このページでは,日本も含めた,世界各国で開発されているオンラインソフトを,
いかにして翻訳に役立てることができるか調査研究し,ご報告します。
無料の翻訳ツールって,探すとあるものですね。
こちらもくわしいです。
Placibo オープンソースによる翻訳支援ツール
[翻訳環境]
Localiware
hee氏作。
Microsoft Wordと連携させて使用する本格的な翻訳メモリ。(そして今のところ,フリーウェア!)過去の訳語データから,類似文の検索ができます。
一人で使うシステムも,社内翻訳などのチーム利用環境でも,はたまた,インターネットで公開して不特定多数で訳文データを共有するシステムでも,
技術的には構築可能です。(hee氏のサイトには,「個人利用は自由ですが、企業でご利用いただく際には必ずご連絡ください。/
著作者の許諾を得ないネット環境への登録は不可とします」とありますので,ご注意ください。)
snowさんが詳しい試用レポートを書いていらっしゃいますので,ぜひご覧ください。
[snowさんによる試用レポート]
導入のためには,サーバを構築,管理できる知識を持つ人が一人必要です。といっても,それほど難しくないと思います。サーバは
Apache
と
MYSQL
という,どちらもオープンソース,無料のソフトで作れます。(Windows XP Home editionでも動きます。)
日本中の翻訳者が訳文データを共有するといったプロジェクトが可能になるのではないか,と夢がふくらみました。
キャッツクレイドル(CatsCradle)
ジュリアン・スペンサーさん(Julian Spencer)作。
Webページのローカライズを対象にした無料の翻訳環境。フリーソフトでありながら,翻訳メモリ,用語辞書などを搭載し,
複数の翻訳者による,チーム翻訳でも使用することができます。
複数の言語環境で実際に使用され,簡便なローカライズ環境をすぐに実現できるすぐれものです。
Wordfast
CHAMPOLLION WORDFAST LTD
ワードに組み込む翻訳支援ツールです。セグメント化と翻訳メモリ機能があり,手軽に使えます。
このツール自体はよく出来ているのですが,配布サイトのほうは今ひとつよく分かりませんでした。
http://www.wordfast.org/
のほうが主要なサイトになっているのでしょうか……?