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クライアントPC調査プログラム 「PC一覧」
 Ver. 1.2f (8/21/2016)

パソコンのハード、OS(アップデート実施日を含む)、アプリケーション(バージョン情報を含む)、HDD診断情報(履歴の記録を含む)などを読み出すことができます。PCのスタートアップに入れてバックグラウンドで実行すると、自動的にHDDの履歴情報が記録されます。

システム管理者の方のために、次のような特長があります。

PC一覧 メイン画面
メイン画面
PC一覧 HDD情報画面
HDD S.M.A.R.T.情報画面
PC一覧 HDD履歴画面
HDD S.M.A.R.T.履歴画面
PC一覧 HDDグラフ画面
HDD S.M.A.R.T.グラフ画面
特長
ウィンドウズパソコンの諸情報を収集し一覧表を作成するための、システム管理者向けの資産管理プログラムです。システム管理をすることになって必要に迫られて作成しました。レジストリは読取専用で開きますので変更されることは一切ありません。

下線部は類似ソフトと比較して特長があると思われる項目です。なお、Windows 9xではWMIをインストールしないと表示されない項目があります。

なお、レジストリの項目を見つけ出すための検索機能も充実しています。
ダウンロード
Vectorからダウンロード

変更点
8/21/2016 Ver. 1.2f 5/25/2010 Ver. 1.2e 4/2/2007 Ver. 1.0c 3/25/2007 Ver. 1.0b 2/20/2007 Ver. 1.0a 1/25/2007 Ver. 1.0 12/15/2006 Ver. 0.6 11/15/2006 Ver. 0.5 10/25/2006 Ver. 0.4 4/5/2006 Ver. 0.3a 11/15/2005 Ver. 0.3 11/28/2004 Ver. 0.2
ハードディスク S.M.A.R.T.情報
ハードディスク診断の機能である S.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)情報を取得します。次の画面を用意しています。
  1. ハードディスク情報表示:各項目の値を表示します(この機能は管理者権限のある状態で実行してください)
  2. ハードディスク履歴表示:履歴を表示します
  3. ハードディスク履歴グラフ:履歴を折れ線グラフとして表示します
注意:
PC一覧 HDD履歴画面
HDD S.M.A.R.T.故障ポップアップ
PC一覧 HDDグラフ画面
HDD S.M.A.R.T.警告ポップアップ
バックグラウンドでの実行方法
pcc.exe、regitems.txt、pcc.ini を同じディレクトリにおき、pcc.exe を実行し、「ファイル>読み出し」で情報を読み出したあと、「ファイル>保存」とします。結果を保存するディレクトリは指定できます(あらかじめ作成しておく必要があります)。

pcc.exe /b とするとバックグラウンドで読み出しと保存を実行してから終了します。pcc.exe /b60 とすると60秒後にバックグラウンドで読み出しと保存を実行して終了します。タイマーの目的は実行中のプログラム(常駐プログラム)をチェックするためです。

ハードディスク情報は管理者権限がないと取得できないので、ユーザに管理者権限がない場合はデータを保存できません。この場合は管理者権限で実行するタスクを設定して毎日同じ時刻にバックグラウンドで実行することが望まれます。こうしてデータを保存しておくと管理者権限がなくても履歴を表示することができます。
pcc.exe /hdd/b120 とすると120秒後にハードディスク情報の読み出しと保存を実行して終了します(PCの一般情報は保存しません)。pcc.exe /pc/b120 とするとハードディスク情報は保存せず、PCの一般情報のみを保存して終了します。

pcc.exe /winny/b120 とするとハードディスク情報とPCの一般情報を保存し、かつSymantecの公開しているWinyAudt.exeをバックグラウンドで実行して終了します。WinyAudt.exeはpcc.exeと同じディレクトリに置きます。結果はpcdataのなかのp2pというディレクトリにおかれます(pcdataのパスは空白を含まないようにしてください)。

パソコン管理者権限別 推奨実行方法
パソコンの管理者権限 パソコン起動時 タスク(管理者権限)
すべてのPCに管理者権限があるとき pcc.exe /b120 なし
すべてのPCに管理者権限がないとき
(一定時刻にハードディスクの温度を記録したいときも)
pcc.exe /pc/b120 pcc.exe /hdd/b
一部のPCに管理者権限がないとき pcc.exe /b120 pcc.exe /hdd/b
(管理者権限がないPCのみ)


