kr_ryo 徒然日誌 <2002年4月21日分>

QWERTYを超えて…Japanist体験記その4

つづき。だんだんJapanistから離れているような気もしますが(^^;A今回はキーボードの配列変更です。前回の木村先生の本には、親指シフトキー配列だけでなく、SKY配列やM式配列の紹介がありました。私も実は、ワープロ専用機(文豪)時代、M式配列(快速ローマ字カナ入力だったかな?)で入力していたことがありました。もちろん木村先生の本の影響ですね。

快速ローマ字配列とは、M式配列を母体として、左手のホームポジション(QWERTYでいうところの、ASDFGキーのあたり)にAIUEOの母音キーが並び、右手の方にKST…と五十音が、QWEとかZXCとかの位置に濁音半濁音(ZとかJとか)や記号などが並ぶ配列です。結構打ちやすくて、その後半年足らずでWindows95機に乗り換えていなければQWERTYを忘れていたかもしれません。残念ながら、Windows95でキー配列を変える技能も情報も、それこそインターネットすら知らなかったので(*_*)QWERTYで生きていくことになりました。

7年もたって、再びキー配列変更を思い出し、木村先生の本を読み直し、M式やらSKY配列への憧れが復活してしまいました。木村先生も書かれていますが、キー配列の変更は、実用を超えた何か魔力魅力があるみたいです。いても立ってもいられなくなり、キー配列変更ソフトを探してみたくなりました。検索ソフトコペルニクスをフル活用して、さぁ探すぞ!

いろんな語(キー配列とか、SKYとか、変更とか)を試してみて、いくつか有用なサイトが見つけられました。M式とかSKY配列などは、それぞれのページをご覧いただいた方が早いので、こちらもあわせてご覧ください。点数は私の利用度で、5点満点です。各配列の紹介ページは私が利用していないために点数が低くなっていますがもちろん有用なものを載せています。キサマが評価するようなタマかゴルァ!(▼ヘ▼メ)と思った方は、文末をご覧ください。

M式の世界

M式の開発者の森田氏のページ。M式はどんどん発展していっているようですね。今回は紹介のため掲載。1点。

SKY配列

SKY配列は配列だけの紹介です。どういうわけかSKY配列の詳しい内容はネット上では見つかりません。探し方が悪かったか?1点。

拡張ローマ字入力『AZIK』

SKY配列を参考にしたAZIK配列の公式ページ。AZIK配列は私は未体験です。推奨される方式が、IMEでキーボード配列を変えることのできるWXGやATOKを用いて配列変更をすることとなっているため、残念ながらJapanistの私はパス。1点。

いろんな日本語入力体験コーナー

SKY配列を参考にしたAZIK配列の考案者木村清さんのページから。SKY配列だけでなく、漢字直接入力式などのリンクがあります。2点。

WinAZIK

WinAZIKを利用できるようにする常駐ソフト。まずSKY配列を目指していた私は使わず。1点。

増田式キーボード学習法

前回から登場している増田氏のウェブサイト。本が置かれてなくともインターネットがあるぞ!という好例。ただし中身は有料部分が多い…(^^;A1点。

KillGates

キーボードの誰も利用しないような、ウィンドウズキーや、アプリケーションキーなどを他のキーに変更するプログラム。残念ながらアルファベットキーまで変更できるようなソフトではなかったですね。1点。

yukihiroのホームページ

キーボード配列を自由に変更できるソフトkeylayの作者のページ。おぉあった!と思って慌ててダウンロードしてみたものの…なんとシェア(T_T)ページ上にはどこにもそんな内容が書かれていないぞ!keylayは非常に有名なソフトで、もはやシェアしかないのかとやや落ち込む私。1点。

NTのキーマップの変え方

レジストリのいじり方が書かれています。なぜNTなのかというと私がNT族のWin2000使いだから。もっとも、レジストリをいじるだけではSKY配列の最大の特徴の「OU」とか「AN」とかを一度に入力することができません。しかしながら、このページのリンクに救われました。というのは次のリンクが掲載されていたからです。ここから先のリンクは、わざわざ私が書くよりこのページを見ていただいた方が早いっしょ(^^;A3点。

