アコニック・ランド:雑語(工事中):日本語・カタカナ語の表記・発音について

日本語・カタカナ語の表記・発音について

日本語の発音の個人的分類
繰り返し記号
小さい仮名による長音
鼻濁音
表記や名称の多様性について
ツァ行のローマ字
フン
ワ行の話
ウ濁の話
クァ行の話
shとj


日本語の発音の個人的分類

実際にはもっと複雑のようです。
摩擦音破擦音破裂音
清音濁音清音濁音清音濁音鼻音濁音
((く))は((ぐ))は(く)は(ぐ)はか゜
つぁづぁ
ふぁぷぁぶぁ
ひゃ

アイウエオヤイィユイェヨ
ハヒフヘホヒャヒヒュヒェヒョ
カキクケコキャキキュキェキョ
ガギグゲゴギャギギュギェギョ
カ゜キ゜ク゜ケ゜コ゜キ゜ャキ゜キ゜ュキ゜ェキ゜ョ
サスィスセソシャシシュシェショ
ザズィズゼゾジャジジュジェジョ
ツァツィツツェツォチャチチュチェチョ
ヅァヅィヅヅェヅォヂャヂヂュヂェヂョ
タティトゥテトテャティテュテェテョ
ダディドゥデドデャディデュデェデョ
ナニヌネノニャニニュニェニョ
パピプペポピャピピュピェピョ
バビブベボビャビビュビェビョ
マミムメモミャミミュミェミョ
ファフィフフェフォフャフィフュフィェフョ
ワヰウゥヱヲ
(ウァウィウゥウェウォ)
ヰャヰヰュヰェヰョ
(ウャヰウュヰェウョ)
(ウャウィウュウィェウョ)
ラリルレロリャリリュリェリョ


繰り返し記号

漢字
平仮名ゝ、ゞ
片仮名ヽ、ヾ
「々」は漢字を反復しますが、あくまで記号で、漢字の内には入らないようです。
大抵の辞書では同じ漢字をそのまま繰り返す形になってます。
でも、管理人は今の所は使う派です。
便利だし、折角馴染んでるのだから、正式に国字として取り入れてはどうかと思います。
「ゝ」も平仮名扱いにして、「ん」の次ぐらいにでも加えてはどうだろう。
でも、「ゝ」が平仮名で「ヽ」が片仮名であるという、この字形、関係には、あまり納得が行ってないです。

2008.3.5


小さい仮名による長音

「まぁ」「さぁ」などのように、小さい仮名を長音の代わりみたいにする使い方があります。
小さい仮名は、「っ」は少し別のものとして、「きゃ」「ふぁ」など、前の拍に補足するだけで、拍の数には入らないはずです。
また、「まあ」と「まぁ」で、文字の大きさに違いがあるのに、同じ二拍とは妙です。
「ごー」「ごお」「ごう」「ごぉ」「ごぅ」と、これ以上書き方増やしても混沌としそうに思います。
なので、この使い方はしない方針なのですが、ついつい使ってしまいます。 「まあ」よりも「まぁ」の方が、自然に思える事が多くて。
音量や意識を下げて拍に入れる感じでしょうか(1.5拍みたいな読み方は普通はされないと思う)。
個人的な主観かもしれませんが、「まー」「まあ」「まぁ」では、音は同じはずなのに、それぞれ印象がわりと違って来ます。
なので完全にこの使い方を俗的なものと割り切る事もできなく思います。
ひとまず、固有名とかには、標準としては使わない方針にしてます。単にどれにしようか迷って面倒なのもありますが(笑)。

2008.1.28


鼻濁音

あまり知られてない様子ですが、ナ行とマ行はそれぞれ、タ行とパ行の鼻濁音に相当します。
ダ行はタ行の濁音ですが、タ行に濁点を付けて表されるので、互いに同類である事がよくわかります。
同じように、ナ行もこの仲間というわけなのです。
「んー」と言いながら、タ行(orダ行)やパ行(orバ行)の音を出してみてください。
それぞれ、ナ行・マ行の音になるはずです。
(ただ、ダ行がタ行の濁音である事を明示する一方で、ナ行がタ行の鼻濁音である事は明示されてない点、
厳密な所では違うのかもしれません)

同様に、パ行とバ行とマ行も同類になるわけですが、ハ行はどうしたかと言うと、謎です。
バ行の清音は本来はパ行なので、ハ行とパ行・バ行が同類とされているというのはまた気になる所です。

