if else文について

最終更新日:2004-07-02.

今回は、if else文についてちょっと。

if文を使うと、条件が満たされているか、そうでないかで
処理を分岐することができます。

if文は、指定した条件が満たされているとき
その後の文やブロックを実行します。

また、その条件が満たされていないときにはelseの後の文やブロックを
実行します。

if ( 条件 ) {
条件が満たされているとき、ここを実行する;
}
else {
条件が満たされていないとき、ここを実行する;
}

実行する文が一つのときは、 { }を省略できます。
また、if文のみを使用して、else文を省略することが
できます。

他にも、elseの直後にif文を指定することもできます。

if ( 条件1 ) {
条件1が満たされているとき、ここを実行する;
}
else if ( 条件2 ) {
条件1が満たされていなくて、条件2が満たされているとき、
ここを実行する;
}
else {
条件1と2が満たされていないとき、ここを実行する;
}

では、ソースにしてみましょう。
+------------------------------------------------------------+
/* filename=no030-1.c */
/* include */
#include <stdio.h>
/* main */
int main( )
{
int i;
/* 1から9まで */
for( i=1; i<=9; i++){
if( i%2==0 ){
if( i%3==0 )
printf("%dは2と3の倍数です。\n", i);
else
printf("%dは2の倍数です。\n", i);
}
else if( i%3==0 )
printf("%dは3の倍数です。\n", i);
else
printf("%dは2や3の倍数ではありません。\n", i);
}
return 0;/* 終了 */
}
+------------------------------------------------------------+

上記をコンパイルして実行すると、以下のように表示されました。
1は2や3の倍数ではありません。
2は2の倍数です。
3は3の倍数です。
4は2の倍数です。
5は2や3の倍数ではありません。
6は2と3の倍数です。
7は2や3の倍数ではありません。
8は2の倍数です。
9は3の倍数です。

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