kr_ryo 徒然日誌 <2002年8月11日分>

日曜ホームページ管理者1周年を振り返る
〜初心者がウェブサイトを立ち上げる!まで〜

先週のお約束どおり、1周年を振り返る企画です(^^;Aこの1年、長いようで長かったですねえ(^^;;;この徒然日誌にしても、当初は違う名前(プログラム制作日誌)でしたし、毎週更新でもなかったりするうえ、文章も短い!|index|の下の方にあるネタが初期のものですが、当時は実は日を追うにつれ、微妙に表現や内容をUptoDateなものにしていたりしていました。大幅に内容を増やし、ほぼ毎週新ネタをアップして古いネタはいらわない形式にしたのは、まだ今年の2月の話だったりするんですね〜まだ5か月しか経っていません。

さて今回も狂言回しKを登場させて、Kの物語による「日曜ホームページ管理者1周年を振り返る〜初心者がウェブサイトを立ち上げる!まで〜」をお送りいたしましょう。最後までごゆっくりご覧くださいm(__)m

(CM)

〔日曜プログラマーの部屋〕 kr_ryo's Home Page 毎週日曜更新

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(CM終わり)

2001年の初夏。日曜プログラマーであるKは初めて開発したゲーム「SGW」を世に広めようと企んでいた。そのころKは、毎月かかさず講読していた雑誌「WindowsPawor」に「SGW」が掲載されることを狙っていた。当時「WindowsPawor」にはフリーのゲームからグラフィック、音楽、インターネットと、様々なフリーのソフトが1000も掲載されており、これらのソフトの恩恵をKも受けていた。特にフリーのプログラム開発言語「HPS」はすばらしく、Kの「SGW」もこれで開発されていた。「SGW」はこれらのソフトやフリーソフト界に対する恩返しの意味もあった。

「SGW」のバージョン1が開発された際、Kのインターネットとつながる環境としては愛機「VAOI」についていた100分間インターネット無料体験、というものしかなかった。そこで、Kは「WindowsPawor」編集部のフリーソフト投稿係に「SGW」をメールで添付して投稿した。それからオンラインソフト掲載最大手ページである「VECTAR」にもメールに「SGW」を添付して掲載してもらうよう依頼した。それから遠方の友人Cにもプレイしてもらうよう、メールを送付した。当時約380キロバイト程度あった「SGW」を3通、メールに添付して送付するだけでも結構な時間がかかった。しかしKは満足していた。ようやく「SGW」が日の目を見る!

ところが。「SGW」にバグが見つかったのだ。まだ「WindowsPawor」にも「VECTAR」にも掲載されていない時期であった。Kは大慌てで修正し、再びメールに添付して送付した…おい、なんかめんどうだぞ…

Kはふと考えた。このまま「SGW」がバージョンアップするごとにメールを送り続けるのはなんだか手間が大きい。それに「WindowsPawor」以外の雑誌にも掲載されたらいいな!でもまたメール送るのか…

そこで「ホームページ」を作ることにした。ここに掲載しておけば添付メールを送るよりもよさそうだ。今までインターネットを利用したのはほんの数時間(!)であったKは、本格的にインターネットを利用し、「ホームページ」をつくるぞと決意したのであった…

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(CM終わり)

「ホームページ」をつくるぞ!と決意したKであったが、まず、どうやってつなぐのか、それから、どうやって作るのか、という問題があった。Kは大阪日本橋をうろつき、インターネット接続プロバイダの接続ソフトCD(無料)を取りあさり、「ホームページ」製作本を見て回った。その中で「HTML実践テクニック150選」(傍嶋恵子著、技術評論社、2480円+税)という本を選んだ。

まずプロバイダ。Kはまだ今後どういう経路でインターネットを使うかわからないし、どれ位自分が使うのかもわからないから、できるだけ少ない費用・手間でとにかくインターネットを使えるようにしてみたかった。その観点でプロバイダを選ぶと…

という感じで、結局もらってきたCDは全て没。そんな中でも、

ということでこれまた「WindowsPawor」に掲載されていた接続ソフトのうち接続料完全無料の「doorlive」を選んだ。接続ポイントも市内にあるし、ついでに「TTN」のマイラインも選んだので3分8.8円と異様にお得。さらに「doorlive」は無料なのにメールアドレスももらえ、なんと「ホームページ」も作れるようだ。こりゃたいしたもんだ。これでは普通の通話料+接続料なんて会社は選びようがない。

