低レベルなヒトの覚え書き

●特別企画: テキトー電気工作(2): DC1.5V電源の製作(秋月電子通商の出力電圧可変安定化電源キット)


1. イントロダクション

※筆者は、この記事を含む一連の記事の内容について、いかなる保証もいたしておりません。 とりわけ以下の記述には、うっかりすると感電して死んじゃう可能性もある行為に関連しているかもしれない内容が含まれていますので、くれぐれもご注意ください。

私たちの身の回りには、乾電池を電源として動作する機器がたくさんあります。 そうした機器を家庭用コンセントのAC電源で動かそうとするとき、いちばんの問題は、どうやって適当なACアダプタを確保するかということです。 出力電圧を変更可能な「マルチACアダプタ」という製品も市販されていますが、これとて所詮はいくつかの値がプリセットされているだけで、万能ではありません。 たとえば、乾電池2本分の3Vとか、4本分の6Vには、たいていのマルチACアダプタが対応していますが、筆者の知る限り、乾電池1本分の1.5Vに対応した製品はないようです。

そんなふうに、必要とする電圧のACアダプタが見つからないときに役立つのが、秋月電子通商から発売されている「出力電圧可変安定化電源キット」です。
以下においては、このキットについて紹介するとともに、実際の製作例について報告します。

註: 本当は、乾電池1本あたり1.2Vくらいで計算したほうが無難じゃないかとか、定電圧でないACアダプタを安易に使いまわすのは危険だとかいう話もあると思いますが、今はそれは脇に置いておきます。

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R.1: 2008/09/02
Copyright (C) 2008 A.Satoshi