へ、、へんだ、いまさら親指シフトなんて(T-T) 以上。
理由。でけへんっっっっ!くそおう!いらいらいらいらいらするうううう!ということです。指が勝手にQWERTYに走る!あ、ちなみに、QWERTYっていうのは、ローマ字かな変換方式のことです。ローマ字配列は左上のキーからQWERTYになってるでしょ。
私とQWERTYの出会いは、以前も書きましたが中学1年の頃の初めてのポケコンとの出会いからです。ポケコンのキーはちっこかったので五月雨式一本指打法でした。中2でX1なる8ビットのパソコンを買って、光栄の信長の野望(全国版)とか三國志(初代)とかを1万4800円も出して買ったり、中古のゲームを買ったりしつつ、マイコンBASICマガジンという雑誌(最近全然見かけませんね…)の紙上プログラムを入力して遊んでいました。もちろんこれもキーを見つつQWERTY。ああ、あのころは無心にゲームとプログラムを…なんだ今も変わってへんやんけ(^^;Aそれにしても三國志1万4800円、ファミリーコンピュータ(初代)本体1万4800円ちゅうのは、世の中ゲーム機全盛に向かうのもわかる気がしますな。
結構ブランク(ずっとX1!)があって、大学1年でワープロ(文豪)2年でWin95と、あいかわらずQWERTY。このワープロの時代(たった1年!)、ワープロ徹底操縦法(木村泉著・岩波新書)という本に出会いました。その中にブラインドタッチの練習法が書かれていました。木村氏の独自の方法ではなくて増田氏の練習法の紹介ですが、ご自分の体験記だけでなく具体的な練習法まで掲載されていたのです。これで私も練習してみました。当時だいたい通算8時間くらい練習したところ、QWERTY方式のキーを見ずにブラインドタッチができました。おおすごい!
しかし、この本、これだけで十分なくらいなので、増田氏の本にまで進まなくてもできてしまうんですよね(^^;A増田式増田式とかなり宣伝されてるんですけど、原典にまで行かなくてもこの本だけで十分練習ができてしまいました。かえってまずい気もしますね…(^^;Aまあ、増田氏の練習本を置いてある書店より、岩波新書が置いてある書店の方がはるかに多そうだし、明らかにこちらの方が安いので、ブラインドタッチを練習したい方はお勧めです。多分ちまたのタイピングソフトなんかよりずっと早く身につきます。もっとも、他の内容があまりにもアウトオブデートなのはこの類の本の宿命すね。1991年初版の本なんですけど、10年前って、DOSかワープロ専用機の話にしかならないので、今のWindowsしか知らない方々には歴史書みたいな(^^;Aもしかして最近の版では内容が更新されているかもしれません。
さて、この増田式で親指シフトを練習してみました。う、久しぶりの練習。早く打ちたいのだが我慢我慢……我慢我慢…う、眠い。。。そう、さしもの増田式も、親指シフト配列だと量が多すぎます。QWERTYと親指シフト配列では、覚えなきゃいけないキーの量が約2倍になってしまうんです。そりゃあ、かな50音とローマ字26字じゃあ倍になりますわな。練習時間をかなりとられます。それに、配列が使用頻度順の親指シフトは意識して覚えないといけない。もちろんQWERTYでも同じなんですけど、こっちの時は、それ以前の目で見て入力時代が結構長かったため、割と覚えていたんでしょうね。親指シフト配列は全くの初見なので、ひたすら覚えるしかない…時間かかる〜キーボードアレルギーな人の気持ちがよく分かりました。
しかも、まったく0から始める方がよいかも。練習の成果が目に見えてわかるし、だんだん打つのが楽しくなってきます。私の下手な初心者スキーも、練習してややうまくなっていくのが楽しいのと一緒。ところが、他のキー配列で打てていた人が、他のキー配列に移ると…知らず知らず、「あ」を左手小指で、「い」を右手中指で押してしまいます。おそるべしQWERTY!って、単に指が勝手に動くだけ(^^;Aしかし、この勝手に動くっていうのが曲者で、増田式練習法のためか、キーボードがまったくない状態で「R」はどこ?と考えるとわからない。「ら」と指でうつふりをすると、あ、ここか、とわかるという状態。むむ。親指シフト配列の練習としては打つのに時間がかかりすぎる時、QWERTYに戻した時の快感!指が勝手に動くってステキ!!
ということで、見事親指シフト配列は休止。練習時間がかかりすぎることがわかり、上達するまでの費用対効果が悪すぎ。会社ではQWERTYだし、家だけ親指シフト配列ではちょっともったいない。あ〜あ、もうちょっと覚えやすけりゃな〜実際覚えた文字を打ったときは早かった〜!けれども、JISキーボードだとさすがに親指シフトキーが使いにくい。親指シフトキーボードなら兼用していない親指シフトキーと変換無変換キーが、同じというのが問題なんです。というのも、親指シフトキーボードだと親指シフトキーは普通のシフトキー同様、押し続けていても何もおこりませんが、兼用親指シフトだと押し続けると変換動作になってしまうのです。したがって、ほぼ同時に親指シフトキーと入力キーを押さないといけなくなります。さもないと変換されてしまいます。これが結構きつい。同時押しじゃないと面倒になるため、親指シフトキーを押す動作が一瞬遅れます。もしくは一瞬キー入力が遅れて変換されてしまいます。いかにも間違いました〜!ぶぶ〜!!と言われている感じになります。やっぱり親指シフトキー配列には親指シフトキーボードですわ。JISキーボードで親指シフトを使うのは、親指シフトに慣れた人でないとちと難しい。逆に、JISキーボードに切れかかっている親指シフターにはJapanistの親指シフトモードは福音でしょう。自然に指が動く人にとっては、このモードは全然問題がなく快適…なんでしょう。そこまで行き着かなかったのでわかりませんが(^^;A
ところで、さっきのワープロ徹底操縦法という本には、親指シフトキー配列以外にも様々なキー配列の紹介もありました。性懲りもなくこれにも挑戦してみようとした私、ところが結構困難を極めました。というのも、キー配列ってどうやって変えるん?ということから…つづく
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