地名だった。)
私は ThinkIT の原稿のチェックを行っている。原田さんと武田さんは BoF の資料の作成を始める。
IPv6 の吉藤さんにあう。無線 LAN が使えずに苦労しているようだ。私の環境では MadWifi をソースからコンパイルすれば使えたので、その手順を説明しようとする。
そんな中、とある外国の参加者が私の編集していた日本語の原稿に興味を持ったらしく、どうやって入力しているのかと聞かれる。そこから吉藤さんがローマ字で入力して漢字へ変換する方法の話を熱心に語りだす。話が完全に無線 LAN から日本語入力に逸れてしまった。(笑)

(12:50)昼食のために会場に隣接しているモールに出かける。ファーストフードのお店が並んでいる場所があったので、ハンバーガーを注文する。普通のサイズだった。

(13:20) BoF の会場へ戻る。

修正内容が反映されたことを確認し、 ThinkIT に公開 OK の連絡をする。

VMware を Ubuntu 7.04 にインストールする。月曜日に実行できなかったのはユーザが違うのが原因だった。

(16:15)事前にコンタクトをしてきていたノキアの技術者2人に対して動画を用いたデモを行う。現在では携帯電話のような組み込み装置でのセキュリティ強化が不可欠になっている。 SELinux は強力だが、組み込み装置で使うためにはオーバースペックな部分もある。そのため、 TOMOYO Linux のようなシンプルな実装も検討しているようだ。リクエストをもらうことができた。

(18:10) CELF の Tim Birds 氏による Embedded Linux BoF を聞く。

(20:00)レセプション会場へ移動する。

原田さんは資料を作成している。

原田さんが資料作成のために先にホテルに戻った後、ミラクルリナックスの吉岡さんがやってくる。吉岡さんと吉藤さんは私達にこのイベントへの応募を熱心に勧めてくれた人たちである。彼らが勧めてくれていなければ、今この場所に居ることも無かったのである。

食べ物はいろいろあるが、とろけるチーズの塊をパンで包んで焼いたような料理がおいしかった。
風船が勝手に移動して行く。それを誰かが捕まえて元の場所に戻す。
何かのデモをやっていたようだが、デモには目もくれずに吉岡さん達との話に花が咲く。
最後の方でポテトチップスが配られる。一番おいしかったかも。

(22:00)会場を出る。

(22:07)ホテルの部屋に到着。

(23:00)就寝。

===========2007年6月28日(木)===========

(5:00)起床。メモを元にこの文章を書き始める。

(9:00)フロント前に集合。

朝食は昨日と同じ店でアップルシナモンクロワッサンとブルーベリースコーンを買う。スコーンは日本のとはちょっと違う。なんとなくマフィンのような感じがする。

(10:00) Greg Kroah-Hartman 氏によるスピーチを聞く。 2.6.22 を誰が作ったかという話のようだが、英語が早口すぎて全く聞き取れない。会場の壁には 2.6.22 カーネルの開発に参加した人達がやり取りしたパッチのフローを線で結んだ巨大な図が貼ってある。あまりにも大きすぎて探すのが大変だ。

(11:00)エスカレーター前の椅子で作業をする。 2.6.22-rc6 用の TOMOYO Linux の動作確認やソフトウェアアップデートをチェックする。

(12:00)昼食。タイ料理のファーストフード店でチキン入りのフライドライス(チャーハンみたいなもの)を食べる。チキンじゃなくてエビを注文したつもりだったのだがうまく伝わらなかったようだ。
前回の出張ではご飯ものを食べる機会が無く、帰国した直後は便秘で困った。今回の出張ではファイブミニを持っていこうと思っていたがすっかり忘れてしまっていたことに気がついた。

(12:30)フンボルトへ移動し BoF 用の VMware 環境作りを始める。

(16:00) Hadi Nahari 氏によるハードウェアと組み合わせることで確実にアクセス制御が実施されるようにするための機構の話を聞く。しかし、眠くて目を開けていられない。会場の明るさが眠気を誘う程度に暗い。普段の私なら何とも無いのだが、今回は時差ボケ未解消+寝不足なので耐え切れなかった。

(17:00)眠くてとても耐えられないのでホテルに戻ることにする。

(17:19)部屋に到着。すぐに寝る。

(24:00)起きてきてメールをチェック。夕食を食べ損ねた。その後、メモを元にこの文章を書く。

(25:30)就寝。

===========2007年6月29日(金)===========

(6:00)起床。今日が TOMOYO Linux BoF の日である。
発表用資料をこの PC で見れるようにするために Acrobat Reader をインストールする。
メールをチェックし、発表資料についてコメントを行う。

