DxfExtractGroup
説明
DXFファイル内の指定した単一オブジェクトから、反復して現れるグループ(例えばポリラインの頂点データ)の値を抽出します。
書式
Object.DxfExtractGroup(retCount,ExtractArray,StartLineNo,GroupList,[DxfFullPath]) As Boolean
引数 | 説明 |
---|---|
retCount | 抽出されたオブジェクトの数を返す変数を指定します。 |
ExtractArray | 抽出結果が2次元の配列で返されます。 |
StartLineNo | 抽出したいオブジェクトのDXFファイル内での行番号を指定します。 ※使用例の補足説明をお読み下さい。 |
GroupList | 抽出したい複数のグループコードをパイプ文字で区切って指定します。 |
DxfFullPath | 省略可能です。省略するとWindowsテンポラリフォルダ内のAcadRemocon.dxfになります。 |
戻り値
戻り値 | 説明 |
---|---|
True | 正常終了しました。 |
False | 異常終了しました。エラーの詳しい内容はShowErrorメソッドで確認出来ます。 |
使用例(VBScript)
補足説明:
13行目のDxfExtractメソッドでポリラインを変数Objに取得しています。
配列変数Obj(1,1)には1個目のポリラインのグループコード8の内容が格納されています。
更にObj(グループコードの数+1,1)には1個目のポリラインのDXFファイル内での開始行番号が格納されています。
この例ではグループコードの数+1=2になりますが、グループコードの数を変更しても影響を受けないように、19行目ではUBound(Obj,
1)と記述しています。
これはDxfExtractGroupおよびDxfExtractBlockメソッドを使う場合の定石として覚えておいて下さい。
Dim Acad
'Acad変数はErサブルーチンでも使うのでここで宣言 |