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2003年10月27日

 過去の話題のフォローである。

● ダイヤモンドトロン ― ブラウン管ディスプレイ

 残念なことに、本体の古いパソコン(約8年前に購入)が壊れてしまった。感じとしてはハードディスクの障害なのだが、最近は3万円とかで新品のパソコンが手に入るので、もうこれ以上の改造はかなり気が引けてしまう(…などといいながら8年間使ったわけだ)。現在、やはり壊れかけのノートパソコンに接続して使っている。
 単体のディスプレイなので、別のパソコンにも時々は接続するし、役立っている。

● 白色LEDランプ

 現在まったく別の3種のランプを使用している。

▼ LED lenser V2 moon (OPT-7549B)
 均質だが非常に狭いスポットライト。明るいのは約10度の円内で、確かに月のように見える。単三乾電池一本で作動する。スポット光が必要な用途には最適であり、仕事で使用している。高価だが、その価値あり。

▼ LED lenser moon (OPT-7570B)
 小型のLEDランプで、ポピュラーなボタン電池(LR44)4個で作動する。V2 moonと同様のスポットライトだが、照射角はやや広く、そのかわり少し暗め。とはいえ探し物用途には十分に明るく、通常の使用にはかえって使いやすいと思う。

▼ 6 LEDのライト (C&V hyper light)
 単三電池3個で作動する。非常に明るい。スポットではなく中心から緩やかに暗くなり、照射角は十分。光の色、明るさ、維持費の経済性など、よい時代になったものだとつくづく思う。回転させればスイッチが入るタイプで、摩擦が気になったのでロウソクを塗って回転部分を滑りやすくしている。

● ステレオセット

 案の定、主な用途は眠気覚ましの朝のAMラジオ聴取となっている。たまには音楽も聴く。スピーカが良いため満足感は十分である。
 DVDは接続しているテレビがごく普通なものなので、パソコンのDVD再生機能に比べて貧相に見えてしまう。ディジタルの大型画面のテレビが欲しいところだが、あまり鑑賞する暇もないので、さすがにもったいない。しばらくはこのまま、であろう。

● ノートパソコンのクーラー

 冷却用ファンが2つ付いたアルミ製の台「USBで冷える! ノートクーラーパッド」というのを試してみたが、効果はあるものの追いつかない。結局、CPUのアイドル時間を食い尽くす自作ソフトを動作させ、CPUに発熱させてノートパソコン内のファンを常時動作させないと、いずれ止まってしまう。ノートパソコンのファンは常時動作が前提ではないだろうから、寿命を縮めているのではないかと思う。ともかく、快適動作はしている。

● 日本語入力

 VJEは使い続けている。まだ大量の日本語を打ったわけではないので、最終形態とは思えないが、それでも、遠くのキーにあった文字が近くで打てるのは心地よい(問題となるのは日本語配列では「ー」くらいだが)。この、カナ入力の変更機能は普及してほしいと思う。

● パソコン

 パソコンの性能向上競争はまだまだ続いているようだ。しかし、前回(2002年4月)といい、今回(2003年7月)といい、A4ノートパソコンはデスクトップパソコンと性能的にはさほど変わらなくなった。最後の難関(なんでノートパソコンに必要?)と思われた3Dアクセラレータも当たり前になり、ディスク容量も十分。OSもようやくまともになった。
 私の選択基準はワープロなどの基本機能を満たした上で「遊べるかどうか」が問題になる。ゲームももちろんだが、プログラミングできなければ計算機ではない。今のところ、C言語は使えるし、システム関数も素人に解放されているので文句はないが、この、まことにハッピーな状況がいつまで続くか、である。

● 四次元図形

 構想一年、基本形は頭の中ではできているのだが、開発時間がなかなかとれない。牛歩である。コーディングが始まれば苦しさの方が上回るので、構想段階が一番幸せなわけだが、実物を作ってみないと、とんでもない思い違いも分からない。
 図形そのものに関しては、別項で示したのがほぼ全て、あとは表示方法である。座標の算出方法について古い数学公式集などを参照し、足らない部分は自力で補って行く。四次元幾何についてはさすがに直接は載っていないが、二次元幾何→三次元幾何の壁は厚くて、かえって三次元幾何→四次元幾何への拡張は直感が利く。ただし、三次元からの類推だと、四次元幾何のおいしい部分はすっ飛んでいる可能性がある。四次元幾何の実利例は無いことはないのだが、ポピュラーではなく、集大成してくださる奇特な方はおられるのだろうか。ちなみに、今参照しているのは、共立出版の共立数学公式改訂増補(1983)であり、700ページ弱の中で立体幾何学と立体解析幾何学は20ページほどである。