(8:30)朝食。昨夜は夕食を食べ損ねたのでとても空腹であり、私だけ先にホテル内売店でピザとレーズンビスケットを買って食べた。レーズンビスケットがおいしかった。

(9:00)フロント前に集合。会場へ向かう。

(10:00) Rusty Russell 氏によるハイパーバイザーに関するスピーチを聞く。

(11:00)フンボルトの隣に移動。資料を仕上げる。

(12:50)モールの外に出る。

(13:10)昼食。今日はモール内のファーストフード街ではなく、徒歩で行ける範囲にあるタイ料理レストランにした。吉岡さんと吉藤さんと三浦さんと私達3人の計6人で行動する。本当はベトナム料理のお店に行く予定だったらしい。

(14:00)最終日は買いものをしている時間が無いので、モール内の売店でお土産を買う。メープルシロップとチョコレートとクッキーとウェハース。

(14:40)クッキーの缶が大きくて重いのでホテルに戻ってお土産を置く。そしてすぐにフンボルトの隣に戻る。

フンボルトに入り、プロジェクタに映すテストを行う。なぜか X60 では手元とプロジェクタの両方に出力することができない。 X31 ではできたのだが。 ThinkPad 固有の機能を使えるようにするための ThinkPad 専用パッケージの存在を原田さんから教えてもらうが、カーネルモジュールのコンパイルがうまくいかず、諦める。 BoF ではスクリーンの方を見ながら操作と説明をするしかない。

(18:30)そろそろ眠くなる時間なので、昨日の朝食を買ったお店でコーヒーとチョコレートクロワッサンを買う。

(19:00) TOMOYO Linux の BoF が始まる。参加者は25人くらい。予想外に発言が多く、予定通りに最後まで説明できるかどうか不安になる。
原田さんが途中で遮断したのは正解だった。遮断していなければデモをする時間をとれなかっただろう。
デモは動画の内容とほぼ同じものにした。英語で動画の音声を作っていたので、迷う部分はあまり無かった。

(20:10)驚いたことに、 SELinux の Stephen Smalley 氏が TOMOYO Linux の BoF に参加してくれていた。 BoF の後、議論をしたいとのことで Les Suites ホテルに向かう。ホテル内の売店で飲み物を買って武田さんの部屋に行く。 YLUG のメンバーも加わり、総勢11人。
TOMOYO Linux の BoF と同じ時間に会場に隣接している Westin ホテルで CELF の BoF も開催されていた。私は TOMOYO Linux の BoF が終わったら CELF の BoF に行くのかと思っていたが、 Stephen Smalley 氏の申し出により、急遽予定を変更することにした。

Stephen Smalley 氏と共に TOMOYO Linux の考え方と今後の方向性についての議論を行う。

(23:05)部屋に戻る。

Fedora Core 5 のカーネルが更新されていたので TOMOYO Linux パッチとバイナリパッケージを作成する。無線 LAN なのでダウンロードとアップロードに時間がかかる。

(25:40)就寝。

===========2007年6月30日(土)===========

(6:30)起床。メモを元にこの文章を書く。

(9:00)フロント前に集合。初日の夜に明日からは開始30分前に集合という話があったのだが、結局昨日も一昨日も30分ずつ早かったので、今日は連絡がなかったけどもしかしてと思ってフロント前に行ったらやっぱり9時だった。

(9:30)朝食。チキンサンドイッチとチェリークロワッサンを注文した。クロワッサンはケースで見たときよりも大きく感じた。

(10:00)Christoph H. Lameter 氏によるプレゼンを聞く。スーパーコンピュータの話のようだ。

(11:00)フンボルトの隣に移動。昨日 BoF が終わっているのでお気楽モードである。日本時間では7月に突入したので、このホームページの更新を行う。

(12:00)吉岡さんによるプレゼンを聞く。

(13:00) AppArmor の BoF に参加する。参加者はこちらの方が多い。 TOMOYO Linux よりも知名度が高いしね。今後の計画として TOMOYO Linux が搭載している様々な機能を搭載していくことが示される。嬉しいような悔しいような。

(14:00)昼食のために会場を出る。小雨が降っている。
今日もモール内のファーストフード街ではなく、徒歩で行ける範囲にある日本料理レストランにした。
私はカツ丼を注文した。カツ丼にも牛丼にも汁がかかっていない。カツにソースにつけて食べるスタイルのようだ。

(15:00)会場に戻る。雨は既に止んでいた。

(16:00)James Bottomley 氏によるキーノートスピーチを聞く。

(17:45)会場を出る。

(18:10)ホテルの部屋に戻る。先日騙された茶色いドアにカードを差し込むが、認識されずに焦る。何回試しても認識されないので、フロントまで行って交換してもらう。

この文章の続きを書きたいと思いながらも、眠かったのでウトウトする。目が覚めたら集合5分前だった。

(19:30)フロント前に集合する。パブへと向かう。

(20:00)クロージングレセプションに参加する。このイベントの参加者達が交流するための場である。発表と同じくらい、大事な時間だ。
LSM メンテナの Chris Wright 氏と話をすることができた。彼も TOMOYO Linux の BoF を聞きに来てくれていた。彼に LSM のフックを追加して欲しい箇所がある旨を伝えておくことができた。

