【ブラウザで動く放射線・放射能の単位換算ツール(簡易)】 Ver1.6.1.1 (2011/05/25)   
報道やサイトで発表されているさまざまな放射線・放射能値を相互変換できます。
cpm、グレイ、シーベルト、ベクレル、レム(rem)、ラド(rad)、キュリー(Ci)、レントゲン(R)の単位変換・換算。
●javascriptを有効にしてお使いください。


【利用方法】 元となる数値の入力と単位を選択して換算ボタンを押してください。
数値  単位
数値:数値の単位で京兆億万千百やT(テラ),G(ギガ),M(メガ),K(キロ)が入力可能に。例:1京や1.5万テラなど
単位:放射線・放射能の単位。単位の前の●や□は種別の識別用マーク

ベクレル換算用→   放射性物質  食べ物 摂取量(g)
換算放射線量(グレイ)
-
nGy/h(ナノ・グレイ/時)
-
μGy/h(マイクロ・グレイ/時)
-
mGy/h(ミリ・グレイ/時)
-
mGy/y(ミリ・グレイ/年)
換算放射線量(シーベルト)
-
μSv/h(マイクロ・シーベルト/時)
-
mSv/h(ミリ・シーベルト/時)
-
μSv/d(マイクロ・シーベルト/日)
-
mSv/d(ミリ・シーベルト/日)
-
mSv/m(ミリ・シーベルト/月)
-
mSv/y(ミリ・シーベルト/年)
換算放射線量(cpm)
-
cps(放射線カウント数/秒)
-
cpm(放射線カウント数/分)
換算放射能量(ベクレルやキュリー)
-
【 食べた場合の放射性物質として換算 】
Bq/kg(ベクレル/1kg) 
-
-
【 土壌上の放射性物質として換算 】
Bq/m2(ベクレル/平方メーター)
-
【 土壌上の放射性物質として換算 】
Bq/cm2(ベクレル/平方センチメーター)
-
pCi/kg(ピコキュリー/1kg)

【 被曝量と人体の影響についての参考情報 】
(素人の独自調査の情報ですので、値と症状について保証出来かねます)
単位:mSv(ミリ・シーベルト)
たぶん、影響はありません。  
値をどう判断するかは各々個人の判断にお任せします。

【ご注意】
あくまで簡易的な換算なため正確でない事をご理解下さい。換算係数は以下の様になっております。
【 cpmとシーベルト : 120CPM ≒ 1マイクロ・シーベルト/時 】
↑東京日野市のナチュラル研究所の情報に基づきました。
【 グレイとシーベルト : 1Gy ≒ 1.0Sv 】
↑浜岡原子力発電所の緊急時の換算値に変えました。
【 ラドやレム : 1rem=(1/100)Sv、1rad=(1/100)Gy 】
↑昔の単位で、米国などでつかわれています。
【 ベクレルとミリシーベルト : mSv/Bq ≒ ヨウ素131(2.2×10-5) セシウム134(9.6×10-6) セシウム137(1.3×10-5) 】
【 ベクレルとミリシーベルト : ヨウ素134(1.1X10-7)ウラン238(4.4×10-5)プルトニウム239(3.2×10-2) 】
【 ベクレル/面積とミリシーベルトの換算 :  これもIAEA-TECDOC-1162の情報に基づいております 】
「放射線緊急事態時の評価および対応のための一般的手順 (IAEA-TECDOC-1162)」
【 水や海水の重さと容積の換算 : 1g = 1ml = 1cc = 1cm3 としております(海水は比重が違うので不正確です)。 】

【子供たちのことを考えて】
文部科学省の見解を踏まえた上で子供たち事を考えてどちらが正しいか考えてみる時期だと思います。
(データの信憑性はご自分で確認して下さい。原発推進派と反対派で意見が全く違います)

武田邦彦氏(元原子力安全委員会委員)のホームページ
「福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について:文部科学省」
2007 年ICRP 勧告(Publ.103)
「ノーベル賞も受賞した国際的な医師の団体「子供の許容被ばく線量高すぎる」と疑問」
「福島第1原発:子どもは年10ミリシーベルト目安 - 毎日jp(毎日新聞)」
「官房参与の原子力専門家が辞任。子供の年間20mSv被曝は受け入れがたい。 NHKニュース」
「YouTube - 2011.4.24.SUN.福島市環境放射能測定」
私見ですが、文部科学省の値は先に危険な放射能レベルがありきの感が否めません。
子供たちが吸い込む量を考えると計測値の3倍のリスクがあると言う意見もありますし、
放射線業務従事者並の20mSv/年という値が大人子供関係なしに決められているのも問題で、
素人考えですが、放射性ヨウ素を含むことを考えると5mSv/年でも異常だと思います。


