解説
ゲームの内容は、上から押し寄せるブロック(テトラミノ*1とペンタミノ*2)をマウスで回転+移動させ、四角形になるように組み合わせれば消すことができるという、テトリスとクォース*3をあわせた感じになっています。
ブロックのグラフィックは12×12ドット単位になっています。このゲームを作り始めた頃は、高解像度の環境や(CRTと比較してサイズの小さい)液晶モニタがそれほど一般的ではなかったので、17インチモニタ800×600前後の解像度で遊べる大きさにしたのですが、せめて16×16ドット単位にしておけばよかったと後で思いました。ただ、ブロックの周囲6ドットにも当たり判定があるので見かけほど操作しづらいわけではないのですが。
ブロックにバーコードがついているのは、白黒のはっきりしたテクスチャが欲しかったのと、ブロックが無尽蔵に降ってくることに対する理由付けのためでした。最初は全てのブロックに違うバーコードをつけようと、色々な商品についているバーコードをスキャナで取り込んだのですが、サイズや字体が結構違っていて統一感がなかったので、結局2つのバーコードを使い回しました。
ブロック出現率設定で全てのブロックを0に設定してedit modeをスタートさせると、ベンチマークテスト(というほどのものではないですが...)になります。これは、プログラムを書き換えた時にどの程度動作速度が変化するか調べるためのものでした。開発機ではPowerPC601/90MHzで約68秒、PowerPC
G3/400MHzで約20秒になりました。
今後の予定
現在のところ、新たにバグや不具合が見つからない限り、更新の予定はありません。
履歴
2001年03月07日 Vectorで公開(ver.2.0010224)
2001年03月13日 Download ASCIIで公開(ver.2.0010224)
2002年02月05日 Vectorで公開(ver.20021212)
2002年02月07日 Download ASCIIで公開(ver.20021212)
雑誌掲載
2001年04月18日 MACLIFE 2001年05月号
関連リンク
コナミの携帯電話向けサービス、コナミネットのクォース紹介ページ
【コナミネット】アプリゲーム|ブロッククォースDX
共同通信社ウェブサイトの、テトリスを開発したバディム・ゲラシモフ氏の記事
次世代のハイテク小児科医
テトリス開発者の次なるテーマ
Macintoshゲームサイトmacfreegames.comの、テトリス関連ゲームを集めたページ
Tetris
Patrick
Fournierさん製作、ペンタミノが落ちてくるテトリス(Macintoshシェアウェア)
Pentris
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*1
4つの正方形をつなげてできる7種類の図形。テトリスに登場するブロックの形。
*2
5つの正方形をつなげてできる18種類の図形。
*3
コナミが1989年に発売したアーケードゲーム。押し寄せてくるブロックにピースを撃ち込み、四角形を作ればブロックが消滅するという、シューティング要素を持ったパズルゲーム。
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