acQSelect
説明
AutoCADの「クイック選択」ダイアログへの自動記入をします。
書式
Object.acQSelect(retSelCount,ScopeAll,ObjectType,Property_,Eval,Value_,[OptionButtonIndex=0],[CheckBoxValue=False],[DebugMode=False]) As Long
| 引数 | 説明 |
|---|---|
| retSelCount | 選択されたオブジェクトの数を返す変数を指定します。 |
| ScopeAll | 「適用先」を指定します。 True=「図面全体」 False=「現在の選択セット」 ※CheckBoxValue引数にTrueを指定した場合、この引数の内容は無視され「図面全体」になります。 |
| ObjectType | 「オブジェクトタイプ」を指定します。 |
| Property_ | 「プロパティ」を指定します。 |
| Eval | 「演算子（「=」,「<>」,「> より大きい」,「< より小さい」,「すべて」等）を指定します。 |
| Value_ | 「値」を指定します。 |
| OptionButtonIndex | 省略可能です。0を指定すると「新しい選択セットに含める」に、1を指定すると「新しい選択セットから除く」オプションを選択します。 |
| CheckBoxValue | 省略可能です。Trueを指定すると「現在の選択セットに追加」にチェックを付けます。 |
| DebugMode | 省略可能です。Trueを指定するとacQSelectメソッドは「クイック選択」ウインドウを閉じずに終了します。 |
※ダイアログが表示されるまでや、オブジェクトの選択に極端に時間がかかるような図面で使用する場合は、事前にCommandTimeOutプロパティに大きめの値を設定してから実行して下さい。
戻り値
| 戻り値 | 説明 |
|---|---|
| True | 正常終了しました。 |
| False | 異常終了した、またはDebugMode引数にTrueが指定されました。エラーの詳しい内容はShowErrorメソッドで確認出来ます。 |
実行例
Set
Acad=CreateObject("AcadRemocon.Body")
Acad.acQSelect retSelCount,True,"文字","内容","*","*"
↓実行イメージ（実際には自動的に「OK」ボタンを押してダイアログを閉じます）