【瓦礫の焼却処理について】
今問題になっている全国自治体の瓦礫の焼却処理に付いて。
「武田邦彦 (中部大学): 生活と原発 07 汚染された瓦礫の処理」
「YouTube - 放射性被曝ガレキの処理について環境省に電話した 2011/4/28」
「今のところ何も決まっていない」&「どのぐらいの放射能があるかも分からない」&
「運ぶ方法がない」&「周辺住民や焼却場の作業員の被爆についても考えがない」と無い無い尽くしです。
日本全国が放射能の汚染されてしまったら私たちは国内のものを何も食べることが出来ません。
たとえ基準値以下のガレキでも焼却炉に累積すれば作業員の方は多大な被曝をする恐れがあります。
瓦礫処理もたしかに必要ですが、そんな状態にはなってほしく無いと私は思っています。


原発震災廃棄物・広域処理問題@ まとめ - トップページ
「地方自治体の被災地瓦礫の受け入れについて #seiji | FreeJapan」


【体内被曝に付いての知って欲しい事】
 単純な問題ではない体内被曝に付いて私の知っていることを書かせていただきます。素人意見ですので間違いや誤解があるかも知れませんが、もし問題がありましたらご意見をお寄せください。
 放射性物質には「半減期」という被曝量が半分に減る目安の日数があります。これはヨウ素131で約8日、セシウム137で約30年とすごく幅がありヨウ素131だと約80日で1000分の1まで被曝量は減少するのですが、セシウム137は約300年もかかって1000分の1までやっと減少します。つまり体内被曝の時間はセシウムのほうが長いわけです。
 でも待ってください。腸からの吸収や体内に留まる時間、被曝する場所はどんな違いがあるかも実は重要な問題なのです。
 放射性ヨウ素は大半が甲状腺に溜まるため甲状腺癌などの原因になると言われていて特に子どもの場合に影響が多いと言われています。今の日本の状況とは大きく違いがあり単純比較は出来ませんが、日本の比ではない多量の放射性ヨウ素で被曝したチェルノブイリ近辺では食事違いでヨウ素の量が少ないこともあり子供達に甲状腺癌が急増しました。現状では日本で同じことが起こる可能性は低いと見られていますが、もし危険な状況が考えられる場合には事前に「安定ヨウ素剤」を飲む必要性があります。これはショック症状の問題もありますので必ず医師の指導のもとに飲むようにお願いします。Togetter - 「東大病院放射線治療チームによる「内部被ばくと福島の"牛乳問題”の解説」
 wikipediaによるとセシウムの場合はカリウムと置き換わって筋肉に蓄積されて体外に排出されるまでの100日から200日にわたってガンマ線を放出する危険性が有る様です。これも食べた量と関係するので少しでも危険だと言いませんが累積すること危険は避けるに越したことはありませんが、怖がってばかりでは暮らしていけませんので冷静に判断してください。
 怖がらせてばかりだと何なので、元々地球の自然にある放射性物質は遥か以前から存在していて我々の体の中に存在します。元々常に被曝状態に有るわけです。日本人の体の中にある代表的なものは体重60Kgでカリウム40が4000ベクレル/60Kg、炭素14が2500ベクレル/60Kgで何もしなくても生きている限り常に被曝している状態です。これをどう考えるかですが元々被曝していることをご理解下さい。「TEPCO : 放射線の話 | 放射線コーナーQ&A 自然放射線 Q11」
 実際問題、日本人の40〜50代の人は子供の時に昔の原水爆実験でそこそこ被曝しています。この被曝と自然被曝を合わせても大した影響は無かったようです。そういう意味でも落ち着いて行動しましょう。
 この問題は、今後日本人全員が注意深く考えていくべき事と私は考えます。みなさんの冷静な判断を期待します。

