ベル打ヘルプ「 1.05 βについて 」 |
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テンキーが無いノート PC などに対応したベル打を用意いたしました。 正式なインストーラの形にまとめるためには、ヘルプなどの変更を行う必要があり、時間がかかるので、まず、プログラムだけをβ版として公開いたします (β版は、プログラムとこのドキュメントを含む、インストール機能付の LHA 自己解凍書庫形式の圧縮ファイルです)。
ベル打 1.00 のインストール後に、1.05 βにバージョンアップします。 なお、ベル打 1.00 のライセンス登録をしていない場合、試用期限が切れていると、1.05 βをご試用いただけません。 正式なバージョンアップ時には、試用期限が更新されるので、それまでお待ちください。 ベル打 1.00 のライセンス登録をしている場合や、試用期限内は、その制限はありません。
ベル打 1.05 βをインストールすると、キー定義ファイル(key.ini)と練習定義ファイル(lesson.ini)が更新されます。 key.ini か lesson.ini をご自身で変更している場合は、事前にバックアップを行ってください。
ベル打 1.00 をインストールしていない場合は、ベル打 1.00 のインストールを行ないます。 << ここをクリックしてベクターのダウンロードページを開き >>、 ベル打 1.00 をダウンロードしてください。 ダウンロードしたファイルを実行してベル打をインストールし、使いかたを覚えてください。
ベル打 1.05 βを<< ここをクリックしてダウンロード >>してください。
ファイルをダウンロードしたら、実行中のベル打 1.00 を終了し、ダウンロードしたファイルを実行してください。 ベル打 1.00 の終了方法は「はじめに・使いかた・終了」をご覧下さい。 インストール時に、他のプログラムが動いていると、インストールに失敗することがあります。 全てのプログラムを終了してから、ファイルを実行してください。 インストールに失敗した場合、他のプログラムが動いていないか確認して、もう一度実行してみてください。
インストールの途中、インストール先のフォルダをたずねられるので、ベル打 1.00 をインストールしたフォルダを指定してください。 ベル打 1.00 のインストール中にインストール先のフォルダとして「C:\Program Files」を指定した場合、ベル打は「C:\Program Files\ベル打」にインストールされています。 その場合、ベル打 1.05 βのインストールでは、「C:\Program Files\ベル打」を指定してください。
自動的にプログラムとドキュメントをコピーし、ベル打を起動します。 インストール後は、ベル打の「ヘルプ」からこのファイルを参照することができるようになります。
ベル打 1.00 から 1.05 β への変更内容を説明します。 ベル打の使いかたについては、「ヘルプ」をご覧ください。
なおこのドキュメントでは、キーを示すときに、その刻印で示す場合は 変換 と表記し、ベル打状態の機能で示す場合は 変換 と表記します。
ベル打を利用するときの手の位置を「設定」の「ポジション」で選択できます。 ベル打 1.00 と同じ「テンキー」(初期値)の他に、「ノート」、「左手」、「右手」があります。 どのポジションでも、ポケベルや携帯電話方式の入力ができる「ベル打の状態」と通常の入力ができる状態を簡単に切り替えて利用できます。
基本的にベル打のキー配列は、全てのポジションで同じです。 1つのポジションを覚えれば、他のポジションでもすぐに利用できます。 なかでもテンキーは独立しているうえに、碁盤の目状にキーが並んでいるため、もっともわかりやすいポジションです。 始めはテンキーを使って、基本的なキー配列を覚えるのが良いでしょう。 テンキーの使いかたについては、ベル打のヘルプをご覧下さい。
また、日本語キーボードと英語キーボード(キーボード左上に半角/全角 がないもの)ではキー配列の一部が異なるので、「設定」の「キーボードの種類」で利用しているキーボードの種類を指定してください (初期値は日本語キーボードです)。 日本語キーボードの場合は、Ctrl や Alt を使ったショートカット( Ctrl + C でコピーなど)を、どのポジションでも利用できます。 しかし、英語キーボードの場合、「左手」と「右手」のポジションで Alt を使うため、 「ベル打の状態」のときには Alt を使ったショートカットが利用できません。 Ctrl を使ったショートカットは利用できます。
以下が、各ポジションと、キーボードの種類による違いについての説明です。
左端には文字、右端には機能キーを配置し、両手の親指だけでベル打を利用できます。 ノート PC などを両手で支えた状態で利用できるので、立ったまま文字入力を行うことができます。 しかし、親指だけで入力する場合、他のポジションほど速く入力することはできません。 普段は他のポジションを使うのが良いでしょう。
ポケベルや携帯電話方式の入力が利用できる「ベル打の状態」のときに - ( 状態 )を押すと、キーボードは通常の状態に戻ります。 通常の状態のときに、 Alt + - を押すとベル打の状態になります。
英語キーボードの場合は -、 ^、 \、 [ の代わりに、 状態 には 0 を、 切替 には - を、 漢字 には = を、 変換 には \ を使います。
半角 全角 |
1 あ |
2 か |
3 さ |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | - 状態 |
^ 切替 |
\ 漢字 |
BS BS |
||||||||||||||||||||||||||||||
Tab | Q た |
W な |
E は |
R | T | Y | U | I | O | P | @ | [ 変換 |
Enter Enter |
|||||||||||||||||||||||||||||||
Caps Lock | A ま |
S や |
D ら |
F | G | H | J | K | L | ; | : | ] | ||||||||||||||||||||||||||||||||
Shift | Z わ |
X ぁ |
C | V | B | N | M | , | . | / | \ | Shift | ||||||||||||||||||||||||||||||||
