三國志〜英雄の時代〜 製作状況

吉川英治氏の小説や横山光輝氏の漫画で皆様おなじみの三國志。ゲームの題材にもたびたび取り上げられています。

kr_ryo も三國志は大好きで、ボードゲームやカードゲームを学生時代に作成したこともあります。ゲーム作るなら三國志でしょう!

ということで、三國志をHSPという言語で製作していました。操作性も、ルールも、今までにないものを作っていきたいと考えておりましたが・・・今までにない操作性、ユーザーインターフェース(UI)どころか、今までにあるUIすら量が増えるとHSPではとたんに難しくなる・・・ここらへんの詳しいいきさつは徒然日誌をご覧ください。変数日本語化以外はDelphiに移っても対応できるはずなんですが・・・??

(2003年6月8日)正式タイトルであった『三國志英雄伝』は、市販のカードゲームに同名のものが存在することがchagatai様のご指摘により判明しましたm(__)mさすがにゲームで同名は、フリーであったとしても好ましくないため、正式タイトルを『三國志〜英雄の時代〜』と変更いたしました。

(2003年5月25日)正式タイトルを『三國志英雄伝』と決定いたしました。そろそろこのページの内容も変更したいのですが、あまりに変わりすぎて全部作り直さないといけないので(^^;詳しくは、やっぱりライブで製作記を載せている徒然日誌をご覧くださいm(__)m 下記の事項は2002年7月14日までの旧HSP版での内容です。

現在は、仕様がほぼ確定しています。それから

てな感じです(^^;

開発中のゲームの仕様

どういう感じの三國志が良い?

下の方で紹介しているメインマップをご覧いただきたいんですが、現在の設計では、メインコマンドと直接の実行内容であるサブコマンドからなり、プレイヤーはやりたいコマンドを選択することによってゲーム世界に何か影響を与えていきます。逆に、プレイヤーがコマンドを選択するまで世界は何も変わりません。また、コマンドを実行する際には、担当する武将を個別に選択することになるので、無能な(^^;武将は窓際族よろしく本当に何もさせてもらえません。

これに対し実際の組織では、色々な担当部門があって、各担当が何かやりたいことを上げ、トップが実行を許可する方法もとられます。また、命令は、ほっておいても終わるまでor終わらせるまで実行してくれます。この方式だと、新しい実行内容の中には、ゲーム世界の側からプレイヤーにやらせてほしいと許可を求めさせることもできます。

そうです、三國志の世界では、武将が君主に何かの行動を実行させてほしいと進言する場面が結構でてきますが、これを再現します。もっとも、武将個々人がバラバラに進言するばかりではなく、担当部門を作って各武将を配属し、長にこれをさせてほしいと進言させる形になります。この方式で君主プレイだと、コマンドの内容が、直接実行のものよりも、部門長に命令を下すものと、部門長の意見を求めるものになりそうです。また、部門に武将を配属させることが重要な要素となるでしょう。たまには、武将が個人的に何かさせてほしいと進言してくることもあるでしょう。合議や諮問で状況を把握することも大事です。

それから、懸案がひとつありまして、武将の能力の把握です。埋もれていた人材という表現があるように、人の能力適正なんてそう簡単にわかるわけはないと思うんですよ。ところがたいていのシミュレーションゲーム、だけでなくRPGとかも、数値化して明確にわかるようになっています。まあ、能力だけでなく、国力とかも本当はすぐにわかるはずはなさそうです。

すぐわかった方が便利は便利なんですけども、どうもおかしい。知力70台の連中を十把一絡げにして内政させるとか、武力の上から順に戦争させるとか、人を見ずに数字だけ見ているような…実際数字しか見てないんですけども(^^;;;姜維や王平や陸遜も、もともとは埋もれていた人達ですし、呂蒙も魯粛すら見誤まり、鳳雛先生なんて田舎の県長くらいで別にいいか〜と扱われていたくらいですから。ということで、能力値はそもそもブラインドで、わかったとしても「平凡」とか「神の如し」とかで表現されるのみとしてみたいと思います。