【追記】最近は風評被害という言葉が独り歩きしているのを感じます。
実際問題、放射能は体に極力入れないのが望ましいことで特に食による被曝は子どもが極端に癌のリスクが高いことは間違いありませんので老人と子供を一律に語ってはならない現実です。
風評被害の名のもとに基準値以下とは言え放射能汚染(あえて汚染と書かせていただきます)された食べ物が流通している状況は悲しい事としか言えません。この基準値もかなり怪しい数値であることはご存知だと思いますが、抽出検査しかされていない食べ物の中には基準値を超えているものも混じっていると考えるのが当然です。
私は本当に風評被害と言えるのは、まったく汚染されていないもの(日本全国汚染されていますが、検出レベル以下のもの)が忌避されている場合だけだと思います。
もし、東北地方の風評被害が許せいない方で購入された方は、それらの食物を大人たちだけで食べ子供には食べさせないでください。お願いします。
参考(食べ物に関しての記載が最近多くなっています) →武田邦彦氏(元原子力安全委員会委員)のホームページ
参考 →矢ヶ崎克馬氏(琉球大学名誉教授)の論文「内部被曝の考察(PDF)」


【放射性物質の暫定基準(2011/04/18時点)】
日本国内の暫定基準値を表にまとめたものです。
Bqはベクレルの記号です。

放射性物質 ヨウ素 セシウム ウラン プルトニウム
飲料水 300Bq/1g 200Bq/1g 20Bq/1g 1Bq/1g
飲料水(幼児) 100Bq/1g 200Bq/1g 20Bq/1g 1Bq/1g
乳製品 300Bq/1kg 200Bq/1kg 20Bq/1kg 1Bq/1kg
粉ミルク 100Bq/1kg 200Bq/1kg 20Bq/1kg 1Bq/1kg
牛乳 100Bq/1kg 200Bq/1kg 20Bq/1kg 1Bq/1kg
葉野菜 2000Bq/1kg 500Bq/1kg 100Bq/1kg 10Bq/1kg
肉類 なし? 500Bq/1kg 100Bq/1kg 10Bq/1kg
魚介類 2000Bq/1kg 500Bq/1kg 100Bq/1kg 10Bq/1kg


【関連情報】
換算される値の危険度は様々な情報をご覧なってご自分で判断してください。
掲載情報の単位の期間が毎時/毎年/回など色々有りますので惑わされないようお願いします。

「TEPCO : News | Photos For Press」← 東電の英語サイトですが、国内より写真や動画など豊富です。
「写真・動画ダウンロード|TEPCOニュース|東京電力」← 4/19公開。同日本語のサイトです。
「一般社団法人 サイエンス・メディア・センター Science Media Centre of Japan」

「放射能/放射線測定値[東京都、関東、全国]ガイガーカウンタ、体内被曝、水道水汚染、etc - NAVER まとめ」
「科学雑誌ニュートン-【放射線】どんな種類がある? 人体への影響は?」
「シーベルト - Wikipedia」
「被曝 - Wikipedia」
「シーベルト」や「cpm」 放射線測る単位どう違う  :日本経済新聞
「日本原燃(JNFL)環境モニタリング 解説」
「防災対策について:日立原子力情報」
日常生活と放射線(PDF)
「福島第一原発関連ニュース NHKニュース」
「速報 - 47NEWS(よんななニュース)」
「福島第一原発 衛星写真 DigitalGlobe-Imagery's photostream」
「チェルノブイリ原子力発電所事故 - Wikipedia」
「原発に関するQ&Aまとめ」
「ミリシーベルト」「マイクロシーベルト」とはどんな単位なのか、どのくらいから危険なのか?放射線量計測単位のまとめ - GIGAZINE
「ネイチャー−食べ物や水中のチェルノブイリの遺産」
「放射線量チャート01 : 画像アップロード」
「普段から自然に浴びる量から致死量まで、わかりやすくまとめられた放射線量グラフ : ギズモード・ジャパン」

【計測放射線の情報サイト】
「GEIGERMAP」← 私も参加する全国ストロベリー・リナックス製 USB-GEIGER所持者の計測値掲載サイト。
「全国の放射能濃度一覧」← まとまっていて色々な情報を見ることが出来ます。
「茨城県 放射線テレメータ・インターネット表示局」
「都道府県別環境放射能水準調査結果 福島原発関連情報ミラーサイト - Yahoo! JAPAN」
「群馬県 - 原子力発電所事故に係る本県での放射線量について」
「東京都日野市 ガイガーカウンタによる放射線量測定(個人)」
「女川原子力発電所 モニタリングポスト | 東北電力」
「青森県環境放射線モニタリングシステム」
「新潟県 環境放射線監視テレメータシステム」
「神奈川県 環境放射線モニタリングシステム」
「静岡県/静岡県環境放射線監視センター 現在の環境放射線の状況」

