ten8-125.zip
ten8-125.zip 106,075バイト
このソフトは、8点点字の入力、表示、保存、読み込みができたら…
と思って作りました。
8点点字のデータ形式は、とりあえず、独自のものです。
第1バイト目が通常の6点点字で、NABCC形式のデータです。
第2バイト目が拡張点字78の点を表す専用のデータです。
そのデータは0x20以上の値を使用しているので、
これまで通り、改行コード(0x0d,0x0a)などもそのまま使用できます。
78の点がOFFならば0x20(基本)、
7の点がONならば0x10をプラスし、
8の点がONならば0x01をプラスします。
KGSの点字ディスプレイBN46Xに表示させるために作りました。
また、上記の点字ディスプレイから8点点字が入力できる。
拡張点字の表示位置を上、下から選べるようにした。
漢点字では、上に設定します。
漢点字を表現する場合、拡張点字78の点を押すと
漢点字の07の点になります。
「*.TN8」ファイルのヘッダ内で、「-k=1」のように拡張78の点の表示位置を
指定できるようにした。
フリーで公開されている漢点字変換ソフトKTCONVで変換された「*.KTF」を、
てんじくん8の形式に変換する「KTF2TN8.EXE」を作成、追加した。
また、その逆の処理をする「TN8KTF.EXE」を作成、同梱した。
同梱の「TEN8SUB.BAT」を修正、改善することで、
任意のテキストファイル(*.TXT)をTEN8形式のデータ(TEN8SUB.TN8)に変換することが出来る。
他の点字データと互換性がない点がちょっと…。
今後の課題です。
キー操作などは、本家の「てんじくん」と同じようにした。
一部、取り入れない処理、追加した処理などがある。
編集モードで、'M'キーを押すと滑らかオン・オフが設定できる。
滑らかオンは、漢点字を表示させた状態で、漢字の横の余分な空白を削除する。
音声で滑らか読みさせる場合に有効。
ただ、画面表示と点字ディスプレイのカーソル位置がずれてしまう。
滑らかオフでは、桁数が一致しているので、状況に合わせて使い分けしてください。
それに伴い、MKDIC8.EXE,TEN8.DA2,TEN8.DIC,TEN8KAN.DICを改善、修正、更新した。
設定ファイルTEN8.CFG内で、「-g=0」のようにして、外字符、外国語引用符の
変換処理を行うかどうかが指定できる。
日本語ファイルのときは、オフにした方が良い場合がある。
漢字辞書「TEN8KAN.DIC」(テキストファイル)をユーザが
編集できるように改善、修正した。
漢点字のときの漢字表示が未登録のときに追加してください。
CTRL+F9/F10キーで外字処理の有効・無効が指定できる。
漢字の同じ文字を表す記号(々)が、外字符としてしょりされてしまう
場合に、処理を無効にすると良い。
自動行送りのON/OFFにより、文章を連続読みさせる機能を追加。

また、自動行送りの秒数を指定出来るようにした。
その他。
TEN8用の点字ファイルを、(有)レンテックの点字プリンタTEN-100で
印刷するソフトを開発中。
点字印刷のツールTEN8T100を同梱。
(有)レンテックの点字プリンタTEN-100で8点方式の点字印刷ができる。
・コマンドモードで。
日本語の文章を入力して、それを漢点字に変換する機能を追加。
それには、KTCONVがインストールされている必要があります。
ページ番号付けの機能を追加した。
フリーウェアです。ご使用になる前に必ずドキュメントをお読み下さい。

ten8kan.zip
ten8kan.zip 31,239バイト
ten8kan.dicを更新して圧縮したものです。
改行コードを0x0aのみとしているので、若干ファイルサイズが小さくなっています。

tenpr.htm
このソフトは、TEN8形式の点字データファイル(*.TN8)を、
(有)レンテックの点字プリンタTEN-100で印刷するものです。
接続ポートや設定は、上記の点字ディスプレイと同じものです。
同じラインを切り替えて使います。
TEN8形式の点字データの場合、桁行数により、以下の2種類があります。
桁行数3214は、14行32ますの両面書き。
(裏面の第1行目は印刷しません。)
3218は、18行32ますの片面書きです。
パラメータは、
「ファイル名」、「開始ページ数」、「終了ページ数」、「部数」
を指定します。
もし、ページ数や部数を省略して起動すると、
「開始ページ数」、「終了ページ数」、「部数」等の入力になります。
プロッタモードで処理しますので、
データ量が多くなり、時間がかかるかもしれません。
最大ページ数は10ページにしています。
印刷が途中でストップするようでしたら、終了ページ数を小さくしてください。
更に、BASE形式の点字データ(*.BSE)も印刷できるようにしました。
こちらの桁行数は、3218/3222/3224/3235です。
プリンタモードで、そのままNABCCを送っています。
BASE形式の場合、桁行数3218が両面書きで、その他は片面書きです。
「開始ページ数」に続けて'X'を指定すると、
最初に1ページ分の空白ページを挿入します。
「終了ページ数」に続けて'X'を指定すると、
最後に1ページ分の空白ページを挿入します。
これらは、両面書きの裏面から印刷を開始したり、
表面で印刷を終了させたいときに指定します。
また、印刷部数にマイナスの数を指定すると処理を中止します。
プロッタモードでは、一つの点のデータサイズが4バイトで、
プリンタモードでは1文字が1バイトです。
その他、メッセージを別ファイルに保存することでプログラムを
多少なりとも小さくしました。
データのチェックとして、プリンタに送信する内容を
16進数で特定のファイルに保存することができます。

第5のパラメータに「/P」を指定すると、
キー入力を待たずに終了します。

第2のパラメータに「/T」を指定すると、
桁行数、総ページ数を表示して終了します。

ファイル名の代わりに「/?」を指定するか、
パラメータを省略すると簡単なヘルプを表示します。

フリーウェアです。ご使用になる前に必ずドキュメントをお読み下さい。

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