第5回大会

【最終結果】

順位名前得点活躍馬
優勝32620 キングヘイロー
2位図師13340 マイネルラブ
3位北川9200 マイネルメッサー
4位長野2510リーディングスター


例年、オークス、ダービーでの成績が重要な意味をもっていた。だが今年のダービーはKTC史上初めて優勝争いに関係ないものになった。二位の図師が1,2着になってもきわどい点差であるにも関わらず、出走は堤だけ。人気を背負いながら惨敗したキングヘイローをもってしてもお釣りがたっぷりきた結果となった。

はアグネスワールドの札幌三歳を皮切りに順調に得点をのばしていった。アグネスは故障がちでピリッとしなかったものの、キングヘイロー、エモシオンらがそれなりに走り、一回もトップを譲ることなくゴールを駆け抜けた。彼は「今年の成績は不満足。一流馬はいらない。超一流馬が欲しい。」と、かつての和田オーナー(シンボリ牧場)ばりのことをいっているらしい。その超一流馬になるだけの素質をもったキングヘイローは3流ジョッキーによって2流の競争成績に終わった。それによって彼はかなりの福永嫌いになった模様。
彼の好成績の原因はやはりデビュー率、勝ち上がり率の高さだろう。15頭のうち、14頭デビュー、11頭が勝ち上がりという優秀さ。その中にはブライダルスイート、エーピーパッションのように万馬券での勝ち上がりも含まれる。走っていれば人気がなくても何とかなると言うことだろう。
二位には久々に図師がつけた。マイネルラブ、キュンティアの外車2頭を中心に三歳時点では堤追撃態勢を作るまでになっていた。年が明けると2頭ともいまいちで、結局マイナス集計になったが、この順位につけられたことが重要。復活の手応えをつかんだのではないか。
北川も三歳時は何とか形になっていたものの、年が明けてからは全くだめ。ヤマニントランザムが重賞で人気になったりはしたが、得点できなかった。彼は得点の寸前の順位で止まってしまうパターンが多くみられた。これが一つずつでも順位が上がっていれば、2着はあったかもしれない。
ちなみに北川はエモシオンを高く評価しており、かなり悔しがっていた。そのエモシオンをそれほど評価していたわけではない堤に取られたのはさぞ残念だっただろう。
長野は去年の成績がフロックだったのだろうと言われても仕方がないものだった。いわゆる良血を結構揃えてきたが、オープンまで成長したものはいなかった。やはりデビュー率の悪さが敗因だろう。優勝で自分の取るべき道を見失ったのだろうか。今後の彼のスタンスに注目だ。





持ち馬一覧

長野北川図師
リーディングスターマイネルメッサーエモシオンベストアドマイヤ
トレアンサンブルクリールサクセスシンコウシングラー母モミジダンサー
母メジロモントレービッグビューティーナリタハヤテビワタケヒデ
チェイスザウインドサンシャワーキッスキングヘイロー母ゲートドクール
母リリズム母チヨノソングニシノシルクロードスカーレットレディ
タヤスアンティームダイイチダンディープランタンシェフメイショウサブリナ
エイシンリーズンメジロシャープトウカイキャプテンビッグコマンド
エイシンレジェンドゼネラルパートナーゴールデンバードマイネルラブ
トニーファイヤータックスパラダイスアグネスワールドシルクサファイヤ
母ダイナクラシックサンフレアブライダルスイートグレートサン
メジロヘラクレスドラゴンカスケードレガシーハンターキュンティア
母ダンスダンスダンスメジロテイラーエーピーパッション母サラバンド
母オークツリーヤマニントランザムシャドウハンターメジロダーウィン
母シャドーワールドザキングシンボリムジック母スカーレットレディ

太字は勝ちあがり 斜体は出走未勝利

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