次のページ   前のページ   目次へ
 

3.1 P-CADによるモデル作成

 加工すべき形状を、ユーザーが設計入力する一つの方法として、最新の3次元形状モデル化技術であるパラトリックフィーチャベース手法を用いるようになっている。

 ユーザーは、図2に示す加工特徴の中から設計しようとする形状を選択する。ユーザーはまず設計面を選び、次にその面に設計すべき加工特徴を選び、その位置、寸法、ならびにその形状の加工方法を図3に示すようなダイヤログボックスによって指定する。

設計の結果得られる図面は、プロダクトデータと呼ばれるデータによって表すこととしており、それを図4のように画面上で視認することができる。引き続いてCAM処理がプロダクトデータをNCプログラムに変換する。

 

 

図3 加工特徴設計ダイヤログボックス

 

 

図4 P-CADで形状モデルを作成した図面例

次のページ   前のページ   目次へ