ダ行とナ行、パ行とマ行の関連性は、以下からも伺えると思います。
ザ行はダ行の摩擦音で、鼻濁音にすればダ行と同様に大体ナ行になります。

さびしい⇔さみしい
さぶい⇔さむい
男(ダン、ナン)、内(ダイ、ナイ)、児・二(ジ、ニ)、若・弱(ジャク、ニャク)、女・如(ジョ、ニョ)、人・仁(ジン、ニン)、然(ゼン、ネン)
馬(バ、マ)、幕(バク、マク)、万(バン、マン)、美・微(ビ、ミ)、無・武(ブ、ム)、米(ベイ、マイ)、母(ボ、モ)、望・亡・毛(ボウ、モウ)、木・目(ボク、モク)
似(に(る)、ジ)

これを利用して、「ちびる」⇒「ちみる」みたいなのもできるかも。
漢字の読みを見ると、濁音⇔鼻濁音と清音⇔濁音の関係が濃い一方で、清音⇔鼻濁音の関係は薄い様子です。

習わない事もあるかもしれませんが、カ行にも鼻濁音は存在し、半濁点を付けてカ゜と表す事があります。

2005.10.10


表記ゆれ

そ:
り:
し:
が有名な所だと思います。
「ゆ」も、繋げて書く書き方がありましたっけ。
これらは一種の変体仮名と見れるように思うのですが、どうなんでしょうかね。
「り」の場合、MSゴシックでは前者ですが、MS UI GothicやMS明朝では後者になってます。後者の方が、片仮名の「リ」との区別に便利なように思います。
これらを状況に応じて使い分けるというのも面白いかもしれないと思うのですが、例は見た事がありません。
パソコン上で両方使うのはそもそも難しいですが…。

数字の場合も、がありますね。後者はデジタル表示用のが元になってるのでしょうか。

2008.6.6


ツァ行のローマ字

shがシャ行で、sがサ行なら、chのチャ行に対し、cはツァ行(現:ts)になるように思います(イメージにはあまり合いませんが)。
ピンインではそんな感じになってるみたいです。

2008.3.5


フン

ア行に対するハ行のように、息(この場合鼻息)と共にンの音を出す音、特有の音が出ます。
現在は「フン」て表現するしか無いと思いますが、それはンを「ウン」と表現するのと似たものだから、
何かあった方が便利じゃないと思います。
せいぜい「フ」でしょうか。

2009.1.24


ワ行の話

「ウィ」「ウェ」「ウォ」の代わりに「ヰ(ゐ)」「ヱ(ゑ)」「ヲ(を)」を積極的に使う事を応援してます。
ウィウェウォの方がカッコ良いかもしれませんが、ワをウァと書けばカッコ良いかと思うと微妙に思うので、慣れが大きいんじゃないでしょうか。
半角カナにヰとヱが無いのは由由しき事態だと思います。
尤も、ワは現代の日本語の音にもあるのに対し、後のは無いですし、助詞によく使われる「を」でも、大抵はオと発音してしまいますので、外来語のためだけの仮名ってのは非常に変な気もします。
ヲの音をオの音にしたりと、簡単な発音に変遷して来た一方で、外来語のウォはそのまま取り入れたりと、なんか不思議です。一種の外来語っぽさのためでしょうか。
でも、ウィやウェに関しては、ウイ、ウエって言われる方が未だ多いでしょうか。 表記ではともかく、口語では、ウエディングドレスやウエストやウインドウズを、ウェディングドレスやウェストやウィンドウズとはあまり言わないと思います。 スウィートやスウィムの場合は、スウイート・スウイムとは言われませんが、スイート・スイムと読まれる事が多いと思います。
一方で、ウォーターやウォーキングを、ウオーター、ウオーキングとは、あまり言わないと思いますので、 ヲは、ワよりは発音し難くても、ヰやヱに比べれば、馴染み深い音なのでしょうか。

それに伴い、ヴァ行も、ワウィウウェヲ⇒ワヰウヱヲだから、ヴァヴィヴヴェヴォ⇒ワ゛ヰ゛ヴヱ゛ヲ゛にできると思います。
後で見つけた文字に(環境によっては表示されませんが)、ヷ(ヷ)ヸ(ヸ)ヹ(ヹ)ヺ(ヺ)というのがありますので、あながちでたらめでもないかもしれません (ただ、ゔ(ゔ)に対するわ゛等は見つかりませんでした。そもそも、ゔは単純なヴの平仮名ってだけでなく、鼻濁音記号とかに使われてたりもしてたようです)。
そうなると、ヴァ行はウ濁ではなく、ハ濁に合わせて、ワ濁と呼べるようになると思います。

