MS-DOS の 知っておくと良いこと

まだ何か落としてることがあるかもしれませんが、あまり多くても気が滅入ります。

 

説明項目 やりかた
内容
more コマンド more test.txt [リターン]

 ファイルの内容をコンソールに表示(ダンプ)します。編集はできません。ファイルを見るには一番手軽な方法です。 ノートパッド ( notepad test.txt [リターン] ) の方法をとることもできるから、必要に応じて使い分けます。

 ※ 非常に似通ったコマンドに type コマンドがあります。

dir /p (dir コマンド) dir /p[リターン]

 dir コマンドを初めて使うことがあったら、 dir [リターン] の代わりに dir /p [リターン] としてみてください。やってみるとふーんなるほど、と分かるので説明しません。

explorer .[リターン] explorer .[リターン]

 気に留めておかないとせっかく便利なのに忘れがちになります。explorer が起動し、カレントディレクトリを、「フォルダ」 として表示できます。「.」 はカレントディレクトリのことを指しています。ごみではありません。

コンソール上のコマンド 「dir」 の、GUI 版(進化形) と説明できます。こんなに気軽に行える命令ですがこれこそ Windows の根幹の一つです。

リダイレクト(Redirect) bcc32 test.cpp > result.txt [リターン] (例)

 すべての命令、というと語弊があるかわかりませんが、コンソール上で コマンドや実行ファイル(.exe)を実行すると、コンソールにメッセージが出てくる場合がありますよね。そのメッセージ(出力) をファイルに出力 するための方法です。それをリダイレクトといいます。これ自体たいした事ないのですがマニアの人が好む専門用語です。(ごめんなさい、あいたたた)。リダイレクトするとコンソールには一切メッセージは出力されず、すべてファイルに出力されます。

 > を用いると 既にあった result.txt の内容は上書きされます。
 >> を用いると、既にあった result.txt に追加されます。

出力先パス(上記例だと result.txt)は何でもよく、拡張子も、なくて構いません。

※ 関連 : パイプ、標準出力、CreatePipe() 関数。

DOSKEY (doskey.com)  下記

 矢印キーの[↑] で、以前におこなったコマンドにさかのぼることができます。[↓] キーも使えるので行ったり来たりもできます。この機能は、システムに組み込むことにより可能になります。

システムに組み込むとは・・・

 Windows98 では、ルートディレクトリ(C:\) のつまり、C:\autoexec.bat に次の一行を加えます(最後良い、いやむしろ最後良い)。

.........(前の行)
C:\WINDOWS\COMMAND\DOSKEY.COM

// 変更して保存。その後、再起動したら有効になります。

※ とりあえず現時点の最後であれば良いので、今後の追加記述の場合に常に この行が最後になるべきか、とかは考えなくてよいです。

 または、コンソール画面を出したら、C:\WINDOWS\COMMAND\DOSKEY.COM [リターン]
とやればその場で組み込まれます。お試しを。

 Windows XP のコンソールでは DOSKEY を組み込まなくてもデフォルトで同様のことができます。ちなみにですが C:\WINDOWS\System32 には doskey.exe があります。

バッチファイル  mybatch.bat [リターン]

  バッチファイルはコンソールを使う人の簡便のためにあるから、積極的に利用してみよう。

あとは なにか
あったでしょうか....

 

 

 

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