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UPSの異常・故障をポーリングで検知するUPSの故障検知は重要な監視項目です。ここではUPS大手のシュナイダーエレクトリックのSMART-UPSを例にUPS監視コンポーネントを作成してみます。 UPSのパフォーマンス監視は、別項にて記載してあります。 UPSパフォーマンス監視をモジュールテンプレートで行う Smart-UPS自身に故障時にメールを送信させれば十分監視は可能ですが、複数のUPSを個々に設定したり各UPSアドレスからメール中継を許可する必要もあります。 UPS監視は定期的に監視する「ポーリング」と、UPS自身が異常を通知してくれる「トラップ」があります。 ここではポーリングに関して記述します。 なお、APCのMIBを追加しておくと便利でしょう。PowerNet.mibはネットのあちこちで発見できます。 以下は、SMART-UPSのおすすめ監視項目です。
UPS監視では、別項の監視テンプレートへ追加しておくと一括で構成できます。 UPSパフォーマンス監視をモジュールテンプレートで行う 1.監視コンポーネントの作成 「モジュール管理」-「コンポーネント管理」から「ネットワークコンポーネントを新規作成する」を選択します。 赤線の部分を設定します。 設定値は下記表を参照してください。 バッテリ駆動の監視項目
バッテリ容量低下の監視項目
バッテリ交換の監視項目
これでバッテリの状態異常に関する監視コンポーネントを作成できました。 UPS監視デバイスへ、コンポーネントを割り当てます。 2.監視してみる デバイスで割り当てたモジュールを動作試験してみます。 ここではupsBasicOutputStatusを割り当てて監視してみました。 「1回目のバッテリ駆動は見逃す」設定をしたものです。 障害の連続抑制回数を1に設定してあるので、一度目のバッテリ駆動(onBattery=3)では まだデバイスはグリーンのままです。 停電状態が継続し、二度目のバッテリ駆動を検知した場合、UPSのステータスが障害状態として 認識されました。 各UPSのアラートは、メールの文面をわかりやすいものにしたほうが理解しやすいので、UPSバッテリ交換アラート、UPSバッテリ駆動アラート、などと個別に作成したほうが柔軟になるし管理も楽でしょう。 その際、アラートテンプレートを増やして文面を変える方法か、メール送信アクションを増やして文面を変える方法が考えられます。 |
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