ワヰヱヲと揃ってるのだから、ウ段に相当する仮名も欲しい所です。
ア行のウとの言い分けは出来るにしろ、微妙で、現在拗音による書き分けすらもされないですし、実際に使う事はそうないでしょうが、形式上のもの、或いは一種の隠れキャラみたいなものとして。
まず、ワ行のウ段とア行のウ段を書き分けるには、ウィウェウォという表記に習えば、ウゥでしょうか。 でも、「うぅ」って、唸り声とかの表現でよく使われて、そのイメージになってしまうので使い難そう。 似た問題として、ハ行のフとファ行のフの問題もあると思います。 こっちも、フゥでは、ため息の「ふぅ」みたいになってしまう。
もっと昔には、イェに相当する仮名もあったそうですが、ワ行のウ段とア行のウ段が区別された事はないようです。
ワ行のウ段の仮名を作るとなると、仮名は然るに漢字から作られたものですから、ウゥの音に相当する漢字を使わないといけなさそうで、僕はそんなの知らないからお手上げですが、 仮名も、訓読みの音を使ったものがあったりと、意外といい加減なものなので、「うぅ」「ウゥ」を崩した形で、ひとまず を考えてます。
世間では既に、ウゥを表す記号として、「于」が使われる事があるようです(イィは、イェは。でも標準化されてるわけではなく、人によってまちまちみたい)。 なので、これを元に、平仮名と片仮名を作る手もあると思います。
片仮名はそのまま于でも良いかもしれません。漢字として使われる事はまず無さそうですし。 于は干と区別が難しそうですが、下のハネを強調すれば、そう難しくもないでしょう。 でも、漢字と片仮名とでもまた少し印象違いますし、チ、テ、モ、エ、キなど、多少似てるものもありますので、 もう少し工夫した方が良い気もします。
ただ、ワ行のウをア行のウと別の字形にするという事は、ワ濁の話からではヴというのはワ行のウという事になりますから、 折角馴染んだヴという表記を捨て、ワ行のウの濁点を代わりに使うって事になりますので面倒そうです。
しかし、ヴァ行を使わないとすれば、ヴをそのままウゥに当て嵌める手もあると思います。

ヰとヱに関しては復旧させ、半角カナにも、自由なスペースがあれば追加するとし、無ければユニコードにでも追加するとして、 あと問題は、ワ行のウ段、ヤ行のイ段とエ段の扱いをどうするかです。
仮名を増やすのも良いと思いますが、安易に伝統を覆すものではないとも思いますし。

2004以前-2008.3.5


ウ濁の話

ヴァ(ワ゛)行は個人的に、あまり使わない方針です。
僕のような英語に疎い日本人は、ヴとブの聞き分けは殆どできませんし、 発音する場合も、真似事みたいな感じで唇を噛む程度で、自然にはできないです。
ヴを使うのは(イ・エ・オをワ行のヰ・ヱ・ヲにしたり、ズやジをヅやヂにしたり、カ行をクァ行にするのと同様の)一種の表記上のお洒落になってるように思います。
rとlの音やs(z)とθ(ð)の音だって、仮名で表記する時には通常区別しないのに、bとvの音だけわざわざ書き分ける必要は無いと思います。 もちろん、rとl等の書き分けを今後の課題とし、bとvを達成された課題と見る考え方もできると思います。 普通の日本人が、ヴとブについて、表記し分ける必要があるほども十分に聞き分けられる、言い分けられるかについては、 今後の英語教育の発展に応じて変わるかもしれませんが、その頃にはrとl等の書き分けも重要になるでしょう。
外国の発音を表現できるヴは便利ですし、折角それがどんどん馴染んで来てるのに使わないというのは、英語が世界共通語になる時代の流れに逆行してると一蹴されてしまいそうです。 ですが、英語が世界共通語となり、日本語が日本においても二番目の言語になり、更には日常から消えるような事を思えば(実際どうかは知りませんが)、 日本語を外国語から独立させるため、外国語は外国語、日本語は日本語と割り切って、 日本語にヴの音は必要ないと開き直り、芸術等で重要な場合を除いて、使わないようにするのも、一つの道だと思います。

