avidemuxで動画を編集する

動画編集ソフトは少ないです。
のっけから入りましたがOSSに代表される「有志と無料のソフトウェア」では本当に「高度な計算」を要するソフトウェアは多くありません。
高度な学力を有するに到るには投資が必要であり、その投資効果を無料で配る心意気の人は少ない、ということですね。当然です。

さておき
そんな心意気の持ち主が広い世界にはいてくれるわけです。

というわけ動画編集ソフト「avidemux」を使用します。これは動画の切断、接続が行えます。
avidemuxは初めから日本語化されており、今でも開発の続いている(ここ重要)動画編集ソフトです。
簡易な編集が主ですが、切ったり張ったりということが出来る上、なにより日本語です。
openSUSEならYaSTのソフトウェアの管理からインストールできるというのも魅力です。
加えて、Windows版もあるということでLinux間で同じソフトウェアが使えるというのが魅力です。

※コミュニティリポジトリのPackmanリポジトリを追加しておきましょう。

YaSTのソフトウェア管理でavidemuxで検索し、チェックします。
そのときavidemux-gtk(GUIインターフェイス)もインストールしておきます。
gtkはGNOME用です。ここではKDEインターフェイスを利用しているので本来はqtを選択すべきですが、qtはメニューは日本語になっていないのです。


インストールが終了すれば起動します。


起動しました。


ちなみにqtの場合はこんなです。


とりあえずgtkは日本語でもありますし、この手のソフトを利用したことのある人であれば、起動すれば大体操作方法は推測できると思います。

編集して切った張ったの動画を、AVIやMPEG2、MP4などの形式で保存できます。
他にも以下のような動作ができます。
・動画形式を変更できる(読み込み→別形式で保存)
・音声の差し替え、音声だけの抜き出し
・音ズレ修正
・動画の一部切り取り、挿入、結合

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