Ctrl | Win | Alt | 無変換 | 変換 | かな | Alt | Win | Menu | Ctrl |
左手のホームポジションで、ベル打を利用できます。 右手でマウス操作、左手で文字入力が行えるため、快適に作業できます。 ノート PC や、テンキーが無いキーボードにも適しています。
ポケベルや携帯電話方式の入力が利用できる「ベル打の状態」のときに 2 ( 状態 )を押すと、キーボードは通常の状態に戻ります。 通常の状態のときに、 Alt + 2 を押すとベル打の状態になります。
英語キーボードの場合は、「ベル打の状態」のときに 無変換 の代わりに Alt を使います。 そのため、「ベル打の状態」のときには Alt を使ったショートカットは利用できません。
半角 全角 |
1 | 2 状態 |
3 切替 |
4 漢字 |
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | - | ^ | \ | BS | ||||||||||||||||||||||||||||||
Tab | Q | W あ |
E か |
R さ |
T BS |
Y | U | I | O | P | @ | [ | Enter | |||||||||||||||||||||||||||||||
Caps Lock | A | S た |
D な |
F は |
G 変換 |
H | J | K | L | ; | : | ] | ||||||||||||||||||||||||||||||||
Shift | Z | X ま |
C や |
V ら |
B Enter |
N | M | , | . | / | \ | Shift | ||||||||||||||||||||||||||||||||
Ctrl | Win | Alt | 無変換 わ |
ぁ |
変換 | かな | Alt | Win | Menu | Ctrl |
右手のホームポジションで、ベル打を利用できます。 ノート PC や、テンキーが無いキーボードに適しています。
ポケベルや携帯電話方式の入力が利用できる「ベル打の状態」のときに 7 ( 状態 )を押すと、キーボードは通常の状態に戻ります。 通常の状態のときに、 Alt + 7 を押すとベル打の状態になります。
英語キーボードの場合は、「ベル打の状態」のときに 変換 の代わりに Alt を使います。 そのため、「ベル打の状態」のときには Alt を使ったショートカットは利用できません。
半角 全角 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 状態 |
8 切替 |
9 漢字 |
0 | - | ^ | \ | BS | ||||||||||||||||||||||||||||||
Tab | Q | W | E | R | T | Y | U あ |
I か |
O さ |
P BS |
@ | [ | Enter | |||||||||||||||||||||||||||||||
Caps Lock | A | S | D | F | G | H | J た |
K な |
L は |
; 変換 |
: | ] | ||||||||||||||||||||||||||||||||
Shift | Z | X | C | V | B | N | M ま |
, や |
. ら |
/ Enter |
\ | Shift | ||||||||||||||||||||||||||||||||
Ctrl | Win | Alt | 無変換 | わ |
変換 ぁ |
かな | Alt | Win | Menu | Ctrl |
メイン画面と練習画面のデザインを変更しました。
「テンキー」ポジションの場合、数字入力状態に切り替えて数字を入力することができますが、他のポジションでは数字入力状態がありません。 そこで、電話機と同じように数字を入力できる、「数字」モードを追加しました。 各入力モードで 切替 で切り替えて利用できます。 これにともない、携帯電話方式の記号モードから数字を削除しました。
ポジションが「ノート」,「左手」、「右手」でも、ベル打の「練習」を行うことができます。 ただし、「テンキー」ポジションの場合、数字入力状態にするなど、練習画面でも状態を切り替えることができますが、他のポジションではベル打の状態から(通常の状態に)切り替えることはできません。
ベル打 1.00 では、キー定義に無いキーのコンビネーションや、「漢字変換」状態でテンキーの 5 を押すと、 ESC を出力していました。 一方、文字入力中に ESC の入力があると、それまで入力していた文章をクリアするアプリケーションがあり、タイプミスで文章がクリアされてしまう可能性があります。 そのような誤操作を防止するため、 ESC を出力するかどうかをベル打の「設定」画面の「文字定義がないキーには ESC を割り当てる(E)」で変更できるようにしました。 初期状態では、 ESC を出力しないようにチェックを外してあります。 未定義のキーはメイン画面で「(未)」と表示します。 ベル打 1.00 と同じように ESC を出力したい場合はチェックをつけてください。
ベル打の状態で、変換 を押すと漢字変換の状態になりますが、その状態で、 Home と End 、 PgUp と PgDn が入れ替わっていました。 ベル打 1.01βで修正しました。
「設定」画面で「キャンセル」ボタンを押すと、それ以降、状態の変更ができなくなっていました。 ベル打 1.01 βだけで発生します。 ベル打 1.02 βで修正しました。
Windows Me では、ベル打のヘルプ(「はじめに」や「ライセンスについて」など)を表示すると、すべてのウィンドウの書き換えが行われなくなり、Windows がフリーズしているような状態になることがありました。 ベル打 1.03 βで修正しました。
携帯電話方式を利用している場合に、Enter を押しても改行しませんでした。 ベル打 1.01 β 〜 1.03 βで発生します。 ベル打 1.04 βで修正しました。
携帯電話方式を利用している場合に、文字選択中に確定 を押すと改行していました。 ベル打 1.04 βで発生します。 ベル打 1.05 βで修正しました。
正式な公開の予定などは、後日、ホームページ にてお知らせいたします。
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