グループウェア「Aipo」を動作させてみる

国産グループウェアの「Aipo」です。動作確認がとれたので。
Aipoはグループウェアとしては外観が美しく、透明感がありセンスを感じます。
Windows版はインストールも簡単なので、これは良いソフトです。一度本家を訪れてみると良いでしょう。

Aipo本家

Linux版のAipoをダウンロードしてきましょう。


ダウンロード出来たら、それを展開しましょう。
私はこの「解凍」に手間取りました。コマンドで解凍しようとすると、エラーを吐いて展開できなかったんです。
Arkではなく、コンテキストメニューから解凍しましょう。

解凍すると、圧縮ファイルとReadMeが入っていますので、もう一度解凍します。

解凍できたディレクトリを、コマンドで移動します。
aipoディレクトリを移動したら、インストーラスクリプトを実行します。
UNIXの影響を受けているopenSUSEの場合、比較的大きいプログラム/optに配置するのが伝統ですが、ここではReadMeにあるように「/usr/local/aipo」に配置してみます。どこでもいいんですが。

>cd aipo解凍ディレクトリ
>su
#mv aipo/ /usr/local/
#cd /usr/local/aipo/bin
#sh installer.sh

すると「readline-devel」が足らないと言われます。
YaSTからインストールします。


改めてインストールします。
#sh installer.sh

インストールに成功するとこのような画面が出ます。


コマンドを入力して、aipoを起動します
#/usr/local/aipo/bin/startup.sh

これで起動できましたが、まだアクセスできません。ファイアウォールが頑張っているからです。

YaSTのファイアウォールの「許可するサービス」からHTTPを許可します……と、なぜか許可するサービス一覧にHTTPがありません。
なぜでしょう。apacheを入れてないからでしょうか。
仕方ないので「詳細」から80を許可します。


ファイアウォールが解放されれば、ブラウザからアクセスします。アドレスは「http://IPアドレス/aipo/」です。
ログイン画面が現れればインストールは成功です。
初期ユーザは「admin」「sample1」「sample2」の3つが作成されています。
ユーザを選択してログインしてみましょう。
無事ログインできました。


管理コンソールadminから、各種設定が出来ます。





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