★復活その3 - バッテリーに電気ショック
  LEDの負荷では放電させるのに時間がかかるので少し大きい負荷を使用します。
  これまた手元にあった電球(6.3V 0.25A)を使用しますが、電圧が合わないので27Ωの抵抗を
  直列に入れてさらにバッテリーの電圧を下げすぎないように電源用ダイオードも入れます。
   (12Vくらいの電球が有っても、電球だけを負荷にするのは危険です。電球は点灯すると
  抵抗値が増えて流れる電流を抑制してくれますが、電圧が下がって消灯の状態では極端に抵抗
  値が少なくなり、最悪バッテリーを短絡に近い状態にしてしまいます)
ノートパソコンのバッテリー復活に挑戦
@1回目 5時間充電後 1時間放電
     点灯していたのは15分間 - 電流は約220mA
     その後消灯のまま45分間 - 約50mAに電流が下がったところで放電を打ち切り

A2回目 11時間充電後 4時間放電
     点灯していたのは1時間 - 電流は約220mA
     その後消灯のまま3時間 - 約20mAに電流が下がったところで放電を打ち切り

     2回目の放電終了後バッテリーをパソコンに戻して充電すると‥ 初めてオレンジ色
     の充電ランプが点灯しました(約15分間)  これはかなり見込み有りそうです。

B3回目 18時間充電後4時間30分放電
     点灯していたのは3時間 - 電流は約220mA
     その後消灯のまま1.5時間 - 約180mAに電流が下がったところで急に電圧が
                     下がり始めたので放電を打ち切り

   バッテリーがかなり蘇ってきたようなので(まだゾンビの状態かも?)そろそろ本格的に
   リハビリを始める事ににしました。
★復活その4 - バッテリーのリハビリ
  ここからはパソコンでバッテリーの充電と放電を繰り返すことにします。
  バッテリーが無くなるまで放電するためにパソコンの設定が必要です。
  Windowsのスタートメニュー「コントロールパネル」より「パフォーマンスとメンテナンス」
  →「電源オプション」と選択していきます。
  「電源オプションのプロパティ」画面で バッテリー使用 の「モニタの電源を切る、
  ハードディスクの電源を切る、システムスタンバイ」項目をすべて「なし」に選択します。
   同じ画面の「アラーム」の設定で「バッテリー低下アラーム、バッテリー切れアラーム」
  を5%くらいに選択。
  「バッテリー切れアラーム」の「アラームの動作」を「スタンバイ」に設定します。
  同じ画面の「休止状態」の設定で「休止状態を有効にする」のチェックを外します。

  パソコンはAC電源で起動して正常に起動してからバッテリー駆動に切り替えます。
  あとはバッテリーアラームが出ても見て見ぬ振りをし、自動的にシャットダウンするまで
  放置します。
この回路が最善とゆう訳では無いの
で手に入る部品を使って回路を作れ
ばそれで良いと思います。
とえば古くなった髭剃り、懐中電灯
など身近にいくらでもあります。
@1回目 2時間充電(31分充電ランプ点灯)
     バッテリー駆動に切替えた直後の残容
     量表示は31分(100%)
     バッテリー駆動に切替えて25分後に
     アラームが出る-残り2分(8%)の表示

     残り2分(8%)の表示のまま1時間
      42分経過
     バッテリー駆動に切替えて2時間7分で
      自動的にシャットダウンした‥感動!

    バッテリーの低下状態をWindows(あるい
    はBIOS)が認識していないので早い段階で
    残り2分(8%)の表示になったと思う。
A2回目 4時間充電(約2時間充電ランプ点灯)
    バッテリー駆動に切替えた直後の残容量表示は2時間20分(100%)
    バッテリー駆動に切替えて30秒後に1時間47分(100%)の表示になった。
    1時間55分後 自動的にシャットダウンした ‥ 完全に生き返った模様!!


★復活その5 - 退院
  当初の目標をはるかに超え、まるで新品のように復活しました。
  私自身ここまで上手く行くとは予想外でした。
  中古パソコンの場合前所有者の使用状況や使用年数にもよりますので、いつもこの様に上手
  く行くとゆう訳では無いと思いますが、バッテリーを交換する前に一度は試して見て損は無
  いと思います。
  ともあれ 今回は大成功でした‥ めでたし めでたし!!