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UPSパフォーマンス監視をモジュールテンプレートで行うUPSのパフォーマンス監視も、重要な環境監視です。UPSの大手と言えばAPC、現シュナイダーエレクトリックのSMART-UPSです。 オプションのネットワークインターフェイスを使用すれば、パフォーマンス監視もできます。 なおUPSの異常の検知(バッテリ駆動、バッテリ交換)などを監視したい場合は 「UPSの異常・故障をポーリングで検知する」を参照してください。 以下は、SMART-UPSのおすすめ監視項目です。
つまり100倍すると1秒になり、6000倍すると1分になります。 このままでは使いにくいので、倍率設定も使用します。 複数のUPSに7つも監視項目を追加するのは手間なので、モジュールテンプレートを作成します。 モジュールテンプレートは、他のNMSでいうところの監視テンプレートです。 複数の監視項目を一度で設定するときに使用する機能です。 手順は以下の通りです。 コンポーネントグループの作成(これから作成する監視項目の管理のためです) ↓ 監視コンポーネントの追加(各監視項目です) ↓ モジュールテンプレートの作成(監視項目をまとめた監視項目です) ↓ 監視対象へモジュールテンプレートを割り当てます 1.コンポーネントグループの作成 デフォルトではUPSに関する監視項目はないので、新規のグループを作っておきます。 システム管理メニューの「モジュール管理」-「コンポーネントグループ管理」から作成を選択します。 ※PandoraFMS7以降では、「リソース」-「コンポーネントグループ管理」です ここでは「UPS Performance」としました。 2.監視コンポーネントの作成 「モジュール管理」-「コンポーネント管理」から「ネットワークコンポーネントを新規作成する」を選択します。
これでバッテリ容量に関する監視コンポーネントを作成できました。 同じ要領で7つの監視コンポーネントを登録します。
3.モジュールテンプレートを作成して、コンポーネントを追加する システム管理の「モジュールテンプレート」を作成します。 ここでは「UPS Monitoring」としました。 ここグループで「UPS Performance」を選び、表示されたコンポーネントをすべて追加します。 グループで「Network Management」を選択し、HostAliveを追加します。 これでUPSのモジュールテンプレートが出来ました。 4.モジュールテンプレートを割り当てる あとはUPSエージェントの設定画面から、モジュールテンプレートを割り当てるだけです。 これでUPSのパフォーマンス監視とPing監視がまとめて設定されます。 |
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