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Pingに3回応答しなかったらメールを送信する(V5.0)これはPandora FMS V5.0による設定です。V6.0/7.0での設定は「Pingに応答しなかったらメールを送信する(V7.0)」を参照してください 特に多いパターンと思われます。 応答が確実でないPingに一回応答しなかっただけでメールを送信していては騒がしいです。 3回ほど連続してダウンしていたら、ダウンとみなします。 ここでは以下の設定を想定します。 ・Pingの送信間隔は1分 ・3回応答しなかったら、メール送信を行う 運用環境に合わせ、適宜変更してください。 Ping監視・HostAliveモジュールの設定方法は、Pingに応答しなかったらメールを送信するを参照してください。 1.3回応答しなかったら障害を発生させるアラートを作成する 管理メニューの[アラート]から[テンプレート]を選択します。 アラートからアラートテンプレートを作成します。 ここではわかりやすく名前を「Critical condition (3 poll error)」としています。 優先度は「障害」、条件種別は「障害状態」を選択します。 3.ステップ2障害通知 障害発生条件を設定します。 再通知間隔 10年 最小アラート数 2 最大アラート数1 拡張フィールド メール文 通常のアクション Mail to XXX フィールド2にメールタイトル。フィールド3にメール本文を設定。 フィールド2 [BIZ-System] Critical _agent_ フィールド3 Module: _module_ Agent: _agent_ Timestamp _timestamp_ Current value: _data_ 再通知間隔はデフォルトで1日になっています。これでは機器を取り外したり、数日間ダウンさせている場合、毎日メールが送信されてしまいます。再通知間隔をとりあえず10年に設定しました。 最小アラートと最大アラートはあたかも対になっている印象を受けますが、異なる設定です。 最小アラートはアラートを何度無視するかです。最小アラートが2なら、2回までのモジュールアラートを無視し、3回目をアラートとして発生させます。 最大アラート数はアラートアクションを継続的に実行し続ける回数です。 PandoraFMSは障害が継続している場合、継続してアラートを発生させ続けます。 メールでいえば、HostAliveで1分おきに監視しているなら、機器ダウン後は1分おきにアラートメールを送信しつづけることになります。 最大アラーム数が3になっている場合、4回目以降のアラートメールは送信しません。 再通知間隔は、このアラーム数をクリアする間隔です。 再通知間隔が1日に設定されている場合、一日立つとまたメールが3回送信されます。 再通知間隔が0なら、0秒でアラーム数がクリアされ、1分おきにアラートメールを送信し続けます。 4.ステップ3復旧通知 復旧アラートを「有効」に設定します。 フィールド2にメールタイトル。 フィールド3にメール本文を設定します。 フィールド2 [BIZ-System] Recover _agent_ フィールド3 Module: _module_ Agent: _agent_ Timestamp _timestamp_ Current value: _data_ 5.HostAliveモジュールの設定を確認する [エージェント管理]-[エージェント名]-[モジュール]-[HostAlive]をクリックし、設定を確認します。 監視間隔を1分に設定します(デフォルトは2分)。 連続抑制時間隔は0回にします。 6.アラートの設定 対象エージェントのアラートタブを選択して、アラート追加をクリックします。 モジュール HostAlive テンプレート Critical Condition (3 poll error) アクション 通常のアクション 7.試験します 対象エージェントのケーブルを抜いて、通信をダウンさせます。 1回目のPingロストでHostAliveのイベントが発生します。 3回目のPingロストで「Critical condition (3 poll error)」が発生します。 HostAliveエラーイベントが3回発生しても、まとめられて一回で表示されます。 Ping間隔は1分、3回のPing失敗なので、およそ3分後にメールアラートが発生します。 1回目のポーリング直前にダウンした場合、およそ2分少々の間にポーリング3回が行われます。 正確にはアラート発生までに30秒ほどあるので、2分30秒から最長3分30秒ほどでアラート発生します。 再びケーブルを接続してオンラインにすると、1回のPing成功で回復アラートが発生します。 |
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