JREについて

 JRE (Java 2 Runtime Environment、Java2実行環境) とは、Javaで作られたソフトを動かすために必要な環境です。VB (Viaual Basic) で作られたソフトを動かすにはVBランタイムが必要なのと同じです。
 ただ、Javaでプログラムを開発するための環境であるJDK (Java2SDKと同義) にはJREが含まれているので、JDK1.4.0以上をインストールしてあれば、あらためてJREを入れる必要はありません (というか、もしよくわからずにJDKとバージョンの異なるJREを入れたりするとトラブルの原因^^; 古いJDKを使っている人は、どうせならJREを入れるのではなくJDKをバージョンアップしてください)。

JREのダウンロード

 JREは、サン・マイクロシステムズ社のJavaサイトで入手できます。最新版は1.4.2_04です。「Java 2 Platform, Standard Edition, v 1.4.2 (J2SE) のダウンロード」というページを見てください。
 ページをスクロールして、「J2SE v 1.4.2_04 JRE」という項を探します。SDKと紛らわしいので、間違えないようにしてください。Javaプログラミングというものをしない完全なエンドユーザーの場合、SDK (開発環境) ではなくJRE (実行環境) でじゅうぶんです。サイズもSDKに比べれば小さいし。

 項目を見つけたら、すぐに「J2SE JRE のダウンロード」を選択するのではなく、まずはその下にある「インストール手順」に目を通しておきましょう。
 次に「J2SE JRE のダウンロード」をクリックして、ダウンロードページ (英語) に飛びます。ページ下部で「Accept」を選択してから「Continue」ボタンを押し、次へ進みます。
 プラットフォーム、つまりOS別にファイルが用意されているので、自分が使っているOSのファイルを選択してください。Windowsの場合、常時接続のかたは「Windows Installation, Multi-language」を、それ以外のかたは「Windows Offline Installation, Multi-language」を選択しましょう。
 前者は全インストールプロセスをオンラインのまま行ないます。こちらのほうが、ダウンロードするファイルの総サイズは小さいと書かれています。
 後者は、いったんファイルを全部ダウンロードしてから、オフラインでインストールする場合に選択します。必要なファイルがすべて含まれているため、ダウンロードは高速マシンで行ない、他の低速マシンにインストールする、あるいは複数台のマシンにインストールするといった場合に適しています。


※ このページの内容は、2004/05/11現在のデータに基づいて記述してあります。