GANAware

今回のゴール、「窓使いの憂鬱」というソフトの制作者の方のページ。きっと突然ここのページを見られても、何がなんだか…という気がします。上のリンクから飛んで行ったため、窓使いの憂鬱を見つけられました。2点。各ソフトの紹介がほしい…

ということで、「窓使いの憂鬱」を見つけることができました。実は愛読誌WindowsPowerのバックナンバーから、いろんなキー配列変更ソフトも見つけていたんですけども、コペルニクスからは発見できなかった、というだけです。検索は大変ですね〜。

上の方のSKY配列の紹介ページをご覧いただくと、この配列の特徴は母音が右手のホームポジションに配置され左手に子音が配置されているだけでなく、「OU」や「AN」といった複母音も配列されています。この複母音がいろんなキー配列ソフトではできないんですよ。つまり、1キーに2つのキー内容を配置できない。ところが「窓使いの憂鬱」では、これができてしまうんですよね〜

詳しくはダウンロードしてみてください。ありがたいことにフリーソフトです。「窓使いの憂鬱」では、どんなキーのどんな配列も可能です。カスタマイズも簡単です。秘密めいてますが(^^;A、先の複母音の表記は、「key IL-Q = A I」と「key IC-Q = A I」てな感じになります。ダウンロードしていない人には何がなんだか、ですな。

さて、さっそく全部のキーのSKY配列をやってみました。ところが、親指シフト配列より一層QWERTY干渉が生じるのです。つまり、QWERTY配列として指が動いてしまうんですよ。やっぱり指が覚えている内容はなかなか変えられない。ちょっとずつSKY配列をQWERTYに似せるよう変えてみた(AZIKに似た発想ですね)んですけども、だめ。毎度の木村先生の本にもありましたが、親指シフト配列は1文字1キーですけど、SKYやQWERTYのアルファベット2文字でかな1文字は同じ発想なだけに、より一層打ち間違いやすいようです。SKY配列と親指シフト配列の打鍵速度は同じくらいといわれてますので、じっくり練習すればもっと早くなるんでしょうけども…

使っていくうちに、QWERTYと間違えやすいキーを戻していって、戻していって、戻して…と、結局ほとんど元にもどってしまい(^^;、A今では、Xキーが「AN」とかになっているだけのSKYの残骸になってしまいました。ここら辺で、当初の魔力も薄れてしまって、もうQWERTYでいいやあという気になってました。というのも、Japanistの売りの先読み変換が異様に打つスピードを早めてくれるんですよね(´▽`)打つ量も減って、わざわざ覚えなきゃならないキー配列を変えなくても…と。結局QWERTYを超えるのはJapanistだったのかな…

文末。最近「『超』整理法」でおなじみの野口悠紀雄先生の「ホームページにオフィスを作る」を買いました。野口先生の経済本以外はだいたい読んでいるんで、内容がどこかで見たことのある内容といえば内容でしたけども、この本でも検索についてのミシュランの話題をあげておられました。つまり、単に紹介するだけでなくて内容について評価も載せるべき、ということです。評価がないと見たり行ったりしても無駄とはいわないものの、ちと違ってた、ということが往々にしてあるということです。インターネットのロボット検索は、何でもかんでもヒットさせてしまうので、全く違う内容のゴミ結果が多く出てしまいますが、何らかの目的で探しだした人の軌跡としてのリンク集は役に立つ、ともありました。確かに、これだけのリンクを探すだけでも、何時間かかかってしまっていますし。

ということで、いつも野口先生の啓蒙には素直に反応してしまう私、今回リンク集に評価もつけてしまいました(^^;Aまあ、個人の評価なんで、評価する私のなんらかの価値観や発想に頼っているものでしかなく、相手先の客観的質を正しく見いだしたわけでもなんでもないです。今回は、私の利用頻度=2回以上見たかどうか、ということだけでした。その結果、知っている内容の配列のページなどの点数は低くなっています。まあ、文中には表れてはいませんが、他にもたくさん見たページはありました。しかし、わざわざ載せるまでもなしというページなため、これらよりは載っているページは掲載の価値がある、と思っているわけですけれども(^^;これからもこんな感じで点数化や評価ありのリンク集も作ってみたいですね。

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ハヤリノ写メール!

