ホーム>ベイシックコース>主要な構造 - the main 3 structures

ここでは、プログラムでは欠かせない主要な構造を持つ命令(if,for,while)の紹介です。

●IF THEN ELSE 命令
あるときは --- 、そうでないときは === を実行したいときに使います。書き方は
if [条件] then [条件が成り立つときの処理] else [条件が成り立たないときの処理]
一つ例を紹介します。
プログラム例 : 奇数/偶数の判定
100 input "変数aに整数を入力して下さい",a
110 if a%2=1 then print "aは奇数です"
    else print "aは偶数です"
120 end

上のプログラムは、ユーザーが入力した整数が奇数か偶数かを判定するものです。 110行では、aを2で割った余りが1なら(=aが奇数なら)、aは奇数ですと表示し、 0なら、aは偶数ですと表示します。

▲このページの一番上へ|△戻る
●FOR-NEXT 命令
for-next命令は、一定回数同じ処理を繰り返したいときに使います。書き方は、
for [変数名]=[初期値] to [終値] step [増分]
...(繰り返したい処理)...
next ([変数名])
カウンタ変数
繰り返しの回数を決める要素の一つ。省略できない。 カウンタ変数は普通の変数なので、変数名の付け方は変わりません。 本サイトでは、FOR-NEXT命令に使っているものということで「カウンタ変数」と呼ぶことにします。 また、途中の処理でカウンタ変数に値を代入したりしても構いません。
初期値
for文を最初に処理したときに、カウンタ変数に代入される値。 省略はできない。
終値
カウンタ変数が終値になったらfor-next内の処理をやめ、nextの次の命令を実行する。 省略はできない。
増分
カウンタ変数の値をいくらだけ増やすかを決める。もし省略すると、増分は 1 として実行される。
ここで一つ例を紹介しましょう。
100 for i=0 to 4
110  print "変数iの値は";i;"です。"
120 next i
実行結果
変数iの値は0です。
変数iの値は1です。
変数iの値は2です。
変数iの値は3です。
変数iの値は4です。

このように、for-next構文は、変数を使って繰り返す回数を決めます。 このように、for-next構文に使われる変数をカウンタ変数と呼ばれることがあります。 本サイトでも、for-next構文に使われる変数をカウンタ変数と呼ぶことにします。 また、fot-next構文の中にfor-next構文を入れることも可能です。 これをネスト(入れ子)と呼びます。 但し、カウンタ変数は別のものにしなければなりません。

▲このページの一番上へ|△戻る
●WHILE-WEND 命令
for-next命令は、一定回数同じ処理を繰り返したいときに使いますが、 WHILE-WEND命令は繰り返す回数が決まっていないときに使います。書き方は
WHILE (条件)
...(繰り返したい処理)...
WEND
while文に指定する条件
while-wendの中を繰り返すための条件を書きます。 なお、処理を条件の部分を-1とすると、無限ループになります。
for-next命令で出てきた例を、while-wend命令で書き換えた例です。

プログラム
100 i=0
110 while (i<=4) 
120  print "変数iの値は";i;"です。"
130 wend
実行結果
変数iの値は0です。
変数iの値は1です。
変数iの値は2です。
変数iの値は3です。
変数iの値は4です。
▲このページの一番上へ|△戻る

 Copyright© 2002-2003 Home , All rights reserved.