そしてさらに、それすらも最初はブラインドでいけないかな?と考えています。つまり、初めて会ったその日から、武力86やね、なんてわかるのは論外としても、武勇に優れているな?とわかることもそうないのではないか、ということです。達人なら達人の身のこなしでわかる、ということもいわれますが、普通はどうか?ということで、プレイヤキャラが直接評価判断してみたり他の人に聞いてみて評判がわかる、という感じにしてみたいと思います。判断者の能力を基準としますので、その人の能力が低かったりすると、わからなかったり、見当外れな答えを返したり、ですとか。また、自分より能力が上の人は、上ということはわかるけど、どこまで上なのかわからない、とか。逆に下だと、よくわかるとか。また、一緒にいる時間が長かったりですとか、部下上司の関係だったりとかですとよくわかる、また、世評でわかるというのも面白そうです。

問題は、見たいときにすぐ見れないということなんですよ。Space War Gameの時は敵のこともよく見えていたので、今回は味方すらよくわからない、というプレイがどんなものかわかりにくいのが(やったことないですし。昔ファミコンの不如帰だったかな?というゲームが能力値が見えなかったらしいですが)難点です。一度やってみたいと思いますが、どうでせう?

さて、実現できるできないは別としまして、どんな三國志がプレイしたいか?という内容のアンケートはまだまだ実施中です。作る前からアンケートというのもなんですが、興味のある方はメールにてご回答いただけると幸いです。。。

メインマップは、黒木様のご提案により、土台に衛星写真を使用しました。元ネタはEarth and Moon Viewerというところにございます。多分著作権的にコピーライトつけとかないといけないので、こちらに載せておきます。

Earth and Moon Viewer
by John Walker
URL http://www.fourmilab.ch/
Satellite data provided by The Living EarthR Inc./Earth Imaging
(C) 1996, All Rights Reserved.
URL http://livingearth.com/
The satellite tracking code is based upon the N3EMO Orbit Simulator:
N3EMO Orbit Simulator routines v3.7
Copyright(C)1986,1987,1988,1989,1990 Robert W. Berger N3EMO

ようやくメイン画面の表示内容を変更しました。ほぼ仕様どおりですが、細部は開発中のものですので、 多少変なものもあります。

今回から長江と蜀桟道が登場です。やっぱりいるっしょ(^^;どう影響するかは今後の課題ですね。

マップをクリックしていただくと、実寸表示します。

三國志メイン画面

三國志メイン画面

領土を表すのは、河村様からいただいたお便りを元に、旗の色分けで表示ております。もし、上の仕様とか、こんなゲームがプレイしたいという方は、どしどしメール&アンケートをお送りくださいませ。。。

武将のグラフィックのご提供(まだやってます(^^;;)ご意見等のあて先はこちら
三國志についてのご意見係まで

三國志武将名簿プレゼント

"徒然"日誌にも書いておりますが、三國志開発の大きな関門のひとつは武将の外字の扱いだと思います。三國志関連のゲームやホームページなんかでは、外字を使ったり、当て字やかなカナだったり、偏と旁を分けて載せたりとか、いろいろな工夫をされています。私は以前はUNICODEを使おうと思っていたのですが、どうもHSPでは対応できません。使えないならしようがない!

アンケートでも、クリックだけでプレイできる方がよいというご意見が多いため、外字エディタ使用方式はちょっと分が悪いようです。そこで、レジストリ方式を採用する形になりました。詳しくは上の徒然日誌をご覧くださいませ。

それで、すっかり肩身の狭くなったUNICODE版三國志武将名簿をさしあげています。時間が取れなくて結局更新されないままになりそうですが、何かの役に立てれば幸いです。たいした量でないので記念に持って帰ってくださいませ。。。                         

UNICODE版三國志武将名簿(11kbyte)のダウンロード

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