(24:00)ホテルに戻る。明日の朝は早いので、今から下手に寝るよりも起きていた方が良いと思い、徹夜することにした。
CentOS 4.5 のカーネルが更新されていたのでパッチとバイナリパッケージを作成する。

===========2007年7月1日(日)===========

(4:10)窓の外を見ると遠くが明るくなり始めている。

(4:30)フロント前に集合し、チェックアウトを済ませる。

(4:45)エアポーター待ちで時間潰し。路上清掃車が水を撒きながら走っていくのが見える。

(4:50)カモメ(?)が飛んでくるのが見える。

(5:06)エアポーターに乗る。1人8$。各ホテル前に停車していく。24地点で乗車できるらしい。なんだか市内遊覧バスみたい。
明るくなった空に満月が見える。第34話「さくらと雪兎と昼の月」状態である。寝不足もあって、ボ〜ッとなっている。

(5:37)オタワ空港に到着。

(6:00)チェックインとセキュリティチェックとカナダの出国審査及びアメリカへの入国審査を済ませる。審査官の英語が早口すぎて聞き取れない。

(6:20)朝食として板チョコを買う。少しずつコインに慣れてきて、やっと小銭を使えた。

(6:45)搭乗ゲートへ向かう。 UA6510 便。

(7:00)出発する。

(シカゴ現地時間8:00)シカゴのオヘア国際空港に到着。あぁ、この油菓子のにおいは勘弁して欲しい。

手荷物を受け取ろうと思って受け取り場所で待っていたら、吉藤さんに良く似た日本人の方から自動的に引き継がれるので手荷物を受け取る必要は無いことを教えてもらう。

(8:50)セキュリティチェックを済ませる。ここで事件発生。セキュリティチェックを通過直後に原田さんと逸れてしまった。迷子になったのかと不安になるが、待っても現れなかったので武田さんと共に搭乗ゲート前まで行く。

搭乗ゲート前で待っていたら、原田さんが戻ってきた。オタワの空港でのセキュリティチェック後に売店で購入したメープルシロップが液体物であったため、オヘア空港でのセキュリティチェックに引っかかってしまい、いろいろと面倒な手続きをしていたそうだ。

(10:30)搭乗ゲートへ向かう。 NH11 便。

(10:54)出発する。

(11:16)離陸する。

上昇中は結構揺れた。どんどん北へ向かって進んでいく。

昼食は御飯ものが食べたかったのでウナギの蒲焼にした。

徹夜したおかげである程度眠れた。

夜食にサンドイッチが出た。

離陸直後は結構揺れていたが、後半は安定飛行が続いていた。

ロシアと北海道の上空を通過していく。そんなに北側に大回りするならカナダからアメリカに行く意味無いじゃん。

朝食はチーズ抜きで焼いたグラタンみたいなパスタ。ピザみたいにチーズをかけて欲しいかも。

===========2007年7月2日(月)===========

(日本時間13:18)成田空港に到着。雨が降っている。離陸時の急加速も着陸後の急ブレーキも6回ずつ経験したことになる。もう体が慣れてきたようだ。(でも、棚に入れた荷物はいつも前のめりになる運命だったりする。)

(13:30)入国審査を済ませる。日本語だから聞き取れない心配をしないでいい。(笑)

(13:57)荷物を受け取る。

(14:08)解散する。

(14:22)京成線の特急上野行きに乗る。前回ほどは眠くなかったので前回とは違うルートを試す。
京成線と浅草線と京急線は直結している。成田空港駅から羽田空港駅まで改札を通らずに行けるのである。
浅草線で大門駅まで行き、大江戸線で月島駅に戻り、そこから会社に寄ってお土産を置いていく予定だった。しかし、入館カードを持っていなかったので誰かに出迎えに来てもらうのは面倒なのと、押上駅から半蔵門線に乗れることに気づき、半蔵門線に乗り換えて永田町駅へ出る。
表参道駅で降りて青山学院大学に寄り、お土産のクッキーの缶を置いていく。(7/6に開封したのだが、やっぱり激甘だった。安物のチョコレートが激甘なのはお約束らしい。かといってわざわざ海外で(日本でも買える)ゴディバのチョコレートを買うのもアレだしなぁ。)

(17:35)帰宅。イベント参加費をクレジットカードで支払った際の明細が届いていた。


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