更にはfの音です。これは本来、日本人が使うファとは違うもので、vの清音です。vと同様、唇を噛む音です
(ここでは有声音、無声音て言った方が正しいのだと思いますが、便宜上、濁音・清音てのを使います)。
日本語のファはΦという記号を使う様子です(個人的にhwを使ってますが、これはまた少し別の音になる様子。 Φの濁音を表す記号はβのようですが、ここではhwを仮にwの清音として考えるので、hwを使おうと思います)。
また、現代の日本語の共通語では普通、ファ行が出て来るのは外来語で、それ以外ではまず出て来ません。 中国語ならいざ知らず、少なくとも英語のファの殆どは、紛れも無い、ワ゛の清音です(whereとかはhwのようですが、フェアーよりはホエアーって言われるでしょうか)。
つまり、殆どのファ行の音は、唇を噛む音のはずなのです。
vの発音の際にはかっこ付けて唇を噛むのに、ファの発音の際には普通にワと同じような音の出し方をするとは、妙な話です。 「た」の濁音が「ざ」になるようなものです。

そこで、ほぼhwよりもfの方が多い事を利用し、いっその事、ファ行の音を全て唇を噛んで発音するようにするようにしたらどうかというのも考えられます。 そうするともちろん、ハ行のフとファ行のフにも、ブとヴ同様の違いが現れ、書き分ける必要が出て来ます。 ファフィフフェフォって流れからすると、「フゥ」が妥当そうですが、既に「ふぅ」というのが息の音とかの表現でよく使われ、「ふー」と大体同音で、同じく二拍になるので厄介です。慣れれば使えるでしょうか。
fの音が、ファで特に問題にされないのなら、vの音も、わざわざ唇を噛まずとも、バ行とワ行の中間(ブァ行?)という程度の意識で良さそうに思いますが、どうなのだろう。

そもそも、日本語のファ行のフも、ハ行のフとは、ワ行のウとア行のウ位の違いがあると思います。 あとハ行は、ヒはç、フはΦ、後はhとなってるとの事ですが、その辺はよくわかりません。 ならば、hiやhuの音は、どんな感じになるのだろう。先の、ハ行とファ行のフの違いとは、また別の話になるのだろうか。 タ行のチとツが特殊なのは解り易いですが、ハ行も実はそうだったようです。

こういう事を書くと、ヴを多用する人達を非難してるように見られてしまいそうですが、 そういう強固な意図ではありませんので、変な風には取らないでください。 実は管理人自身も結構迷ってます。
ヴが現在日本中に浸透してる上、全角文字にも組み込まれてるから、利用しない手は無いというのもそうだとは思います。 ヴを全面的に廃止して、全角文字からも「ヴ」を削除すべしとまでは思わないです(ワ゛とかわ゛を正規に加えて欲しいとは思いますが)。
公用語として取り入れるのは、今の所、あまりして欲しくないですが、 一方で、積極的に取り入れ、vに相当する音をすべてヴと書いたらどうかと思う事もあります。 何がバ行で何がワ゛行なのか、日頃の外来語で知っておけば、いざ英語を覚える際に便利だと思います。

ところで、パ行がpに特定されるのに、バ行がbとvを兼ねるのは、変な気もします。
vの清音はfなのに、バ行の清音のパ行は、ファ行と一緒にするのは 抵抗がありますし、個人的にワ行はファ行の濁音に相当するように思うのですが、 ワ゛行をワ行と一緒にするのにも抵抗がありますので、 ヴの音は、ブとは厳密に区別する必要があるのかもしれないとも思います。
vの清音とwの清音が似てて、pの濁音とfの濁音が似てるとは、なんかややこしいです。 日本人の主観によるものなんでしょうか。まとめると下図の形です。
b
ファfv
hww
なぜvがw(ワ行)の濁点で表現されるのかという事については、ドイツ語のwがワ゛行を示す辺りが関係してるのかな?  他にするとしても、せいぜいア行に濁点くらいしか無さそうですが。

rとlの書き分けは、lの音を半濁点で表現し、 rをラリルレロ、lをラ゜リ゜ル゜レ゜ロ゜って感じでどうでしょうか。 ラ行とrを区別する必要もある場合は、rを濁点で表現し、ラ゛リ゛ル゛レ゛ロ゛とするとか。 ドイツ語のrの場合は特に濁点が似合うと思うのですが。
θおよびその濁音ðについては、ちょっとお手上げです。こちらはローマ字表記も難しいと思う。 thとdhを割り当てて、テャ行とデャ行をty・dyにする感じでしょうか。
カ行の鼻濁音ŋは、必要な場合は、カ゜キ゜ク゜ケ゜コ゜と、 半濁点で表現するのが一般的のようです(小学一年の時に先生が使ってたのを見たのが初で、先生のオリジナルかと思ってましたが、ちゃんと有ったようです。先生はどこで習ったんだろう)。 これも、ローマ字表記はどうするんだろう。文字通りのngじゃ、「んぐ」と「く゜」の区別が厄介だから、kn辺りでしょうか。普通使われないqを持ち出す手もあるかも。
fについては、pがbの清音ですので、ヴァ行の清音という事で、ウ゜ァウ゜ィウ゜ウ゜ェウ゜ォ、もしくはワ゜ヰ゜ウ゜ヱ゜ヲ゜で表せそうです。 もはや何でも半濁点様ですね(笑)。でも非常に解り難いですよね。 英語のファ行は殆どfだから、殆どのファ行をワ゜行にしなければならない事になってしまいますし。
逆に、ファ行の濁音のブァ行を、ワ゛行と置き換えたらどうかというと、 見た目上の問題はおいておいても、vuとbuの区別ができなくなりますし、この場合は元々fuとhwuの区別も出来てないです。

