変換手順例 sample case

case03 未完長編(追記無)

『小説』フォルダの『夏』フォルダ内のテキストファイルを変換し、『novel』フォルダに保存します。ファイル名は『summerxx.html』(xx部分は連番)。
→参考:『ファイル構成』

  • 複数ファイルで完結予定の長編
  • ファイル名には連番付き
  • 専用のTopページをつくる
  • 連載中(ストック無し…)

a)ヘッダ・フッタの準備

連番ファイルなので[case02]と同様、sampleの『sl-hdlcss.txt』と『sl-ftdef.txt』をベースにします。
『sl-novel.css』を『novel』フォルダにコピーして、『novel.css』にリネームします。

ヘッダファイル・フッタファイルとも、作品専用トップページへのリンクを書き換えます。

フッタファイルの『End』は最終ページ以外不要なので削除します。
サイトインデックス・サイトマップ・小説ページトップへのリンクは書き換えが必要です。すべて想定より一階層下のフォルダにありますので、『../』を一組ずつ削除します。

今回、『次ページへのリンクがあるもの』と最新ページ用の『次ページへのリンクがないもの』の2種類ずつ用意します。仮に、前者を『hd夏前.txt』『ft夏前.txt』、後者を『hd夏新.txt』『ft夏新.txt』としておきます。

変換後の修正で補うなら『次ページへのリンクがないもの』だけでも構いません。『d)補足事項』にまとめておきますのでご覧ください。

編集前と編集後(『夏前』・『夏新』共通)
ファイル概要編集前編集後
ヘッダファイル作品トップへ<a href="index.html" title="長編目次">↑</a><a href="summer_index.html" title="長編目次">↑</a>
フッタファイル『End』削除<div class="emark">End</div>(なし 1行削除)
作品トップへ<a href="index.html" title="長編目次">↑</a><a href="summer_index.html" title="長編目次">↑</a>
小説トップへ<a href="../index.html"><a href="index.html">
サイトマップへ<a href="../../sitemap.html"><a href="../sitemap.html">
サイトトップへ<a href="../../index.html"><a href="../index.html">
編集前と編集後(『夏新』のみ追加修正)
夏新ヘッダ・フッタ次のページへ<a href="[$base$][$next$].html" title="次頁">→</a>→(aタグ部分削除)

b)変換手順

あなたが執筆時に使用しているのは外部ツールを呼び出せるエディタでしょうか?

「できない」又は「わからない」という方は、普通に『NovelPageMaker』を起動してください。セット項目までトバして大丈夫です。
便利だと思うかどうかは人それぞれですので、全然問題ありません。

「できる」という方、よろしければ登録するツールに『NovelPageMaker』も追加しておいてやってください。『登録した外部ツールに編集中ファイルのフルパスを送る』ということができれば充分です(そのためにファイル一つだけならアイコンにD&D可能なのですこのツール)。
登録方法はエディタによって異なるでしょうから、そちらのヘルプやReadMeを確認してください。

更新分が書き上がったら、きちんと保存して、そのままエディタで『NovelPageMaker』を呼び出します。
無事に起動したときは、念のため変換元の指定ボックスを確認してください。正常な状態であれば、編集していたファイルのフルパスが入っているはずです。

保存先フォルダに『novel』を指定します。
チェックボックスは、『タイトルを置換する』・『段落タグを使用する』を on に、『テキストと同じフォルダ』・『追記を置換する』を off にします。『保存したファイルを開く』はお好みで。
『連番リンク』のテキストボックスには「summer」と入力し、チェックを on にします。

更新最終ページは、ヘッダファイル・フッタファイルにそれぞれ『hd夏新.txt』『ft夏新.txt』を使用して変換します。
「リンク先があると思ってクリックしたらまだファイルがなかった」というのは、読み手ががっかりしますから(少なくとも作者はそうです)。
この状態で『設定保存』ボタンで各種指定内容を保存しておきます。セーブファイルの名前は、ストレートに『夏新.sav』。

更新最終ページ以外や前回更新の最終ページは、ヘッダファイル・フッタファイルにそれぞれ『hd夏前.txt』『ft夏前.txt』をセットして変換。
この設定も『夏前.sav』として保存しておきます。

次回以降更新の際、『設定呼出』ボタンで

  1. 『夏新.sav』呼び出し→最終ページ変換
  2. 『夏前.sav』呼び出し→前回最終ページ(+最終ページ以外)変換

を繰り返します。
完結時、最終ページには次のページがないので『夏新.sav』で変換したままで終了。
更新日時のこともあるので、一番最後に変換した方がいいかもしれませんね。


c)変換結果の修正

基本的には不要です。そのためにヘッダファイルとフッタファイルを2つずつ準備しましたので。
先頭ページ『summer00.html』の前ページへのリンク先は『summer_index.html』となります。そのままで良いと思いますが、ない方が良いと思う場合はリンクを削除してください。


d)補足事項

  • 大前提として、『ストック無しの未完長編で専用フォルダナシは危険かもしれない』という危惧があります(ファイル数が予想不能な場合、後々ファイルの整理に困るかもしれないので)。
    更に言うなら、『summer_index.html』というファイル名は長いんじゃないかという気も(この程度ならわりと見かけますかね…)。
    『例』だということで、どうかご容赦を。
  • ヘッダファイルとフッタファイルを1つずつにする場合、次ページへのリンクを
    『<!--<a href="[$base$][$next$].html"></a>-->→』
    としておくのをオススメ。
    『[$base$][$next$]』の部分は次のファイル名に置き換えられていますが、コメントのため表示はされません。
    次ページをアップしてリンク先ができたら置換(修正)します。
ヘッダ・フッタを1つにする場合、次頁へのリンク
編集・修正対象編集・修正前編集・修正後
ヘッダとフッタ<a href="[$base$][$next$].html">→</a><!--<a href="[$base$][$next$].html"></a>-->→
次頁更新後置換<!--<a (半角空白まで) <a (半角空白まで)
</a>-->→→</a>