という感じで、「doorlive」を選んだK。さっそく「ホームページ」をつくり始めた。「実践テクニック」で勉強し、そこに掲載されているテクニックをちりばめてみた。意外と作るのは簡単だったが、中身が問題。「SGW」の紹介ネタはあったものの、それだけではあまりに寂しい。新作の紹介ページも作ってみよう。新作ねえ。。。「SGW2」「三國記」「HITOSRY」かな。それにしてもできるんかいな???まあいいや、理想は高く持とう(^^;

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〔日曜プログラマーの部屋〕 kr_ryo's Home Page 毎週日曜更新

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それにしてもページタイトル何にしよう。う〜ん、ネーミングは悩むんだよね。結局「SGW」もネーミングが見つからずに当たり前なネームになっちゃったし。う〜ん、う〜ん、う〜ん、「K's Home Page」にしよう(爆)おいこら!そのままやんけ(^^;;;まあええか〜

最近のウェブサイトは見た目が重視されている。ところが絵が下手なK。背景も用意できない。いいや、とりあえず「VAOI」カラーで紫にしよう!ちなみにこの時の雰囲気はいまだ「HITOSRY」で生きている。当時は全てのページが紫だった。いかにも手作りな感じだ。

それからそれから、思いつき独り言のページも作ろう。プログラム開発者Kの「プログラム開発日誌」かな。でもあんまり強いこと書けないな。下手なこと書くと「3ちゃんねる」で叩かれそうだ(←そんな有名なページになるんかい!!と突っ込んであげてください。でも当時は、「HPS」プログラマーは結構「3ちゃんねる」で叩かれていたので今だに怖かったりする)

という感じでとりあえずできた「K's Home Page」。まだ毎週日曜更新でもなく、「〔日曜プログラマーの部屋〕」でもなかったりするが、「doorlive」にとうとうアップロードしたのが2001年8月19日であった。この時同時に初めて「SGW」も世に登場した。まだウェブサイトのことを「ホームページ」と慣用(誤用)表現なのにタイトルとしてつけていたことにも気づかず、それよりも何よりも、「K's Home Page」と堂々と私はネ〜ミングセンスありませ〜ん と叫んでいるかのごとくであったが、とりあえずはじまった。はじめたからには終えるまでがんばらねばならない(?)。ちょっとずつ手直ししていこうではないか。この時から「K's Home Page」の歴史がはじまった…

後編に続く。

index

VAIO倒れる!?サポートセンター体験記

久しぶりの2段組です(^^;上の1周年特別企画が結構長かったからいいとはいえ、これに関わったりしますから…もう皆様おなじみのこれまたKを登場させていただきます。。。

ある日の8月9日。仕事帰りに愛機「VAOI」を立ち上げたKは、バッテリ情報が不自然なのに気がついた。残量0%?昨日立ち上げたときに「バッテリーの充電が完了しました」と結構評判のいいらしいお姉さんの声で報告を受けていたが、あれから使ってないぞ。自然放電にしては早すぎるし、ちゃんとシャットダウンしたはずだが?思わずAC電源を引っこ抜くK。ぶつっと「VAOI」の電源が切れた。

マジ!!??( ̄□ ̄;)!!

大慌てでAC電源を接続し、電源ボタンを押すK。無情にも起動画面となってしまった。それにしても急に0%になるなんてどういうわけだ?しかも、その後夜中中充電していたのだが回復する見込みがない。

Kの「VAOI」は2年前購入のWindows2000機でこれまで故障しらずであった。主にWindows2000のバージョンアップ関連で影響があったのだろうか、Fnキー(ノートパソコンにはたいてい何らかのネームでついている特殊キー)を使う特殊機能(キーだけで画面を明るくしたりとか、スリープモードに移行したり)が使えなかたりっとか、電池駆動するとCPU稼働が600Mhzから500Mhzに落ちる省電力モードが使えなかったりとかする細かい点で最近不具合(こんなものはどうせWindowsと本体間の設定が原因だろうし、これは故障といえない)がでていたが、物理的に電池が急速に減ったりとか、充電できなかったりということはこれまでなかった。まず、15インチディスプレイ、重さ3キロ以上の「VAOI」をモバイルする気はサラサラなく、電池は入れておけとマニュアルに書いてあったし、ちょっとした移動に便利だから購入して以来入れっぱなしなわりには、充電容量0%まで使うことは一度しかなかった(その一度はAC電源が実はつながっていなかったため)。しかし、これではちょっとした移動がやりずらい。何とかしないと…

Kは「VAOI」の前には「竹下」の「Let's Notebook(初代)」を使っていた。大事に大事に使っていたのに、1年に1度は修理に出すほどの故障をした。買って2年目で起動しなくなり、3年目でやはり起動しなくなり、4年目で起動しなくなったり、ハードディスクに蟻でも入ったのか、デフラグでハードディスクの不具合領域が異様に増えたりして、それぞれ修理に出したことがあった。起動しないならどうしようもない(T-T)この時Kは、「竹下」でなく名古屋からKの地元に進出していた販売店「ベターウィル」で購入し、保険もかけていた関係で、「ベターウィル」の担当者とやりとりしていた。当然起動しないパソコンは修理に出すしかないということで、即ドナドナ。保険で賄えたため費用はかからないとしても、パソコンのない数週間はキツイ(;_;)帰ってきたパソコンはもちろんハードディスクどころか基盤まで新品で、データなんて初期状態。1年ごとに新品を使う気分。いやじゃああ!

