メルベース製作でそれなりの経験値を積み、このDelphi学習記もそろそろ修了に向かう頃がやってきました。思えば夏真っ盛りの頃、いよいよ三國志製作をHSPではやりきれなくなってDelphiを試したのが始まりでした。最初は本を読んで勉強したものの、一番よくわかるようになったのがメルベース製作でした(^^;Aやっぱり実践が一番ですね〜
さて三國志製作がこの学習記の要因でしたが、いよいよ狂言廻しKの卒業検定?三國志をHSP版でできあがっていたところまで作ってみましょう。それでは…
7月はじめてDelphiに触れたころに比べると、さすがにKのDelphiレベルも向上していた。少なくとも「おぶじぇくといんすぺくた」が便利なものであること、何かわからないことがあっても、ヘルプの文言をたぐれば多少は理解できるようになっていた。そこでいよいよHSP版三國志の移植に向かう。
まず、土台であるフォームの調整。それからコマンドメニューの設置。ここら辺まではあっさり、というよりただ単にドラッグ&ドロップだけで作れる。所要時間数秒という早さ。HSPでメインメニューバー(コマンドメニュー)を作ろうと苦労していたことをちらっと思い出すK。あのころはHSP掲示板や色々な制作者さんのプログラムを参考にしてたっけ。デザイン画面がなく、いちいち実行して位置を確認して作成していたHSPに比べて、さすがにデザイン画面もプログラム製作画面も併せ持つ統合環境であるDelphiは、Kの当初目標(「UIとかをつくってるんでねえ!」)をあっさりクリア。
それからメインマップの設置。HSP版の衛星写真を流用。これもドラッグ&ドロップだけ。ああ簡単(´▽`)多少気に入らなくとも、すぐ修正がきく。
それから旗。三國志のページの製作中画面をご覧いただいていた方もいらっしゃると思うが、地図に旗の絵で城=勢力を表している。地図は変わらないが、旗の色はゲーム中に変わる。そのために地図と旗はもちろん別構成にしてある。HSP版では、色々な色の旗を横1列に並べた1枚のビットマップを作っていた。そのうちの一部分を指定して地図上に表示させる。この方法では、勢力の変更による旗の色の変更を、位置の指定に置き換えるだけで表現できて便利な方法である。
ところがところが。これができない(T-T)というのも、旗の絵と地図を重ね合わせると、旗の背景が邪魔である。この背景部分を表示させず、グラフィックの重ね合わせの際に便利なのが背景の透過という機能。一枚の絵のうち、周辺部分の色とか、黒色とか、特定色とかを、透明にしてしまうことができる。HSPでは真っ黒が透過色、Delphiでは周辺色が透過色としてそれぞれ使える。
しかしDelphiでは、どうもグラフィックの一部分を指定して表示させるという機能と、背景を透過させるという機能を併せ持つ機能がない!現在Kはヘルプをサーフィン中(そういえばネットサーフィンという言葉は死語化したらしいですが(^^;)だが、サーフィン中に寝てしまった。う〜ん、ないものはないのか。別の方法を試してみる必要があるのか…早くもつまってしまったKの卒検、おかげで日誌の量も少なくなってしまいましたが(^^;;;今後いかになりましょうか…
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