先週(4月14日)やたらと更新が遅かったのは、携帯を換えたためです(^^;A

これまで3年ほど使ってきたJフォンの三洋の初代機から、三洋の4代目にレベルアップさせました。できるだけ物持ちをよくしようとがんばってきたのですけども、さすがに3月に文字情報サービス(旧スカイウェブ)の終了で乗換案内が使えなくなったため、やむなく、です。本当は28.8kbps機が安くなるまで待ちたかったんですけども、今週は急な出張があって乗換案内なしに移動するのはやや不安なため、あきらめて慌てて買いに行きました。まあ、旧機種では表示される字がでかいとか馬鹿にされる以上に、メールが1通40文字以下しか打てないため、ちょっと長くなると3通も5通も出して、途中の内容を忘れて同じことを書いてしまう状況にいい加減あきあきしてきたってのもありますな(^^;A

最近のJフォンには、業界2位になった原動力の写メールがついていますけど、やや古めのこの機種にもちゃんとついています。まあ、7万画素ではおもちゃでしかない。ピントもあまあまで、ピンぼけしている感じとJPEG的画質劣化のため、プリクラ以外の用途が見当たりませんね〜私的には、買い換えの値段(7千円。新規ならただだったかな?)と6万色カラーと、割と気に入ったデザインで決めました。

やっぱり液晶はTFTですな。その昔Win95のLet'sNoteを買ったときは液晶は安いDSTNが主流だったんですけど、無理して高いTFT機にしました。これが正解。やっぱり毎日見る画面に、残像の写る反応の鈍いもの、という選択はありえません。携帯の液晶カラーも去年くらいまでは256色とか4096色とかのややいらいらする感じの(早い話が安っぽい)カラーで、これくらいなら白黒の方がええわい!と思っていましたけど、買換機の6万色TFTは美しい!同価格帯なら、JAVAより液晶!

この美しい液晶に、7万画素のJPEG画像は汚らしさがよけ目立ちます。というより、あんまり見ていたくないな。WEB上の携帯の待ち受け画像も、JPEG的べちゃつき感がやたらめだってしまいます。あんまり綺麗すぎるのも問題やね。

で、問題の乗換案内。パソコン版の乗換案内と機能的に同じなのに、なんとただ!これはすごい!そう思ったのは、携帯のウェブサイトって、なぜかほとんどみんな有料ですやん。乗換案内とか、野村證券のバーチャル株式投資とか無料の方が非常に少ない。フリーソフトとシェアウェアの関係もそうですけど、フリーで優れた内容のものが多くなれば、シェアで出すのが恥ずかしく(なるのか(^^;A、単に利用されないだけに)なって少なくなるのに、iモード以来なんでもかんでも有料にすればよいと思っているようですな。携帯で表現できる程度のサイトに100円〜300円?そんな値打ちがあるようには見えまへんで。パソコンウェブから携帯ウェブに入ると、あまりの商業主義に腹が立ちます。

ということで、Jスカイウェブサイトも作ってみようと思い、専用ソフトをダウンロード…おいおい、Jフォンのサイトって、なんでこんなに重いんぢゃ?イメージも結構だがあまりに重すぎるぞ。しかもどこに何があるかわからん。とにかくページを繰るごとに画像がついてきて重い重い…やりすぎや!

そんなこんなで専用ソフトをダウンロード…これまた重いなぁ…どうにかならん?サイズも大きいが動作もあまりに重すぎる。Jスカイ用のHTMLは通常のHTML文法を減らしたものだから、わざわざこれで作らなくてもいいなとすぐに悟る。というより、このページですらエディタで書いてるんだから、携帯程度のページはエディタですぐ書ける。問題はコンテンツ。2キロに抑えるというのが結構難しい。実は私のこのサイトのトップページは携帯でも表示できるんですけど、この徒然日誌のページは多すぎてだめ。そろそろ分割した方がいいかな(^^;A

残念ながら私の機種はJAVAアプリが使えないので、作成動機がおきませんが(^^;、無料の携帯サイトもさらっと作ってみたくなりました。もっとも、通信料2キロ・1ページ2円の携帯上で載せて読める情報や内容って、少なすぎて非常に疑問な感じもしますし、わざわざ見てみようという気になりにくい気もしますな。おもしろいことをなんか思いついたら作ってみます。それまでは乗換案内専用やね。

それにしてもモバイルYahooがJスカイに対応しているのに、Jスカイのメインメニューには登録されていません。これは問題だと思いません?

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