2007.3.4-2008.3.5


クァ行の話

ウ濁と同類の理由で、クァ等とかヮ系の表記に関しても、使わない方針です。
ウ濁と同様、まともに使い分け聞き分けしてる日本人てどのくらい居るんだろう。
クォークなんて、表記はこれで定着してしまってますが、多くの人はクオークって発音してるのではないでしょうか。
クァは、クアもしくはクワと早口で言うだけで、なんか一つの音節として認識し辛いように思います。 管理人だけがヘタなのかもしれませんが(^^;。
量子をクァンタムとか、四重極をクァドラポールとか言いますが、カルテットやクオリティーも、クァルテット、クォリティーって言わないといけなくなるのでしょうか。
クァ行に関しては、昔の日本でも有ったようですが、現代では正直自然には使えないのではないでしょうか。 ヰャ行よりは自然に使える気もしますが。 管理人がちゃんと発音できるようになったら容認するかもしれません(笑)。
クヮはあまり使われない気がしますね。

でも、ファは自然に使いますから、妙といえば妙です。
先述したように管理人はヘタなので、 クァを容認するとしたら、他の行でもウ段+ァが出来そうに思います(スィやツァ行は別だと思いますが)。
それに、例え単なる早口でも、 クァンタムとクアンタムでは印象違いますし、 音としてはカでもクァを使う事で、一種の文語みたいな感じで、 同じ音のカタカナ語を区別し、紛らわしさを減らしたり出来そうです。

クァ行と言えば、qをもっと積極的に使ったらどうかと思ってます。
英語でも、quと、ほぼ必ず後ろにuが付くのがルールみたいになってますが。
でも、グァ行をどう表すかが問題になりますかね。

2008.3.5


shとj

まず、フィッシュ(fish)のシュの音は、ʃ(∫に似た記号)で表され、 この音の濁音は、ʒ(「ろ」に似た記号)で表されます。 大雑把に言えば、前者はシャ行、後者はジャ行で、ここではそれらをそう呼ぼうと思います。

フィッシュ(fish)、ディッシュ(dish)、フラッシュ(flash)、イングリッシュ(English)の末は、いずれもshの音で、 カタカナ語にされる場合、ウ段になってます。
一方、bridge、badge、village、collegeは、ジャ行の記号で終わってますが、 ブリッジ、バッジ、ビレッジ(ビリッジ)、カレッジ(カリッジ)と、イ段になってます。
濁音になる事で段の印象が変わってしまうのか?って思ったら、そうでもなく、 ここでは、ジャ行の記号の前に、d(tの濁音)が付いてる事が問題のようです。
同様に、シャ行の記号の前に、tが付いているものは、いわばchの音となるわけですが、 キャッチ(catch)、パンチ(punch)、スピーチ(speech)、アタッチ(attach)と、 イ段で終わっています。
では、dの付かないジャ行はどうなるかというと、例があまり見当たりませんが、 ルージュ(rouge)、ベージュ(beige)、ミラージュ(mirage)がそれで、シャ行と同様、ウ段になってます。
しかし、ジャ行にdが付くか付かないかってのは、いわばジャ行とヂャ行の違いでしょうから、難しいですね。
また、これらはあくまで一部の例なので、例外は探せばぽろぽろと見つかるのではと思います。

jはなぜか、単語末に来る事が無いんですよね。例外は有ったっけな?
だから我々は、jを単語末等に使う事に、既に違和感を感じるようになってます。
jももっと積極的に使ったらどうだろうかと思うのですけどね。
上の単語末のgeをjに置き換えるとか。
まぁ、shの濁音だと考えれば、zhでしょうけど。
発音記号ではヤ行になったりと、紛らわしいですし。

2008.10.12


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