デスクトップの見た目1

 インストール時にGnomeとKDEが選択できます。どちらでも好きなほうでいいのですが、suse上のGnomeはウィンドウサイズが微妙に合わないという噂もある。
 openSuseであるならKDEを使いたいところですが、これは好みの問題でしょう。
 ただ標準で提供されるメーラやマルチメディア再生ソフト、メニューなどに違いが出てきます。

 デスクトップの設定についてはいくつかあります。
 ・壁紙
 ・スクリーンセーバー
 ・デスクトップ解像度
 ・仮想デスクトップ
 ・スタートメニュー

 さて壁紙からです。10.2は最初から抽象的で心落ち着く壁紙ですが、やはりもっとミーハーで軽薄で萌え萌えな画像じゃないと我慢できません。なにか選んでください。


 Windowsを日常的に使用している人なら、デスクトップをなんとなく右クリックしたら壁紙が変更できる気がしますね。その推測は正しいです。
 標準で並ぶ無難な壁紙以外に選択したいのなら、自分のホームフォルダに画面解像度に即した画像ファイルを用意し、画像を参照選択すれば良いです。jpgやbmpも選択できます。
 同様にスクリーンセーバー、デスクトップ解像度も「デスクトップの設定」から変更できます。
 では設定ウィンドウの中にある「仮想デスクトップ」とは?
 それはデスクトップを何枚も用意しているように見せる機能のことです。これもデスクトップの設定から数を選択できます。
 例えば仮想デスクトップを4つ用意した場合、一つ目のデスクトップにはブラウザを表示し、二つ目のデスクトップではメーラを起動しておき、三つ目のデスクトップでは表計算と資料を表示させておくことで、いちいちウィンドウを仕舞ったり出したり並べ替えたりしなくても良い、という機能です。
 少し聞くととても便利な機能のような気もしますが、あくまで実態は一つのデスクトップなので、操作感に慣れるまでは戸惑うでしょう。

 スタートメニューは10.2からは標準でVistaみたいな内部完結型のメニューである「SUSEメニュー」に変更されました

 これも好みと慣れの問題ですが、メニューの中のコンテンツを探して回る時にはツリーメニューのほうが便利なのも確かです。
 

 Windowsや前バージョンのようなツリーメニューにしたいのであれば、スタートメニューに住んでる爬虫類Geekoを右クリックして「Kスタートメニュースタイル」を選択すれば切り替わります。

prev.gif