メニュー
「項目リスト」は現状の設定ファイルによってどういう項目が読み出されるかを、ウィンドウズのバージョン別に表示します。結果は itemlist.csv という名前でプログラムと同じディレクトリに保存されます。
「一覧表作成」はデータを保存しているディレクトリにこのプログラムをおいて実行します。 itemlist.csv をそのディレクトリにコピーしておくと、それを1行目にコピーして一覧表を作成します。データ以外のCSVファイルは同じディレクトリに置かないでください。

「ファイルバージョン」は1行目にかかれた拡張子に関連付けられたプログラムのバージョンを読み出します。

その他のメニュー項目は、実行いただければわかると思います。
設定例
このソフトは設定ファイルがなくても機能を発揮できますが、設定ファイルを作成すれば機能を追加できます。以下に設定ファイルの例を説明します。

データ保存ディレクトリ(Iniファイル)
[General]
SaveDir=\\servername\pcdata\
SharewareKey=*********

読み出し項目設定ファイル
このプログラムの出力項目は次の順序となります。2番目の自由設定項目については、読み出し項目設定ファイル regitems.txt で指定した項目が順次出力されます。指定方法は説明書を参照ください。
  1. 標準項目
  2. 自由設定項目 →指定方法
  3. アンインストールに登録されている情報
  4. 上記のうちWindows関連の項目
自由設定項目が記述されているレジストリ項目を探し出すためにレジストリ検索機能を持っています。


PC追加情報ファイルpclist2.csv
pclist2.csvという名前でファイルを作成しておくと、集計表作成のときにあわせて1枚の表にすることができます。
このファイルの中身はコンマで区切ったCSVファイルとし、最初の行は項目の名前を記述します。次の行からは各PCの情報ですが、最初の項目は各PCのファイル名から「.csv」をのぞいたもの(ComputerName__WorkGroup)とします。たとえば:
PcName,資産番号,管理者,故障履歴
SK_Sales,S-007,片山,2004/10/21購入
SM_Admin,A-059,森,
設定項目例募集
ウィルス対策ソフトのパターン番号がレジストリのどの項目に記録されているかなどについて、情報提供をお願いします。作者は周辺のPCについて調査を行っていくつかの例を提供していますが、さまざまなメーカのソフトを調べきることができません。regitems.txt に設定した例を作者までお願いします。
使用条件など
「CCPUID - CPU情報自動取得ツール」著作権情報
CPUの種類とクロック周波数を読み出すルーチンには、Cappuccino 氏の「CCPUID - CPU情報自動取得ツール」のソースを使わせていただきました。   どうもありがとうございます。 以下は「CCPUID - CPU情報自動取得ツール」の著作権規定です。

Copyright (c) 2003 Cappuccino All rights reserved.

変更の有無にかかわらず、ソースおよびバイナリ形式の再配布および利用は、
以下の条件を満たしていれば、これを許可する。

1. ソース・コードの再配布は、上記の著作権表示、この条件項目、および、
以下の免責事項を保存しなければならない。

2. バイナリ形式の再配布は、上記の著作権表示、この条件項目、および、以
下の免責事項を、その配布に付随する説明書、あるいはその他の資料のいずれ
かに明記しなければならない。

このソフトウェアは「このままの形で」提供され、明示的あるいは言外の保証
は、商用利用および特定目的への適合に対する言外の保証も含み、またこれら
だけに限らず、存在しない。たとえ以下のような損害の可能性を示唆されてい
たとしても、どのような形にしろこのソフトウェアの利用から発生した問題に
おいて、この著作権者は、(代替製品やサービスの調達; 利用権、データ、あ
るいは利益の損失; あるいは営業の中断を含む、またこれらだけに限らず)直
接的に、間接的に、偶然に、特別に、懲罰上、あるいは、必然的に生じてしま
った損害に対し責任はなく、いかなる責任理論上でも契約の有無に係わらず厳
密な責任はなく、また(過失あるいはその他を含む)不法行為に対しても責任は
ない。



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