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[更新履歴] 下に行くほど古いです。
1.6.1.1 (2011/05/25) がれきと内部被曝のリンクを追加
1.6.1.0 (2011/05/19) 単位としてレントゲンを追加
1.6.0.1 (2011/05/15) 瓦礫に付いての追加
1.6.0.0 (2011/05/09) 換算の並びを変えて、Bq/cm3、Bq/m3を追加(これまた換算係数が雑です。ご容赦ください)。GEIGERMAPを追加
1.5.0.0 (2011/05/01) Bq/cm2、Bq/km2を追加(簡易なため換算係数が雑です。ご容赦ください)。その他微調整。年間メータの危険値レベルを変更。子供たち,瓦礫について書き加え
1.4.6.3 (2011/04/24) 更に書き加え
1.4.6.2 (2011/04/24) 文部科学省の子供たちの上限値20mSv/年はが異常だと思うので書き加えました。
1.4.6.1 (2011/04/19) 東電が日本向けの「写真・動画ダウンロードサイト」を一般公開したので追加。
1.4.6.0 (2011/04/19) 摂取の暫定値の計算を細分化。ウランとプルトニウムを追加。
1.4.5.3 (2011/04/18) リンクを追加。
1.4.5.2 (2011/04/14) 「被曝量と人体の影響についての参考情報」の追加補正。
1.4.5.1 (2011/04/13) IEでのバグを修正。
1.4.5.0 (2011/04/13) 数値単位のテラ(T)、ギガ(G)、メガ(M)、 キロ(K)に対応。
          目安に単位で「ベクレル/原発の放出量」を追加。現実とは違いますが
          1kg辺りのベクレルと想定して1日で全て食べた場合の被害を計算しています。
1.4.0.0 (2011/04/13) 京、兆の単位に対応。被曝量の参考情報に新しい指標を加えました
          致死量の何倍かを表示するようにしました。
1.3.2.0 (2011/04/06) 摂取に関する暫定基準値の倍率表示を追加。
1.3.1.0 (2011/04/06) 海外の単位としてキュリーを追加。
1.3.0.1 (2011/04/05) 食による被曝危険度メーターを主観で調整。
1.3.0.0 (2011/04/05) 危険度が分かりやすいように色分けしたメーターを追加。
1.2.5.0 (2011/03/31) cps(放射線カウント数/秒)を追加。
1.2.0.0 (2011/03/30) 米国などの単位のrem(レム)とrad(ラド)を追加
1.1.0.0 (2011/03/30) 小数点時のバグを修正
1.0.1.0 (2011/03/27) 短期の被曝の参考情報の表示を変更
1.0.0.0 (2011/03/27) 余りに数値のインフレが激しいので、数値入力で万や億の単位で入力可能に。ヨウ素134、Bq/ml(cc、立方cm)を追加。
          ヨウ素134の線量換算係数が不明なので、とりあえずヨウ素131と同じに。
0.9.5.0 (2011/03/25) 誤字修正 被爆→被曝。短期の影響の表示を一日単位と比較する様にした。
0.9.4.2 (2011/03/24) 表記を少し変更。
0.9.4.1 (2011/03/24) いきなり世の中が過剰な反応になったので、【体内被曝に付いての知って欲しい事】を書き換え。
0.9.4.0 (2011/03/23) 補足変更。カリウム40、炭素14追加。半減期表示の追加。食物が増えたので摂取量を入力式に。
0.9.3.0 (2011/03/22) ベクレル換算に水と全量を追加。食べた場合の体内被曝に付いて補足。
0.9.2.5 (2011/03/21) 年単位被曝の倍率表示。
0.9.2.0 (2011/03/21) セシウム137を追加。逆ベクレル換算表示追加。
0.9.0.0 (2011/03/20) ベクレルの換算(暫定版)に対応。後日修正の可能性大。
0.6.7.0 (2011/03/19) シーベルトの日と月を追加。
0.6.6.0 (2011/03/19) 少し表示を調整。
0.6.5.0 (2011/03/19) 影響表示の値を追加。主にチェルノブイリ。
0.6.0.2 (2011/03/19) 負荷調査のためカウンター追加。放射線量のサイト情報を追加。単位換算値を変更
0.6.0.1 (2011/03/19) タイトル変更。
0.6.0.0 (2011/03/19) バグ修正。表示単位を読みやすく。被曝量と人体の影響の表示を追加
0.5.5.0 (2011/03/18) ENTERキーの誤動作修正
0.5.0.0 (2011/03/17) 公開
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