2004年11月16日火曜日初稿

みかんの皮

私の話はみかんの皮のようなものだ。私はみかんの皮をばらばらにしてそこら中にぱらぱらと投げている。いろいろな人に、いろいろな場面場所で、いろいろな方法によって、みかんの皮の断片を落としている。

みかんの皮の断片を見ても、その中身が甘かったのか酸っぱかったのか、幾つ房があったのか、すじはどの様に入っていたか、種は入っていたかなど、余程のみかん職人でないと分らないと思う。みかんの皮の断片を全て集めることが出来たら幾つかは分るかもしれないけど、味までは分るのかなぁ。

ふと私が思ったどうでもいいことです。私はこれからもみかんの皮の断片をぱらぱらやっていくと思う。