4年目の2000年の春に修理にだし、その頃のゲームももはやWindows95&Pentium120Mhz&メモリ32メガの「Let's Notebook」ではかなり荷が重くなっていた関係で、秋に「VAOI」を購入した。よくフリーズしたWindows95とは異なり、Windows2000はほとんどまったくフリーズしない。便利な世の中になったなあ〜と実感。

ところが当時、Windows2000をいらって遊んでいて、その独自ファイルシステムNTFSに変えたところ、「VAOI」が起動しなくなった。とうとうやってしまったか!しかしこれはWindows2000が原因のような気が…とりあえず買って90日間は「曽爾井」のサポートも受けられるので電話してみよう。

待つこと1時間くらい……?とりあえずつながった。

K「これこれで起動しません。」

サポートセンター(以後SS)「うーん、Windows2000が原因だと思われます。MS社の製品が原因のものはこちらではなんともしようがないんですよ。」

K「そうですねえ、MSに聞いてみます。」

その後、MSのWindows2000サービスパック1を手に入れたり、FAXサービス(そう、このころはまだネットにはつながっていない)を利用したりしたが、原因不明。初心にかえってマニュアルを読んでみよう。

よくマニュアルの追加事項が書かれたチラシ状の紙がマニュアルなどに同封されていることを皆さんもご存じだろう。そのうちの1枚。USB機器接続時の注意という内容の紙の折り込みの内ページに、FAT32からNTFSに変換するときの注意、というこの時のKの不具合解決のどんぴしゃりの内容が書かれていた。復帰方法まで書かれていた。よかった〜

だがしかし。よくチラシを読まなかったKもKだが、そのチラシの内容を指摘できなかったSSもSSだ。90日以降は電話サポートが有料になるらしい。もちろんKは金払ってまでこんなサポートを受ける気にはならなかった。自社製品やろ〜よく勉強してくれ〜〜!それが存在意義やんけ〜!

回想から戻ったK。しかし今度は明らかに電池が原因臭い。しかし修理となったら、またパソコンがドナドナ。昔と違って今はウェブサイト1周年特別企画が控えている。いつ更新かわかりませ〜ん状態になるのは避けたい。しかも記念すべき1周年更新を修理で飛ばすなんてええええ。・°°・(>_<)・°°・。

けれどもとりあえずサポートに頼ろう。今はサポートサイトもネット見れる。ん?メールでは質問できないのか…よくある質問にも出てない(そりゃそうだ(^^;A)電話しろ、か。うーん、また待たされるのか???

しかし今回はサポート電話でなく修理受付。以前のサポートは時間が(あほほど)かかったが、修理受付は10分程度でつながった。

 K「これこれで電池容量が0%になり、充電できません」

SS「電池の劣化が原因かもしれません。バッテリ管理ソフトをご覧いただいて、電池の充電回数は何回くらいですか。」

 K「2回です(フル充電〜フル放電が2回ということ)」

SS「うーん、それでも電池の劣化が原因と思われますが…」

 K「もしかするとメモリ効果ですか?」

SS「メモリ効果とはどういうことでしょうか?」

 K「…(¨;)(この後説明。充電池は継ぎ足し充電をすると、継ぎ足し時点がフル放電時点と認識するため、余った電力分だけ満タン容量が減った計算で充電してしまう。これを繰り返すと、電池が認識している満タン容量がだんだん減っていき、満タンまで充電しているはずなのに持続時間が短くなるという現象。これを避けるには継ぎ足し充電をしないことが大事で、また、メモリ効果が生じている場合にはフル放電を繰り返すのがよいらしい。ややこしい話だが、読売新聞にも2度ほど掲載されていた。ニッカド電池がメモリ効果が激しく、初代「Let's Notebook」にも使われていたニッケル水素電池も結構大きい。おかげで一度しか電池を入れて使わなかった。電池はまださら同然。それから、携帯電話や私の「VAOI」に使われているリチウムイオン電池はメモリ効果が生じにくい電池。生じにくいとはいえ生じることは間違いないため、これが原因ならわかるが、ある日突然0%とは考えにくい)

どうやらサポートの電話の人が変わったようだ。少し待つ。

SS「バッテリ管理ソフトのバッテリ劣化項目をご覧ください。」

 K「100%です」

SS「どうやら劣化しているようです。」

 K「新品が100%だと書いてますよ(-_-メ)」

SS「そうですね(¨;)少々お待ちください。」

「VAOI」のバッテリ管理ソフトのバッテリ劣化項目の100%が新品、というのはわかりずらい。グラフの横に電池の絵があって、100%が新、0%が古、と書かれてはいるが、これとグラフがリンクしているとも書かれていない。そもそも劣化とあって、100%とあれば誰でも劣化率100%だと思ってしまうだろう。ヘルプがあるとはいえわかりにくい表現が原因だが、まあこれをユーザが誤解するなら仕方がない。 SSがそれをいっちゃあおしめえよ!「VAOI」ノート共通の自社ソフトじゃろ〜!!よく勉強しといてくれ〜〜!

結局しばらくやりとりがあって、パソコン本体が原因かもしれないと言われるに及び、さすがにドナドナは避けたいK、とりあえず充電池だけ修理見積もりに出すことに。Kの表現ではそれが表現できたとは思えないが、SSは基本的に丁寧な受け答え・対応でそれなりの好感は持てたうえ、この間土曜日午後で全部(待ち時間込み)で20分程度。ただ、いかんせん、この程度のやりとりでは原因の切り分けもできないし、最終的に持ち込みならば電話対応がほとんど解決につながらないのは厳しい。

しかし充電池の修理なんて…(T-T)多分この分だと消耗品の劣化として扱われるんだろなあ〜ちゃんとマニュアルどおり入れっぱなしにしていたのに…まあ、Kとしては原因が電池劣化の方がよいかもしれない。本体が故障だとかなりキツイものがある。当初電池を入れ換えて試してほしいとSSに要求されたが、さすがに電池の予備はない。バッテリ管理ソフトがちゃんと機能しているとして、抜き差しやら充電率にはちゃんと反応しているうえ、AC電源を抜くと電源が切れるくらいだから0%は間違いないのであろう。もしかすると本体との接触不良かもしれないが、取り出したこともない電池がある日突然0%になったり、前日まで「充電が完了しました」と報告されていたのに、何の状況の変化もないまま接触不良で充電できなくなったりすることがあるのか?それって設計ミスじゃないか???

ということでやや危険な状況にある「VAOI」。メモリ効果だといいんだけど、本体がいかれてたりすると、うーん(T-T)「シャンプ」の「メビウシ」とかだと、メモリ効果についてマニュアルにもはっきり書かれているし、メモリ効果が生じた時用に強制放電の方法まで書かれている。当時「VAOI」の15インチディスプレイに惚れた弱みで何もいえないけど、こんなことになるなんて…それにしてもSSが常に話を電池劣化に持っていこうとするのが気になる。通常の電池劣化なら、残容量が急激に0%になったり、充電できなかったりすることはない。当初はKを充電池はずっと使えるものと勘違いしている客と思っていた節もあるSS。このままKが勘違いしている客で、電池を変えさせられて、あげくに本体がいかれていたりすると、どうするのか。

原因が電池劣化だとしても、マニュアルどおり電池を入れたままAC電源を使い、ほとんど電池駆動をさせなかった状態で2年も持たない電池なら新たに買い換えるメリットがない。そんな程度の電池なら、本格的に電池駆動させていればあっという間に劣化するし、変えてもやはり2年程度だろう。基本的にモバイルしないKには不要である。

さらに電池劣化としてそれがメモリ効果によるならば、他社のように放電機能も備えるべきであろう。けれどもマニュアルどおりの常時挿入使用でこれまた2年も持たないなら、多くの「VAOI」ユーザーが同じような目にあっているはずであるが、あまりそういった話は聞かない。

ということでやはり電池劣化の可能性は低い。急激すぎるし、まったく充電されないというのもおかしい。劣化にせよメモリ効果にせよ、通常の機能低下であって今回のようにある日突然、というのは急激すぎておかしい。やはり本体か、電池の故障か…電池の故障がいいなあ。線が切れてたとか(^^;A本体だと大変だ。修理に出す前にデータバックアップを取らなければならないが、1年以上再インストールしていないので、巨大データが山のようにある(;_;)それよりも何よりも、「Let's Notebook」はモデムがないからこのページの更新はできないし、Windows98以上対象のDelphiも使えない。それは困る。

そんなこんなで緊急特番、「VAOI」倒れる!サポートセンター体験記をお送りしました。こっちの方は…続かないでくれ...ρ(..、)

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